元を取るため、つまり、損益なしとなるためには

落札価格が約25%上昇することが必要でした。

資産保全としてコイン収集:本日2本目で検討したところ

入手時と売却時の落札価格が同じ、つまり、変動が全くなければ

損失は入手時総額(落札価格+手数料)の約20%でした。

 

今回は落札価格の変動%と売却時の損益%の関係を詳細に検討してみます。

 

手数料=10%(落札時も出品時も)、消費税=10%

横軸:変動%=(売却時落札価格-入手時落札価格)/入手時落札価格x100

縦軸:損益%=売却時損益/入手時総額x100

損益なしとなる時(損益%=0%)、落札価格の変動%は+25%程度

入手時と売却時の落札価格が同じ時(変動%=0%)、損益%は-20%程度

であることが確認できます。

一方、落札価格が2倍になると(変動%=100%)損益%は+60%

そして、落札価格が1/2倍になると(変動%=-50%)損益%は-60%

つまり、2倍になった時と1/2倍になった時で損益%のバランスが取れています。

 

更に、現実的に考えてみます。

過去の落札価格から相場を想定すると

相場上限が相場下限の2倍程度になることがよくあります(例:10万円~20万円)。

①相場上限(20万円)で落札

自分が出品した時に落札価格が下がる可能性が高くなりますが、相場が維持されていれば

変動%は-50~0%と予測され、損益%は-60~-20%と見込むことができます。

②相場下限(10万円)で落札

自分が出品した時に落札価格が上がる可能性が高くなりますが、相場が維持されていれば

変動%は0〜100%と予測され、損益%は-20~+60%と見込むことができます。

③相場中央(15万円)で落札

変動%は-33~+33%と予測され、損益%は-46~+6.6%と見込むことができます。