三丁目の夕日で偲ぶ~ | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。



山田洋二監督が選ぶ100本の名画シリーズで
昨夜「三丁目の夕日」を再び観ました。

もう、何回観た事でしょう。

テレビの司会役の山本信也監督と小野アナウンサーの
案内がいつも温かく心に響いて来て実にイイ
やはり、見入ってしまいました・・・

ブログを綴り始めた頃のこの映画への思いはこちら



もう映画の内容を説明するまでもありませんが
確かに自分が10歳の頃、東京タワーが足元から
立ち上がっていく様子を極く身近に観て暮らしていました。

あの映画に出て来るオカッパ頭の女の子はまさしく当時の自分の姿です!

ストーリーでは男の子ばかりが目立っていましたが
女の子2人連れで遊びふける姿が
町の背景に溶け込んでいました。

この映画の人々の哀歓と可笑しさの入り混じる人間模様には
何度観ても、共感と哀惜の涙が滲んで来ます。


先日、友と訪ねて行った愛宕山のNHK放送博物館を思い出し
その場所から当時は電波が発せられていた事に
改めて懐かしさを感じました。

東麻布(当時は飯倉とか森元町と言いました。)の家に
テレビが届いたのも、あの映画の頃と同じです。

あんなに大勢近所の皆が観に集まっては来ませんでしたが
大人も子供も力道山のカラテ・チョップに熱狂したものです。

あぁ、懐かしく愛おしい古き善き時代よ!


丁度、今朝は ブログで知り合えた高校時代の一期後輩の方がアップした
40年ぶりに開いた部活のOB会の写真を見て
だれがだれやら判らないほどの年月の経過。

遠い素敵な日々を、しみじみ懐かしく思い浮かべました。





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