もう梅雨入りですね
雨や曇りの日が多い季節ですが、もうすでに5月頃から紫外線は強くなっています。
曇りの日でも紫外線の70%くらいは地上に届くので、天気が悪くても日焼け止めは必須ですよ
日焼け止めを選ぶ時はどうしてもSPF値だけを気にしてしまいますが、SPFが高いものが良いとは限りません。
特に、肌の弱い方や色白の方、お子さんのいる方は要注意
日焼け止めは大まかに分けて3種類あります
・紫外線散乱剤
・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤&吸収剤混合
目的別に使い分けたいですね
各日焼け止めの特徴とメリットデメリットを書いておきます。
紫外線散乱剤
酸化チタンや酸化亜鉛などといった白色で非常に微細な金属の粒子のことです。
それらの金属粒子で肌を覆い“物理的”に紫外線を反射もしくは散乱させることによって紫外線をカットします。(ノンケミカル)
メリット
・化学変化を起こさないため、肌への負担が少ない
そのため、小さいお子さんや肌の弱い方も安心して使用できる
・肌についている限りは紫外線をカットし続ける
・石鹸やボディソープで比較的簡単に落とせる
デメリット
・物理的に肌を守るため、一定量が必要
・落ちやすいためプールや海に入った場合は塗り直したほうが良い
紫外線吸収剤
紫外線を吸収・それを熱エネルギーに変化させて放出するという“科学的”な方法を取ります。(ケミカル)
メリット
・ウォータープルーフのものが多い
・高いSPF値が出る
デメリット
・肌の上に化学変化を起こすので、肌に負担がかかりやすい
・ウォータープルーフであっても約2時間ごとに塗りなおす必要がある
・石鹸やボディソープで落ちにくく、肌に負担がかかりやすい
市販されているものでは、子供用」や「敏感肌用」は物理的に肌を守る散乱剤が使用されているものが多いです。SPF値が高く(法的なSPF値上限は50)リゾート用のものには吸収剤が使用されている可能性が高いですね。
ちなみにキラ化粧品の日焼け止めは、ホワイトUV、デイリーブロック、ボディディフェンス、全て肌に負担のすくない紫外線散乱剤を使用しています。