2024年3月14日、久々に銀地金価格1g130円突破としましたが

実は間違い、3月5日に1g130円を突破していました。

その後、1g130円前後を行ったり来たりとしていましたが

1円以上超えて1g133.54円となった日が3月14日でした。

3月下旬以降、銀地金価格は上昇傾向を加速させ、4月3日に1g140円を突破。

とうとう、本日4月9日には1g150円も突破して1g152.24円となりました。

 

銀地金価格が1g150円を突破したことは過去2007年まで一度もありません。

参照:地金価格推移2023

銀地金価格を1993年まで調べましたが

やはり、1g150円を突破したことはありません。

伝説のコイン専門誌、ボナンザ:昭和44年6月号

1979〜1980年、ハント兄弟の買い占めにより銀地金価格が高騰、1オンス50ドル突破

と紹介しましたが、1オンス50ドル・1ドル200円・消費税0%(導入前)で計算すると

1g300円を超えてしまうため、今回の1g152.24円は国内最高値ではないはず・・・

事実、https://www.fujifilm.co.jp/によると1980年1月に銀地金価格は

1kg34万6000円=1g346円を記録していました。

 

さて、自分が金・プラチナ・銀地金を購入した2018年と比べてみると

金:1g5000円程度→1g1万2000円程度・・・2.40倍

プラチナ:1g3500円程度→1g5000円程度・・・1.43倍

銀:1g60円程度→1g150円程度・・・2.50倍

なんと!現時点では銀地金が最も高騰したことになります!!

但し、以上はあくまで売値の話、銀地金は売値と買値の差が大きく

しかも、買取を行っている地金商が地元にはないため

銀地金が資産保全にとって不利である事実に変わりはありません。

参照:銀(シルバー)は金(ゴールド)の代りになるか?

 

とはいえ、銀地金や銀貨を持っている立場として

銀地金価格は下がるより上がる方が良いに決まっています。

更に、銀地金が注目されて売買が盛んになれば売値と買値の差は縮み

そして、地元の地金商も銀地金の買取に積極的になるかもしれません。