自分がコイン収集を始めた2018年、落札手数料は10%でしたが

2020年、泰星コイン主催大規模オークションでは15%(消費税込16.5%)となり

参照:泰星オークション2020、落札手数料16.5%で大丈夫

2022年、銀座コイン主催するオークションでも15%(16.5%)となりました。

参照:銀座コイン、落札手数料15%へ:本日2本目

 

一方、落札成立時の出品手数料は10%(11%)が一般的でしたが

泰星コインではコインのプレミアムにより0~10%で変動し

特に稀少なコインについては泰星コインが出品手数料を支払うそうです。

参照:https://www.taiseicoins.com/auction/

銀座コインでは2022年から5%(5.5%)になっています。

*A.W.でもスラブ入は5%(5.5%)のことあり

 

オークションによって異なる落札時・出品時の手数料

落札価格の変動%と売却時の損益%の関係に与える影響を検討してみました。

その結果、当然ではありますが

落札手数料=10%→出品手数料=5%が最も得

落札手数料=15%→出品手数料=10%が最も損

落札価格が同じ場合の損失は15% vs. 24%9%の違い

元を取るための落札価格上昇は18% vs. 31%13%の違いとなりました。

 

詳しいデータは下記の通り、消費税は10%としています。

 

横軸:変動%=(売却時落札価格-入手時落札価格)/入手時落札価格x100

縦軸:損益%=売却時損益/入手時総額x100

 

落札手数料=10%→出品手数料=10%

落札価格に変動なし→横軸:変動%=0%縦軸:損益%≒-20%20%の損失

採算ライン→縦軸:損益%=0%横軸:変動%≒+25%25%の落札価格上昇

 

落札手数料=10%→出品手数料=5%

落札価格に変動なし→横軸:変動%=0%縦軸:損益%≒-15%15%の損失

採算ライン→縦軸:損益%=0%横軸:変動%≒+18%18%の落札価格上昇

 

落札手数料=15%→出品手数料=5%

落札価格に変動なし→横軸:変動%=0%縦軸:損益%≒-19%19%の損失

採算ライン→縦軸:損益%=0%横軸:変動%≒+24%24%の落札価格上昇

 

落札手数料=15%→出品手数料=10%

落札価格に変動なし→横軸:変動%=0%縦軸:損益%≒-24%24%の損失

採算ライン→縦軸:損益%=0%横軸:変動%≒+31%31%の落札価格上昇