カセットテープがワカメ -37ページ目

カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

梅本竜 - YU-NO PC-98版 OP (Piano cover)

 梅本竜さんがお亡くなりになって9年。毎年8月中旬の彼の命日前後になると、過去の梅本曲を聞き直したりYouTubeに関連動画があがってないか探したりしてたんですが…。
今年は宝物を見つけました。ピアノ演奏をあげてらっしゃる「guukado」さんという方です。梅本作品の楽譜って今まで見たことないので、おそらくこの演奏は耳コピーによるものだと推測します。
YU-NO幻想的スリリングなオープニングを見事に表現されています。こういう動画を見つけると梅本さんの熱心なファンがあちこちに大勢いらっしゃってとても影響を受けて育ったことがわかり、感動的です。
今年6月にアップされたばかりの動画ですから、まだ存在に気付かれてない梅本ファンもいらっしゃるでしょう。このほかにも何曲かアップされてますので「guukado」さんのYouTubeチャンネル是非チェックされることをおススメいたします。

Herb Alpert - A Taste of Honey

~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
A Taste of Honey』/ Harb Alpert (1965)
調べてみたら原曲は 作詞:Ric Marlow 作曲:Bobby Scott の手によるブロードウエイ・ミュージカルのための作品だったそうです。多くのミュージシャンがこの曲をカバーしているらしいですが、実は不勉強で原曲を聞いたことなくて、聞いたことあるのはこの Herb Alpert のインスト・バージョンと The Beatles による唄モノ・バージョンだけです。スミマセン…。
 しかしそれでもブログは書ける。なぜならこれは評論ではないからです。キノコさんの個人的な感想だからです。原曲聞いてなくても『イイ曲はイイ』のだ。ぎゃはは。オナラプー!
この曲はモノ心つく前からテレビ・ラジオでよく流れてました。幼児~園児~学童時代のワタシはとにかく『カッコイイ♡』と思ってたことを覚えてます。そしてその後の自分の作風にとても大きな影響を及ぼした1曲です。

Fm | FmM7 | Fm7 | Bb |
Fm | FmM7 | Fm7 | Bb |
Fm | Fm |
Ab | Eb | Fm Bb | Fm |


この短い、たった14小節Aメロ部分にキノコ少年はガッチリと、その小さなキンタマ袋もといハートをつかまれたのです。
もっと言えば1段目の4小節の中でも「シビレる」ところが2か所もあるんです。
1小節目から2小節目のメロディーが「ドファ●●●ドファ↑ド●●●」って『ド』と「ファ」しか使ってないんですよ。で、そのフワッとした「ドファ↑ド」旋律の直後にコードの内声が「ファ」から「ミ」に半音下がる。なにこの切れ味!時速120kmのスローカーブのあとに内角高めに155kmのストレート投げられた感じ。
ハイ、ここが「シビレるポイント・その1」ですね。はーシビレる~。
で、4小節目のコードですね。フツーのマイナー・キーの曲ならここは Bbmが定番のところ。それが Bb(メジャー)ですからね。なにこのハンサム・ボーイな感じ!通りがかりに困った人を助けて名前も告げずに立ち去る感じ!
ハイ、ここが「シビレるポイント・その2」ですね。はーシビレまくる~。
 …というワケで初めて聞いてから55年くらい経過してるんだけど今でも聞けば『カッコイイ』って思う。Her Alpert さん、ナイス演奏ありがとうございます。そして作曲者の Bobby Scott さん、ホントお世話になっております。
   ⇒⇒⇒ その⑲ へ続く ~~~
 


『Poor Young』/ オール1ブラザーズ
テンドウ(Guitar)、キノコ国本剛章(Bass)
《ゲスト》滝澤博之(Drums)、荻原和音(Keyboard)、おにっち(Clarinet)from FCB
 原曲はドヴォルザーク作曲の「ユーモレスク」とオリジナル「ファミコンタイトラー」で、それらをつないでカントリー調にアレンジしたものです。
イントロとアウトロには「森のくまさん」を使いました。ユーモレスクと森のくまさんの組み合わせってなんだかとてもピッタリ合う気がします。
どうしてなんでしょう。さっぱりわかりません。タイトルの『Poor Young』を声に出して読んでカタカナで書いてもわかりませんね。
 ぼんやり記憶してるんですけどファミコン『チャレンジャー』でゲーム音楽デビューした1985年。どうしてクラシック曲のアレンジを選んだかっていうと
その時点ですでに世に出ていた多くのゲームでクラシック曲が使われていたから、という安易な発想だったような気がします。
 ベートーベンの交響曲「第九」、スケーターズワルツ、エリック・サティの「ジュ・ドゥ・ヴ」、そして「ユーモレスク」…。
中でもユーモレスクのアレンジは原曲とリズムのとり方をガラリと「3連符系」から「8ビート系」へと変えてあって「POPでユカイなアレンジだニャー」
とカンゲキした記憶があります。今回の録音ではそのあたりのアレンジをリスペクトしつつ、さらに「メロディーにクラリネットがぴったりハマる」という思老い月で
FCB(ファミコンバンド)の敏腕プレイヤー、「くにおくん」のアクション・キャラクターでもおなじみの「おにっち」さんに
参加していただいてます。優しくて、少しとぼけた飄々とした感じが出ていてお気に入りのトラックです。 昔のゲーム曲をアレンジし直すのも楽しいというおハナシでした♪


 お世話になってる北九州マニアック昭和レトロ雑貨屋さん『BIT VADER』のマスターが写真の木工アートを作って送ってくださいました。
ワタシが音楽を担当したハッピーミール社のゲームソフト『協撃カルテットファイターズ』の一場面を立体的に再現しています。
詳しいことはよくわからないんですが「バルサ材」「レーザー光線」「焼いて」色の濃淡を出す技法らしいです。写真じゃなかなか良さが伝わらないので、10月25日(日)に都内で開催される『M3 2020秋』に持っていきたいと思います。
ぜひ現物をナマで見ていただきたいです。感動しますよ。 今回コロナウイルス感染拡大の影響でM3の運営もブース同士の間隔を従来より広く空けるそうなんです。いつもはCD8種類くらい並べるとテーブルがいっぱいになっちゃうんですが
今回は木工アートの展示スペースが取れそう。どうぞお越しくださいませ。お待ちしております♪


 数ある「おやつの中でワタシが特別な感情を抱くものが1つあります。「明治のカール」です。 発売開始が1968年。キノコさん小1の時でした。カールの値段は忘れもしない50円。当時のお菓子の値段はチューインガム10円、板チョコ20円。明治のカールはコドモにはなかなか手が出ない「高級品」だったんです。 
 1年生になって初めての遠足の日がやってきました。おやつは「50円以内」という金額制限がルールとして課され、その範囲内であれば何をいくつ持っていってもよいというものでした。「センセイ、バナナはおやつに入りますか」とか「センセイ、カルピスはおやつに入りますか」とか有名な質問ですよね。おそらく古今東西、遠足のおやつに金額制限が課せられるのは共通事項なのでしょう。
 さて遠足の前日。キノコ少年は50円玉を握りしめて近所の同級生と最寄りの駄菓子屋へ向かいました。限られた50円の中で、できるだけいろんなお菓子を食べたかったので「チョコ20円。ガム10円。あと残りは20円かー」などと計算しながら細かく刻んで5種類くらいのお菓子を買いました。一緒に行ったともだちも同様でした。 「明日はクラスのみんな、どんなおやつを持ってくるのかニャー?」と楽しみにして迎えた遠足当日。衝撃の光景を目にしたのです。
 それは坊主頭のフジイ君が持ってきたおやつでした。彼がリュックから取り出したのはなんと!「明治のカール」だったのです。「えっ?カール?それってたしか50円だよね。フジイくん、まさか…おやつはそのカール、1品だけ?」「うん。」ガーーーーン!!キノコ少年のオツムの中でピアノの低音部のような衝撃音が鳴り響きました。「50円の金額制限の中で50円のカールを買うとは…信じられん。カールはうまいけど…。でもほかのおやつは食べたくないのか?」
 キノコ少年はこんらんしました。でも坊主頭のフジイくんは何事もなかったかのようにマイペースでカールを食べています。「おう、クニモト。おまえのチョコ半分とオレのカール3個と交換するか?」「うん。ボク、カール大好きなんだよ。フジイくんってイイ人だね」
そうか!カール1袋を交換材料としてみんなと「おやつ交換」をする。なんてすばらしい作戦なんだ! この出来事が印象深すぎて、今でも明治のカールを目にするたびに思い出されるのです。フジイくん、板チョコ半分とカール3個交換って…そっちの方がゼッタイ得だよね。完全にボクの負けだよ…それにつけてもおやつはカール♪


 故・梅本竜氏より託された『Mac Book Pro + Logic 9』のDTM環境で10年弱、いろいろ制作してきましたがこのたび機材をリニューアル。新しいMac Book Pro を購入し、ソフトはLogic 10 にグレードアップしました。
今まで使ってたMacのタッチパッド部分がヘタってきてクリックを感知してもらえない頻度が増えてきたので、もうこれは限界かな、と。 約10年間。けっこうな回数、外に持ち出したり暑い季節には熱暴走と戦いながら頑張ってくれました。今amazonに出品されているCD約10種はすべて『旧Mac』のおかげで制作できたものであり「いろんな思い出があったニャー」と感慨にふけりながら、このマシンを託してくださった梅本竜さんには多大な感謝の気持ちを改めて抱いているところです。
 それにしても『高機能』『価格が安く』『軽くて持ち運びできる』、この事実に驚きますね。今回買い替えてみて『Logic 10』の値段が ¥24,000 だったことに衝撃を受けました。安すぎます。 安い!安すぎる!十万石まんじゅう!(埼玉県に住んだことのあるヒトにしかわからん)Mac本体と合わせても20万円前後で買えますからね。
 キノコさんが1985年頃に「MSXコンピュータ + FMシンセサイザー・ユニット + シーケンス・ソフト」で作曲をしていた当時、楽器屋でバイトしていたのでよく覚えてるんですが、現在の「Mac + Logic」と同等の機材を揃えようとすると
▼シーケンサー
  YAMAHA QX-1   ¥480,000
▼シンセサイザー音源
  Roland Jupiter-8   ¥980,000
  YAMAHA TX-816  ¥890,000
▼PCMドラム音源
  YAMAHA RX-11   ¥137,000
▼デジタル・リバーブ
  YAMAHA R-1000  ¥120,000
ここまでの合計額が260万円エフェクターは当時まだ「マルチエフェクター」が登場してなかった頃なので「コンプレッサー」「コーラス」「ディレイ」などを必要チャンネル数分の台数、個別にそろえる、と。仮に8チャンネル×10万円としてもエフェクターだけで80万円。さらにミキサーもデカイのが必要ですね。エフェクターのセンド・リターンも豊富にあった方がいいから録音スタジオにデーンと備え付けてある100万円くらいのヤツ。 ハイ、ここまでのトータルがざっと440万円
 1985年頃『440万円』くらいかけないとできなかった音楽制作が今や『20万円』くらいでできちゃうのです。しかも機材の「大きさ」とか「重さ」とか「消費電力」とか。どれを比べても信じられないくらい小さく、軽くなってます。若いヒトたちにとっては『当たり前』のことなんだろうけど、ワタシは今でもMac のフタを開けてLogicが起ち上がる時、じ~んと感動するのです。 さ、頑張って新しい環境に慣れていこうっと♪
 

太陽にほえろ!メインテーマⅡ

 ~~~シリーズ物です。最初から読む~~~
 TVドラマ「太陽にほえろ!」オープニング・テーマ1972年、キノコさん小4の時から放映開始されてました。最初の1年間、主役がマカロニ刑事(萩原健一)の時は見てなくて、2年目。ジーパン刑事(松田優作)が登場してから毎週見るようになりました。
ちょうどその頃に人生1台目の念願の「ラジカセ」を手に入れまして、茶の間のテレビの小っちゃいスピーカーの前に設置して「エアー録音」してました。
 演奏は「井上堯之バンド」ベーシストは俳優としてご活躍中の「岸部一徳」さんです。 小学校高学年の頃のワタシはロックバンドに関する知識がほとんどゼロ。 「エレキ」とか「ドラム」の存在は何となく知っていましたが「ベース」に関しては「エレクトリック・ベース」という楽器の存在すら知らず、音を聞きながら頭の中では「コントラバス」の絵を思い浮かべていたことを覚えています。 
 「太陽にほえろ!」のベースがカッコよくてとにかく大好きで、なんとか知りたいと思い「8時だヨ!全員集合!」を見るときも、それまであまり気にしてなかったバックバンドの様子を注目するようになりました。舞台の下手にカメラがパンしたときに、Fenderのセパレート・タイプのベースアンプがチラっと映ったりするんですね。そしてそのアンプの前にエレキギターみたいなのを弾いてる人がいる…。当時はビデオもないのでテレビ画面を食い入るように凝視して、一瞬の映像を記憶したりしていました。
 あとは洋楽の雑誌を本屋で立ち読みしたり…。そんなこんなで「エレキベース」の形と音を認識できたのは小6くらいだったような気がします。 小鳥の習性「生まれて初めて視界に入ってきたモノを自分の親だと思う」というのがあるじゃないですか。それと似ていて、ワタシの場合はエレキベースの音を初めて認識したのが岸部さんの「太陽にほえろ!」だったんです。なので完全に刷り込まれちゃってますね。 でもステキなものが刷り込まれてよかったニャー、と感謝しています。岸部一徳さんはワタシのベースの「親鳥」なのです。あはは。
   ~~~ ⇒その③へ続く ~~~

マツケん画伯コーナー by キノコ国本のギャフンといってみよう

 NES BAND リーダー、ゲーム実機音源楽団(GJOG)代表。そしてタケちゃん健ちゃんの相方であるマツケんさん。 ミュージシャン以外の別な顔を持っていることをごぞんじでしたか?
マツケん画伯」の絵をまだ見たことない、というアナタ。はりつけた動画を是非ご覧ください。4分30秒ほどで見終わります。 「チャレンジャーの主人公」は傑作です。なんて味わい深い線なんでしょう。
どなたかナイフの代わりにおでんを投げて敵を倒すゲーム、「オデンジャー」とか作ってくれないかしら。ぎゃはは。

キノコ国本のギャフンといってみよう 第37回

 この曲の原曲はPCエンジン『ブレイクイン』(1989)の “INGAME 1” というBGMです。たぶんほとんどの方が聞いたことないと思います。 なぜなら『ブレイクイン』というゲームが全然売れなかったから。あはは。 CD『PC園児DECADE』をお持ちの方はトラック46で原曲を聞くことができます。
 ビリヤードのゲームということで1989年当時、BGMのオーダーも『JAZZっぽく、オトナっぽく。酒とバラと美女と野獣と涙と男と女と部屋とTシャツとワタシ、みたいな感じで』って頼まれた気がします。 このタイトルはキノコさんにとってハドソンとのかかわりが最後となった作品なんですが、かなり自由に作っています。かなりを通りこして「やりたい放題」的な感じすらします。ゲームの対象年齢が高め、ということもあり『コドモにウケる曲』ではなく『オトナが楽しめる曲』を目指したような記憶があります。そのため不協和音すれすれのテンション・ノートを使ったりしてるんですけど、今改めて聞くとPCエンジンの波形メモリで鳴らすにはちょっとムリだったかな…と反省したりもしています。
 ただ、曲自体はわりと好きだったので今回30年以上の時空を経て新たにバンド用アレンジ。ユカイに演奏してみた、というワケです。 曲名をどうしようか、なかなかイイのが浮かばなくて困ってたんですが、たまたまテンドウさんが録画していたリハーサル風景の中にヒントがありました。種明かしは貼り付けた動画の “ 1:08:25 ”くらいのところから見てみてください。 桃井かおり、とか例えが古くてスミマセン。

【FKS-0001】キノコともちこ(架空アクションゲーム サウンドトラック)/☆ 古川もとあきM's art Online Store

 元コナミの作曲家、古川もとあきさんと組んだ新しいユニット『FKS37』。 6月6日より1stアルバム『キノコともちこ』が発売されてますが、このたびamazonでもお求めいただけるようになりました。
ただいま一時的に「在庫なし」が表示されておりますが、来週中には解消される見込みです。古川さんもワタシもしばらくの間、LIVE出演の予定がなく、頒布イベントもありません。是非ショッピング・サイトよりお求めくださいませ。
来年の神戸LIVEが実現できれば、このアルバム内に収録されている曲も演奏したいニャーって思ってます。それまでに曲を覚えていただけるとうれしいでーす♪