300の系譜
こんばんは。ゆうづるです。
今年も早いもので3月になりました。今日は3月1日=301ということで日付シリーズをお届けしたいと思います。
九州の電気機関車といえば何故か300番台が付与されることが多く、最新鋭のEF510も九州向けは300番台になりました。
国鉄時代から脈々と続くこの系譜をEF510が継いだのは偶然の産物なのでしょうか?あるいは「既定路線」だったのでしょうか?
興味深いところではあります。
ということで300の系譜トップナンバー車の写真です。
ED75 301 1965年にED73の増備の形で九州向けに開発されたED76と共に登場しました。
11両の小世帯でしたのであまり目立たない存在でしたがブルトレ等の牽引にも結構充当され「それなりの」存在感は出ていたかと思います。
JRに継承されることなく1986年に全車廃車されました。
EF81 301 1973年に関門トンネル列車増強用として当時の交直流機標準形式として増備されていたEF81の300番台として製造されました。関門トンネルの塩害対策で構体をステンレス鋼としたのが大きな特徴です。
新造から5年後の1978年に関東地方にコンバートされ、その際に交直流機標準色の赤13号に塗装されました。
その後関門区間に復帰し、関門トンネルはもとより九州各地を駆け回りました。
2015年に廃車されましたがすぐには解体されず「保存か?」の期待も高まりましたが、結局2020年に解体されてしまいました。
EF510-301 2021年に老朽化したED76・EF81の後継機として登場しました。JR貨物はかねてから九州地区の新型機関車の製造を模索していましたが、最終的に交直流機関車として独自に開発したEF510の技術を継承した形となりました。
交流区間しか走らない交直流機関車です。
現在増備が続いており2023年度末には8両配置となります。最終的には2025年までにあと9両新製され総数17両となり、国鉄型機関車を置き換える計画となっております。
301の日に投稿しようと頑張りましたが日を跨いで302の日の投稿になってしまいました…(どうでもいいか…)
それではまた。