みどりの葉っぱをテーマに

「アート×かがく×えほん」
知性と感性を育むアクティビティ
連載中です。
 
 
本日は第4回、親子で楽しめる
簡単な水彩絵の具を使ったアートをご紹介。
 
 
 
葉っぱの形を写して、
黄色の絵の具だけ
色つくりをしてぬります。
 
 
用意するもの
  • 葉っぱ
  • 画用紙
  • 鉛筆
  • 水彩絵の具(青・黄色)
  • 筆洗バケツ(または牛乳パック※)
  • パレット(または牛乳パック)
  • 雑巾(またはキッチンペーパー)
  • 新聞紙など(汚れ防止)
     
 

 

葉っぱの色を感じる

 

とってきた葉っぱをよく見ます。

カタチを見る観察のポイントは、

第1回に詳しく書きましたので、

今回は別の視点から。

 

色に注目してみましょう。

 

 

濃い緑から、黄緑へ
とってきた葉を色の濃さで並べてみます。
 
 
親子で、子ども同士で、
何人かでワイワイいいながら
やってみると楽しいです。
 
 
こうすることで、
緑にも幅があること、
いろんな緑があることを
体験できます。


きれいに緑のグラデーションが
できると嬉しいですね。
 

※秋はオレンジのグラデーションで
楽しむことができますよ。

 

 

 

葉っぱの型をうつす

 

  • 画用紙の上に葉っぱを置く
  • 手でしっかり押さえる
  • 鉛筆で縁を描く

 

途中でずれてしまっても、

置きなおして描けば大丈夫。

 

 

茎と葉がついているところの棒

(ようへい:葉柄といいます)は、

ふちをなぞると、太くなりすぎるので、

フリーハンドで描くといいです。

 


 

 

小さいお子さんがやる場合

 

【葉のカタチをなぞる】という動作、

大人にとっては簡単ですが、

小さい子どもには意外と難しい。
 

  • 葉のふちギリギリのところで描く
  • 葉がずれないように押さえる

 

左右で違うことを同時にします。

やってみると分かりますが、

とちゅうで手が交差します。

この時が、一番ずれやすいです。


基本、子ども任せでいいのですが、

「できないヤダー!」

となりやすいポイントなので、

お子さんの成長に合わせて

サポートしてあげてください。

 

 

 

緑の色つくり

 

緑の絵の具は使いません。

 

黄色い絵の具

青い絵の具

この二つだけを使います。

 

 

絵の具をだすときは、

パレットの小部屋に出すか、

牛乳パックや広い所に出す場合は

黄色と青を離してだしましょう。

 

 

 

 

あとで色つくりがしやすいことと、

間違って絵の具チューブに

他の色がついてしまうのを

防ぐためです。

 

 

今回は、できるだけ多くの

緑色を作りたいと思います。

 

 

そのためには、青と黄色を

少しずつ混ぜていきます。

 

 

とくに青は濃いので、

少量ずつ様子をみます。

 

 

できた色は、どんどん

塗っていきましょう。

 

 

 

 

一枚の大きな葉を、

色んな緑で塗るのもきれいですね。

 

 

意外に思うかもしれませんが、

次々と色が変わるのが楽しく、

塗るのを忘れてしまう子がいます。

 

 

 

パレットの上で色が作れたら、

その色で葉っぱを塗ります。

そうすれば、作った色は

画用紙の上でずっと残ります。

 

 

 

 

今回は、どれだけたくさんの

緑を作れるか試してみるので、

本物の葉っぱと同じ色にしなくてOK

混色を楽しんでください。

 

 

たくさん絵の具をだして、

あまってしまったら……

 

 

洗い流してしまうのは

もったいない!

まだまだ楽しめます!

 

 

次回は、あまった絵の具の

活用法をご紹介します。

 

 

 

いままでの連載はこちらから

葉っぱをテーマに、

感性と知性を育むヒントご覧ください。

 

第1回:葉っぱ観察のポイント
第2回:ルーペの使い方

 

 

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました!

 

 

よかったらフォロー、LINE登録、

いいね!よろしくお願いします。
 

 

ブログ・Instagramへ簡単アクセス

友だち限定イベントのお知らせなど

LINE公式アカウント友だち募集中!

友だち追加

画像クリックでアトリエ樹乃会HPへリンク

 

アトリエ樹乃会キッズアートクラス
体験お問合せお申込フォームのリンク

講師派遣ご依頼・その他お問合せは

「アート×かがく×えほん」で

子どもたちの学びをサポート

 

西東京市・東久留米市・新座市

ひばりヶ丘のキッズアートクラス

絵画教室アトリエ樹乃会代表

一ノ瀬 雅美がお届けしました。
 

アトリエ樹乃会一ノ瀬雅美:科学読物研究会会員、自然体験活動指導者(NEALリーダー)、シュタイナー算数教育教師)