昨日3月20日にはA.W.主催第32回マンスリーeオークションの締切でした。

丁度2週間前の3月6日から入札開始、その当日にもかかわらず

と表示されていたので驚きました、しばらくすると修正されましたが。

 

今回の出品数は951ロット( コイン・メダル以外、更に、出品取消も含む)。 

前回の987ロットから更に減りました。

是非欲しいものはなく割安なら欲しいものが3枚。

入札はしましたが落札できず2022年11月からマンスリーeオークション落札なし継続中!

 

さて、今回の注目はこれ↓

SWITZERLAND Bern ベルン AR Medal ND(1760)PCGS-SP61

このメダルは2023年1月に落札されたものですが

その時も今回も何を記念するメダルかについて全く説明がありません。

スイスのベルンでは1667年から毎年の聖木曜日(参照:聖木曜日のMaundy Set

大評議会16人委員会にメダルが送られていますが、そうしたメダルの一つのようです。

参照:https://leunumismatik.com/de/lot/24/2338

今回のメダルは彫刻師Jean Dassierによるデザイン、彼の生没は1676~1763年。

このため、年号はないものの製造は1760年とも1742年以降ともさています。

こんな馴染みがないメダルですが、前回の落札価格は18万1000円

 

海外の落札価格を調べたところ、非スラブ入ばかりでしたが、今回のものと同品質では

最安値275スイス・フラン:https://www.numisbids.com/

手数料20%・1スイス・フラン125円として円建手数料抜3万7162円相当

最高値1400スイス・フラン:https://www.numisbids.com/

手数料22.5%・1スイス・フラン125円として円建手数料抜19万3131円相当

変動が極めて大きいのですが、中央値は11万5146円

この中央値に対して前回の落札価格は1.57倍に相当します。

 

果たして、今回の落札価格がいくらになるか、注目していたところ・・・14万5000円

 

著名でない人物のメダルをスラブ入にすると価格は?

メダル出世物語、定番シリーズではないもの編で指摘したとおり

国内で馴染みがないメダルでもスラブ入にすると落札価格は上昇しますが

そんな高騰したメダルも短期保有で出品すると落札価格は下落してしまうようです。