これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。
前回までの記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。
前回の記事はこちら↓
発熱後に再び痛みが出てきた時の話、周りの人への説明の難しさなど...
自己紹介はこちら↓
今回は、再び痛みがでてきて松葉杖での歩行になった後の話です。
再発の原因
痛みが引かなかったため、主治医の先生がいる日に再び整形外科を受診しました。
2年ぶりにあった先生は「そっかー、また痛くなっちゃったかー」と残念そうでした。
発熱した時に腰に痛みがあったことや台風がきた時に足首が痛かったことを話しました。
先生からは、原因ははっきりとは分からないけれど、おそらく複数の要因が重なったことで痛みが再発したのではないかと言われました。
そして話は今後のことになり...
すぐに大学病院にかかって、またブロック注射をしてもらうことを勧められました。
痛みが出てからまだ日にちが浅いから、早くブロックすれば治りも早いだろうと言われ。
自分としても、1日でも早く何とか治したいという思いがありました。
というのも、2年前に比べて学校生活にかなり支障が出てきていたからです。
以前との違い
違いは大きく2つありました。
一つは、校舎や設備による違いです。
高校の方が中学よりも校舎が大きかったので、単純に移動距離が長くなりました。杖で負荷は減らせたものの、立った姿勢が長く続くことで、痛みはより増していきます。
さらに、自分の通っていた高校には、エレベーターがありませんでした。そのため自力で階段を昇る必要がありました。
しかも、高校は生徒数が圧倒的に多かったため、休み時間は廊下や階段には人で溢れかえっているような状況。触れるだけで痛みがある状態で、人混みを掻き分けて進むことはかなり負担になっていました。
教室内にも違いはありました。
中学では教室内にゆとりがあり、杖があっても移動はできていました。
しかし、高校は教室の後ろギリギリまで机が並び、さらには通学カバンが入るようなロッカーがなかったため、皆が机の横や椅子の下にカバンを置いていました。そのため、教室内の移動もすんなりとはいきませんでした。
結局、杖をつくようになってからは席を入り口付近に変えてもらいましたが、それでも休み時間に友人のところに自由に行くことができなくなったことは私にとって大きな障害でした。
もう一つは、先生たちの体制の違いです。
中学というのは同じ学年で1つのチームのような体制で連携も取りやすい。なので、より生徒1人1人のことを把握して配慮をしてもらえていました。
しかし、高校は生徒数が増えることで学年の先生たちが学年全員のことを把握するのは難しい。さらに、コマ数を補うために非常勤講師の先生たちも多くいました。
学年の先生には私の足のことは伝えて頂けましたが、非常勤の先生までにはどうやら伝わらなかったようで...
そのため、非常勤の先生の授業中に左足を椅子の上にあげていた私は「あなた、行儀が悪い」と注意され、さらにあげていた足をペシっと叩かれました。
自分でも触りたくない足を急に触られたことに、もはや悲しさを通り越して怒りで腹が立ってきました。
足が痛いことを説明したらその後謝罪をしてくれましたが、この時のモヤモヤはなかなか晴れませんでした。
他にも負担になることはあり、1日でも早く足の痛みを何とかしたいという思いは強くなりました。
そのため、すぐに以前お世話になった大学病院のペインクリニックに紹介状をかいてもらいました。
このとき私は「また何回かブロックしたら前みたいに良くなるでしょ!」と思っており、痛みが再発したことにもほとんど動じていませんでした。
しかし、私の想像とは異なった、前回とは違う経過を辿ることになるのです...。
今回はここまで。
皆さんの反応が励みになりますので、ぜひ応援のフォローやいいねをよろしくお願いします
ではまた。