東京都三鷹市(みたかし)に、大正から昭和にかけて活躍した作家、山本有三さんが住んでいた邸宅(ていたく)があります。建物(洋館)は記念館として、お庭は公園として公開されています。
洋館、そしてお庭も古き良き時代?の雰囲気が漂(ただよ)っており、なにか、郷愁(きょうしゅう)を感じさせてくれます。

 

お気に入りシーン

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JR三鷹駅(みたかえき)で降りて、すぐそばを流れている「玉川上水」(たまがわじょうすい)沿いの遊歩道を進みます。

 

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駅から数分歩くと、玉川上水に架かる「みたかばし」があります。


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玉川上水沿いの遊歩道を進みます。
上水は、左手に見える樹木の向う側を流れています。

 

玉川上水
江戸市中へ飲料水を供給するために今からおよそ360年前に造られた「上水」(じょうすい)です。多摩(たま)の羽村(はむら)から四谷(よつや)まで全長43kmもあります。水量こそ減(へ)りましたが、いまも静かに流れています。

 

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樹木が生い茂り上水はよくみえません。

所どころで、その姿を見せてくれます。

 

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駅から8分ほど歩くと、上水に架かる「むらさき橋」がみえてきました。


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橋をやり過ごして、真っすぐな遊歩道をさらに進みます。

余談ですが、この道の奥には「井の頭公園」があります。

 

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「山本有三記念館」が進行方向、右手に見えてきました。
 

山本 有三
大正から昭和にかけて活躍した日本の小説家、劇作家、政治家です。
1887年、 栃木県で生まれました。父親は、呉服業を営んでいました。 小学校を卒業すると、父親に商人に学問は無用と東京の呉服屋に丁稚奉公(でっちぼうこう)に出されました。中学に進学したかった彼は、逃げ帰ってきたそうです。
小説「路傍の石」や「真実一路」、戯曲「米百俵」などの作品が有名です。
文化勲章も貰(もら)ったんですって。

 

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門を入ると、木間(このま)越しに洋館の姿が見えます。

 

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洋館の裏側(北側)です。

 

今回は、「館内」には入らないことにしました。

入場料が300円だからです(笑)

井の頭公園を散策する時間も残しておきたいので・・・

 

洋館の右横にある遊歩道を通って奥に進みます。

 

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洋館の南側に入りました。

洋館は左手にあります。後で紹介させていただきます

 

今回は「反時計回り」で散策します。

 

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散策路のそばにある「灯り」です。アンティークな感じが素敵です。

 

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緑をみながら奥へと進みます。

 

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竹林です。それほど本数はありませんが・・・

 

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何かいい感じの「あずまや」です。

 

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木間越しに洋館の正面(南側)が見えています。


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お庭の中の池です。小さいのですが「風情」(ふぜい)があります。

 

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少し接近して撮影した画像です。
見えにくいのですが真ん中あたりに水が流れ落ちています。

 

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お待たせしました? 洋館正面(南側)です。

 

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接近して撮影したものです。

 

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洋館前に飾られている花です。

 

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入ってきた散策路を戻って「入口」に出てきました。

 

玉川上水沿いの遊歩道を辿(たど)って「井の頭公園」まで行って帰ります・・・

 

<コメント>
○ 記念館だけでは物足りない方へ

記念館を出て右方向(三鷹駅とは逆の方向)に5分ほど進むと「万助橋」に出ます。

そこから、「井の頭公園」へ行くか、もしくは「玉川上水」をさらに辿(たど)ることができます。

 

「洋館」のお好きな方へ

以前、アップロードした洋館のボタンを用意しました。

よろしかったらご覧ください(クリック)

 

今日、そして、あしたが・・・素敵な一日でありますように!
2018.09


〔メ モ〕

所 在:
東京都三鷹市下連雀2-12-27

敷地面積:
10畳の部屋×230室相当

主なアクセス
JR「三鷹駅」下車 南口より徒歩12分

 

 繰り返される「日常」・・・

  ふと、自然の息吹(いぶき)を

  感じたくなること

  ありませんか

 遠くて近い・・・

  名園・公園の散策ブログです