自分が言う超高額とは50万円以上、短期保有とは2022年落札→2023年出品です。

 

GERMANY Regensburg レゲンスブルク Taler 1792 NGC-MS61

1.02倍となりました。

 

TURKEY トルコ 500Kurush AH1293(1876) NGC-MS64

1.42倍となりました。

 

JERSEY 4Shillings in Gold (1937) NGC-PF65 Ultra Cameo

INA Retro Issueを御存知ですか?で紹介したファンタジーコイン。

いくら調べても過去の落札記録が見つからないため、相場というものが分からない代物。

0.43倍となりました、つまり、半値未満です。

相場が分からないので、割安かどうか、なんとも言えませんが。

 

Roman Empire AV Aureus Nero AD54~68 NGC-Ch VF“Strike4/5 Surface4/5“

0.38倍となりました。

同様なコインで過去の落札記録を調べると、国内では40万円と45万円

海外では3525ドル(円建手数料抜35万2500円相当)

https://coins.ha.com/itm/ancients/roman-imperial/ancients-nero-

いずれも2017〜2018年の記録ですから最近のコイン高騰を反映していません。

今回の落札価格が割安かどうかはともかく、50万円を超えるコインの割には

女神ジュピターの顔が気に入らなかったので自分は参戦を見送りました。

 

いかがでしょう?

 

現在、A.W.ではスラブ入の場合、落札手数料10%・出品手数料5%ですから

採算ラインは1.18倍になります。

参照:手数料が落札価格変動%と損益%の関係に与える影響

採算ラインを突破したものは4枚中たったの1枚(25%)。

短期保有で出品したら・・・で検討した際

採算ラインを突破したものは23枚中10枚、約44%でしたが

この際も超高額コインは採算ラインを突破できず

その超高額コインを除いた22枚中で採算ラインを突破したものは10枚、約45%

中長期保有で出品した場合、採算ラインを突破したものは8枚中7枚、約88%

今回の検討は数が少ないので断定はできませんが

短期保有で出品は不利超高額コイン短期保有で出品は更に不利という事を示唆しています。

 

超高額コインは超高額ゆえ下落した場合に損失が極めて大きくなる恐れがあります。

例えば、4番目のコインでは損失が100万円を超えていると思います。

私見ですが、超高額で落札するなら一生手放すつもりがないものに限るべきでしょう。