東麻布は私にとって「三丁目の夕日」そのもの | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

またもや、テレビからの話題。 アド街ック「東麻布」に釣られて見てみたら

まるで芸能人御用達の店ばかり、「大人の隠れ家」なんて表現がどうも・・・

芝浦から少し都会の雰囲気の東麻布(当時は飯倉という地名であった)に移り住んで幼少期を過ごした思い出は、まるで映画「三丁目の夕日」そのものだった。

世代が変わってしまったかも知れないが、幼馴染の経営する店の紹介で

其の懐かしい店主の顔にでも出会えればとの思いを裏切られてしまったか・・・

30ランクイン・スポットの内、「日進」(当時は肉屋のみ)だけ見覚えがあった。

当時から外国の匂いを感じられる店でのお使いは結構緊張を伴ったものだった。

一方小学生の頃、密かに恋心を感じた”フツーの肉屋のおにいちゃん” 店先でコロッケを揚げる手元に見とれていたっけなぁ、私にとっての東麻布商店街はそんな庶民的な場所だった・・・


そうか、そんなにお洒落なエリアに変貌したのか!

歩いていて気後れがする程のよその街、 それはそれで良いではないか。

中学・高校と過ごした麻布十番も六本木ヒルズ開発のお陰で僅かな青春の思い出が辿れる程度となった。


そう考えると、現在住んでいる開発された伊豆のエリアも昔からの住人にすれば同じ様な印象を齎しているのかもしれない・・・


次回は其の頃から憧れ始めた”外国”への思いを連ねてみたいと思ってます。