Vol.665『頭の中は希望が整理されていない⑪』
自分の中からどろどろとした感情や考えがでてきてしまった。
そのどろどろとした感情や考えの下にある本音を感じるのは少し嫌かもしれませんね。
でも、やる価値はあります。
だって、今まで、その感情をひた隠しにして、ないものにして、それなのに、そのドロドロとしたネガティブなエネルギーに影響を受けてきたのですから。
そして、それに対処することで、人生は何倍も軽くなります。
例えば、「あいつ、許せない」という感情があった場合。
その人が自分の目の前からいなくなるという人生を望むこともできますね。
その人がひどい目にあって、成敗されることを願うこともあるかもしれません。
そんな自分を責めたりする人もいますが、ここでは責めずに次に進みましょう。
すべて自分を守るための対策ですから、まずは、その意味を理解すること。
ここが大切です。
その次に、前回も書いたように、自分の本音に気づくことが目標です。
すると、「あの人が嫌いだから、ひどい目にあったらいい」とか「あの人がどこか行けばいい」ということを心底望んでいるのではないことがわかります。
何を望んでいるのか?
究極まで本音を見ていくと、大抵は同じことが出ていきます。
「大切にされたい」
「重要視されたい」
「自分の価値を感じたい」
なども経過の途中ででてきますが、それも通り越すと、本当に求めているのは、「互いを思いあえる人間関係を体験したい」になるはずです。
その手前で、「自己重要感をまずは充実させないと」という考え方もあるかもしれませんが、それを枯渇館からやっていても、遠回りするだけかな、と私は感じています。
どうでしょう?
本当に良い人間関係が築けるなら、その人のことはどうでもよくなりませんか?
もちろん、人生の課題によっては、その人と良い関係を作る必要がある場合もあります。
でも、「良い人間関係を築きたい」というのが自分の希望だとわかれば、それができる環境に移行していくので、その人がいなくなる場合もありますし、自分が移動することもあります。
だから、自分の本当の願いを知ることはとても大事なんですよ。
少し伝わったかな?
続きは次回(^^)。
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