Vol.630 『あなたはハエを何回キル?⑤~とっさに反応しない、というチャレンジ~』
すごく大事なところにきてますね。
私が最近、本当に実感していることは、人の状態が現実を創っているということ。
ただ、心を美しくしようとして、鬱になっている人がいるというのを知ってびっくりしました。
特にインドヨガのような学びをしていると、内面を見つめ、自分の中にある重い感情や概念に向き合います。
私もそうしたものに真摯に向き合うのは大切なのは知っています。
それは自分の中にどんなエネルギーがあるかで、現実ができているからです。
だから、整理、大事でしょ?
ただ、向き合いすぎて、どろどろに疲れてしまったり、誰かを許せない気持ちばかりに目がいって、自分を責め、さらに相手を責め、その感情に疲れてしまう。
さらには、自分の中の重い感情をすべて否定して、その結果、自分に嫌な感情がわいてくるのを否定するので、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまう。
そんなこんなで、スピリチュアル迷子続出かなと感じています。
「誤解があるのかな?」と思うのですが、嫌な感情がわいてくることを否定する必要はありません。
だって、自分の感情は人生の羅針盤なんですよ?
嫌だな、っていうのはきちんと理由があって、教えてくれているのです。
だから、なぜ、それが嫌なのか?
ここが重要です。
それを理解し、できたら、成長の方向、調和の方向にシフトしていくということが私たち3次元で頑張ってやっていくゲームなんです。
私はまだインドヨガの学びを深めていないので、内面を見つめることをどう定義をされているのか正確にはわかりませんが、私がそれを大切だと思っている理由は一つ。
潜在意識の整理整頓、お掃除をして、現実創造がピピっとできる意識を創るため。
そのために、自分の内面にお掃除隊を送り込むのです。
こんなことがいやだったんだよ!
だって、自分もしたかったから!
そういう思いがあることを知る。
できなかった自分やその環境を与えた誰かを責めるのではなく、「それなら〇〇をしてみよう」という意識に変えていく、その状態作りが内面の整理整頓、お掃除なんです。
親への憤り。兄弟姉妹への嫉妬や憎しみ。
手放したほうがいいのは知っているけど、それができない。
捨てようとしても、なくなってくれない。
どうしたらいい?
そんな風に悩んで、苦しんでいるなら、本当はどうしたいのかを本当の本当の自分に聞くこと。
愛してるって言ってほしかったのなら、それを自分で認める。
あんな人嫌い、で人生の終わりまでもっていったら、ずうっと苦しいまま。
許すことは自分を幸せにすることだと私はヒーリングを始めて理解したのですが、許すことが自分を危険な目に合わせてしまうという錯覚を私たちは持っています。
だから、厄介。
でも、そこを乗り越えないと、次のステージ、見えてこないんだよな。
だからさ、思い切って、許しちゃおうよ。
許した先にある、本当の望みを知ってみようよ。
やり方は、なぜ、許せないのか、に向き合う。
本当は何を望んでいるのかを見極める。
和解だったり、理解し合うことだったり、謝り、抱き合うことかもしれない。
まずはそこ、自分に正直になってみたらどうかな・・・・?
自分に正直になる―これが現実創造のキーワード。
これ、わがままに生きる、のとも違うからね。
続きはまた次回。
あんじゅ
または
ヴァ―ニア(サンスクリット語で神の贈り物の意味。インドでいただいてきました。)