昨夜、少しお酒を呑んだら、猛烈に眠くなってしまって、
多分9時くらいだと思うけど寝てしまった。
こういうことをすると睡眠が滅茶苦茶になる。
1時半に目が覚めて、全然眠れない。
仕方ないので、今回の韓国の戒厳令騒動について、
現時点での情報を整理して、眠気がくるのを待つとしよう。

ユンソクヨル大統領が「非常戒厳」を発したのが3日(火)の夜。
国会に軍隊を送って、占拠を計ったが、野党が国会に集まり、
市民(多くは野党支持の人。与党支持もいた)も集まって、
国会周辺は大騒ぎになった。
軍隊ともみ合う市民や国会議員の姿がテレビに流れる。
6時間後、大統領は「非常戒厳」を解除。
野党の反撃が始まって、大統領の退陣を求める弾劾訴追案を出す。
土曜夕方に投票予定だったが、これは与党の反対で廃案になった。
という流れ。
ところが、前夜の金曜の晩になって
韓国人のyoutubeチャンネルあちこちで、(日本語放送)、
このドタバタの裏事情が解説され始めた。
それが、まるでドラマで、この話はすぐ映画になると思う。
まず、国会に行った軍隊はオトリだった。
彼らは実弾を装備していなかった。人数も280人程度と少ない。
ところが、軍隊は国会よりも早く中央選管にも行っていた。
297人とこちらの方が多い。
実弾も装備していた。占拠もした。
だが、どのくらい証拠資料を持ち帰れたかは不明。
ユンソクヨルの狙いは、中央選管にある選挙資料だった。
今年春の国会議員選挙で野党は大勝したのだが、その直後から
不正選挙の声が上がった。負けるにしても負け過ぎで、
調査が必要と与党側から指摘された。
投票用紙が色が違ったり、北朝鮮の関与疑惑があったり、
証拠は中央選管にあると言われたが、調査は野党の反対でできない。
同時に、そのころから、野党の大統領夫人攻撃が激化した。
いろいろな疑惑が次から次へとニュースになって今も続いている。
ユン大統領は、それに耐えられず、自爆行動に出たのが
今回の「非常戒厳」と初め言われたが、どうもそうではないらしい。
もし、「不正選挙」を証明できれば現在の国会議員は無効になり、
選挙のやり直しになる。
その証拠を入手する、一か八かの強制捜査。
それがユン大統領の狙いだった、とyoutuberは言う。
軍隊が中央選管を占拠していたという報道は金曜日になってから
出始めた。軍隊は目的の資料を持って水曜日の朝に退去している。
国会でのドタバタはそれを隠す目くらましで、
野党は気がつかなかった。
この間、与党の中でも裏切り行為が発覚する。
党首のハンドンフンは大統領の検察時代からの腹心で
次の大統領候補にするつもりらしいと言われる人物だが、
彼が野党「共に民主党」に寝返ったのだ。
「非常戒厳」解除の後、彼は弾劾訴追案へ賛成票を入れると発表。
国会で野党党首のイシェミョンと握手をしている光景が
テレビで流された。
これを、これも野党を騙す欺瞞のひとつという解説もあったが、
それは少し無理があると思う。
彼は単純に明智光秀だと、日本のニュースでは言っている。
わしもそう思う。
今回動いた軍隊の指揮官は、ユン大統領の学校時代からの友人で、
大将の地位にあるらしい。
だから、また2回目の「非常戒厳」が出るのではないかと
ソウルでは噂されているそうだ。
ソウルの厳戒態勢はまだ続きそうである。
今回気がついたことがもう一つ。
韓国国民のなかには与党支持者というのも結構いるらしいと思った。
国会前に集まった人は、野党支持者ほどではなかったけど、
テレビに映っていたし、日本語youtuberは与党支持者が多い。
ユン大統領は意外としぶといと思った。