びわ湖ホールでの鈴木優人さんのチェンバロ・リサイタルに行ってきた。びわ湖ホール小ホール。2022年1月9日。(この感想を書いたのは3月6日)
曲目は以下。
いろんなチェンバロ曲があり、鈴木さんへの委嘱作品もあった。どれも美しくやわらかい音。
でも、最後の「J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ」が最高に素晴らしかった。きらびやかで力強いチェンバロの豊かな音が小ホールにダイレクトに広がる。いろいろな曲のなかで、ガチなバッハが似合うと思った
アンコールは以下。
J.S.バッハ:イギリス組曲 第2番 サラバンド
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ Kk 461 ハ長調
やわらかなリサイタルが最後にドカンとひっくり返る。いや、やるねえ。昨年、鈴木優人さんの弾く平均律第一巻を聴いたけれど、あれも大変聴きごたえがあった。つぎはゴールドベルグぐらいを聴きたい。