Yahoo!ニュースに、「ねとらぼ」さんの記事が上がっていました。
ずいぶん減ってきたんですよね、殺処分。
とっても数字が下がりました。
下がったけど、そこにはいつも数字があるんですよね。
いくつの命が消されたか、の。
昨年は2000でしたって、2000匹のネコが命を絶たれたってことで、
一昨年より3000少ないです、と言われても、
2年で7000匹の命が奪われたってことには違いないわけで・・・。
命を数字化して、増えた減ったと一喜一憂と言うのは違うと思う。
減らしていくしかない現状は、それでも理解できます。
ただ、減ってきたと喜んでる場合じゃない。
だから、何が言いたいかと言うと、
減ってきたーではなく、もっともっとどんどん減るように、自分もできることをしよう!
という、最終目標「殺処分ゼロ」を広めたい、ということです。
そのための、一般にわかりやすい「数字化」は仕方ない。
喜ぶためではなく、その先を見つめるための命の数。
過去にあった「聞いた話」ですが、
親子が犬を保健所に連れてきて、
「引き取ってください」と。
「この子がちゃんと面倒を見ると言ったのに見ないから」と言う親で、
当時、断れない時代にあってその親子は手ぶらで帰路に。
帰りながら「あなたがちゃんと飼えないから、こうなったのよ」という躾っぽい言葉まで。
ちゃんと躾けてるんだな、この親は。
そう思う人が、もしかしたらいるのかもしれません。
そんな人に、この数字化は響かないんでしょうね・・・。
どうしたら、犬猫たちの犠牲がなくなってくれるのか。
私的には、もう人類の悩みとして引きずるしかないです。
ペットブームが去り、現在は高齢犬猫がたくさん。
これから高齢者もどんどんその「数字」を伸ばしていきますから、
一緒にいられない状況も増える予測が成されています。
我が家とて例外ではありません。
優琳は推定6歳。
これまでのうちのワンたちと同じくらいと考えても、
6~7年は一緒にいる予定。
その間に私と相方が同時に倒れたり亡くなったりしたら、
あの性格です、即、優琳は収容、処分、となる危険性もあります。
万が一の時にどうするか。
実はまだ決まっていませんが、当ては2~3ヶ所ありますので、
先送りせず打診してみようと思います。
結局。
殺処分をもっともっと減らしていくために、
目の前の命に全責任を負いましょう。
そこからですよね。
保護犬、保護猫を家族に。
そんな選択をしてくださる方も、
たーくさん、いてくれたら嬉しいです。


