今年は緑が濃くなるのが

例年に比べて早い気がします。

アトリエから子どもたちと

ケヤキの木を眺めていて感じました。

 

 

みどりの葉っぱをテーマに

「アート×かがく×えほん」で
知性と感性を育むアクティビティ
数回に分けてご紹介します。
 
 
第1回は「葉の観察」
ポイントを押さえておくと、
ただ見るよりも色んなことに
気が付きますよ!
 
 
 

葉の観察

 

 

葉の形に注目

  • 細長い、まるい
  • 三角、星みたい
  • 先がとがっているなど

 

ヤツデ、イチョウ、モミジ、クワ、

キヅタ、ヒイラギモクセイ、クヌギ…

特徴のある形は目を引きますね。

 

 

葉は匂いがきついけれど、

子どもたちにはハートの葉っぱ

と、人気があるドクダミ

「らんまん」にも出てきましたね。

 

ドクダミは葉の周辺が赤っぽい、

見慣れた植物も、よく見ると

初めて気が付くこともあります。

 

 

葉の周辺に注目

  • ギザギザしている※1
  • ツルっとしている※2
  • 波打っているなどの形
  • 色が違う、透けているなど

※1 ギザギザのことを、

鋸歯(きょし)といいます。

 

※2 ツルっとしていることを

全縁(ぜんえん)といいます。

 

鋸歯が丸いマンリョウ

 

 

鋸歯があらいアオキ

 

 

葉の葉脈に注目

葉にある道のような線が葉脈です。

葉脈は水分や養分の通り道

 

  • 真ん中に太い葉脈がある
  • 同じ方向に並んでいるなど

 

イチハツの葉脈は平行ですね

 

 

手触りも調べる

  • ツルツル、ザラザラ
  • 柔らかい、固い
  • ふかふか

 

【注意】

ウルシなど、人によっては

かぶれる木もあるので、

お気を付けください。
 

 

裏も表も、横からも、

いろんな角度から見てみます。

 

 

大きくて固いタイサンボクの葉、

表はツルツルですが、裏はこのとおり

褐色の毛でおおわれています。

 

 

屋外で観察しているなら、

葉が茎や枝に対して

どのようについているのか

上からも横からも

よく観察してみてください。

 

 

トチノキの幼木、上から見ると

十字に葉が配列されています。

 

 

オドリコソウも上から見ると

十字に葉がなっていますね。

 

どうしてきれいに十字に

並んでいるのかな?

 

 

似ているようで、

違うところもたくさんある

植物の世界。

 

 

きっと子どもは色んなことに

気が付くと思います。

 

 

・気が付いたこと

・感じたこと

・考えたこと

 

 

親子で伝えあうのがポイント!

 

 

間違ったことは教えられない、

植物は詳しくないから……

ではなくて、

 

 

子どもと一緒に

五感を使って感じたこと

伝えあえばいいんです。

 

 

まずは感じて、考えて、

もっと知りたくなったら、

図鑑などで調べるといいですね。

 

 

いろいろ葉っぱの不思議、

見方が変わると、世界が広がります。

 

 

次回はさらに詳しく見るために、

ルーペの使い方をご紹介します。

 

 

本日も最後までご覧いただき

ありがとうございました!

 

 

ブログ・Instagramへ簡単アクセス

友だち限定イベントのお知らせなど

LINE公式アカウント友だち募集中!

友だち追加

画像クリックでアトリエ樹乃会HPへリンク

 

アトリエ樹乃会キッズアートクラス
体験お問合せお申込フォームのリンク

講師派遣ご依頼・その他お問合せは

「アート×かがく×えほん」で

子どもたちの学びをサポート

 

西東京市・東久留米市・新座市

ひばりヶ丘のキッズアートクラス

絵画教室アトリエ樹乃会代表

一ノ瀬 雅美がお届けしました。

アトリエ樹乃会代表いちのせまさみ(自然体験活動指導者、シュタイナー算数教育教師)