こんにちは、きのとんです
ご訪問頂きありがとうございます
”軽度の自閉あり”と診断された
4歳年中の男の子の
育児絵日記を描いています
はじめましての方
登場人物について
あっくんのこれまでの発達に関して
3才3ヶ月で幼稚園に入園した時、
発達の遅れが見られ
療育にも通ってはいたものの、
私自身、あっくんが『発達障害』であるとは
思ってもいませんでした。
そして現在は
園長先生に要請され、
園にサポートに入る話を
描いています。
前回の話
※「登場人物について」の絵を更新しました！
今後園の話を描いていくにあたり、
今まで名前をつけていなかった先生に名前を付けたり、
あっくんのクラスの名前を『イヌ組』としました！
※登場する先生や園児の名前は全て仮名です。
身バレ防止のためにフェイクも交えて描いています。
これはもっとずっと後に気付いた事なんですが…
あっくんはその場から逃げたい時に、
「トイレ」と言って
トイレに逃げようとする事があります。
（本当にトイレしたいわけではなく）
だから恐らくこの時も、
苦手だったよっちゃんが絡んできて、
逃げたかったんじゃないか…？
と今となっては思います…
私自身は、
嫌な事があっても嫌と言えない、
逃げたくても逃げられない、
という人間で…
まぁ、世代的な物もある？のか、
『逃げる＝悪い事』
みたいなイメージもありました
（嫌と言えていれば避けられたかもしれない
嫌がらせも受けたり…）
『逃げる事は悪い事じゃない』
と知ったのは大人になってからでした
そう思ってはいても、
子育てが始まると、
自分の子どもの頃に染みついている感覚で、
『誰とでも仲良くしなきゃいけない』
って感じに思ってたけど、
『別に苦手な子と無理に付き合う必要はない』
んだよね…
子供だからみんなと仲良くしなきゃいけないなんて
理屈もない。
先生は立場上、
『みんなと仲良くしましょう』
って事を言うとは思うけど…
親であれば、
『嫌だったら嫌って言ってもいいし、
無理に付き合う必要はないんだよ』
って事を伝えられるようにしたいなと思いました
嫌な気持ちを主張したり、
苦手な子と距離を置く、
という事が出来るのは良い事と、
療育の先生や発達病院の先生に言われて
ハッとして気付けました…
（自己主張すると孤立する恐れもあるけど、
それはおそらく伝え方の問題で、自己主張＝孤立ではないよね。）
でもこの時既に、
”嫌な事があった時にトイレに逃げ込む”
という術を持っていたあっくんは大したものだな、
と我が子ながら思いました
まぁ、トイレならドアの開け閉めして遊べるって
分かってたからかな…？
これは他の人からすると
何してるんだ？って思うような事だけど、
あっくんにとっては、
ドアの開け閉めする事が、
精神を安定させる事になっていたんだと思う…
（自閉症の子はドアの開閉に興味を示す子が多かったり、
同じ事を繰り返す「常同行動」をする事で
気持ちを落ち着けたりするといいます。）
…と、今であれば
その行動の理由が見えてくるんだけど、
この時はまだ診断前だったし、
自閉症とかの知識もほぼゼロで…
自分が「トイレ」って言って来たのに遊んでるし、
挙句「出ない」とか言うし、
じゃあ何で来たんだ！
っていう気持ちになっていました…
【#3】に続きます。
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