訳あり鑑定コイン(Details鑑定コイン)はたった2ケースしかなく
しかも、同一コインによるものでした。
改めて自分の記録を精査したところ、他にも訳あり鑑定コインのケースがありました。
そこで、今回は訳あり鑑定コインと数字付鑑定コインで落札価格の変動を比較します。
メダルはコインではないので除外し、古代コインは元々数字が付かないので除外しました。
なお、採算ラインは国内→国内で25%、海外→国内で35%とします。
参照:落札価格の変動と損益の変動、その気になる関係は?・海外→国内での採算ライン
訳あり鑑定コイン10ケース:採算あり2ケース(20%)
数字付鑑定コイン29ケース:採算あり20ケース(約69%)
金貨は黄、海外落札→国内出品は薄青、採算が取れていないものは赤字
訳あり鑑定コインで採算が取れたケースの%は数字付鑑定コインと比べて1/3にも満たない!
ここまで差があるとは、正直、驚きました!!
また、数字付鑑定コインで価格が下がったケースはわずか約3.4%しかありませんが
訳あり鑑定コインではその10倍を超えた40%のケースで価格が下がっています。
この差にも驚きました!!!
訳ありでないものは非常に高値なので、訳ありでもよいので安値で入手したい。
そういう思い入れが深いコインに限って訳ありを選択した方がよいでしょう。
Gallery Details of Silver CoinsやGallery Details of Gold Coinsでレポートしたように
UNC DetailsならAU50-58程度、AU DetailsならXF40-45程度
というようにワンランク下の価格で入手できる機会があると思います。
安値であれば趣味として許されるでしょうし
安値であればこそ採算が取れなくても大きな損失を回避することができるでしょう。