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これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。
前回までの記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。
前回の記事はこちら↓
次第に杖がなくても歩けるようになり、寛解した時の話
自己紹介はこちら↓
今日は寛解したあとの話になります。
きっかけはある日、突然に
寛解してから特に大きな病気も怪我もすることなく中学を卒業し、高校生になりました。
自宅から自転車で10分ほどの近くの学校だったので、毎日始業ギリギリに教室に走り込むような生活をしていました。笑
楽しく学校に通っていましたが、高校2年の9月に体調不良で学校を数日欠席しました。
体調不良といっても、症状は多少の身体のだるさと37.5度くらいの発熱です。
ちょっとした風邪かな?というくらいのものだったので、病院には行かず自宅で寝ていました。
ところが、腰に強い痛みを感じて目を覚ましました。
しばらくしても痛みはおさまらず、体の他の場所も痛くなってきました。
熱が上がってきたのだと思い測ってみましたが、微熱のまま。
はじめは我慢できた痛みが次第に強くなり、痛くて泣けてくるほど。
流石に耐えきれず、痛み止め(ロキソニン)をのむと痛みは落ち着いていき、再び眠れるようになりました。
その後熱が下がり、腰に痛みもありませんでした。
元気になり学校にも登校するようになりましたが、それから1週間後。
夕方、左足首に少し痛みを感じました。全然歩けますけど、スムーズには歩けないくらいの痛み。
ちょうど台風もきていたので、低気圧の影響かな?と思い、念のため湿布を貼って寝ました。
そして次の日の朝。
左の足裏が分厚くなったような違和感と、触るだけで痛みを感じるアロディニアが復活。
前日はまだ歩けていたのに、もう足を床につけることができなくなっていました。
母親に「これはcrpsの時の痛みだと思う...」と伝え、以前かかっていた近くの整形外科へ。
移動のためにとりあえず杖を借りたいと思い、この日の朝、すぐに受診しました。
説明することの難しさ
受診したものの、その日は以前の主治医の外来がありませんでした。
とりあえず別の先生に、以前飲んでいたものと同じ薬の処方をお願いしました。
年配の先生だったのですが、これまでの経過を話すと「なんか大変そうだねえ。また主治医の先生に相談してね」と。医者というより近所のおじいちゃんみたいな反応...
crpsのことをよく知らなさそうでした。この先生にはじめ診てもらわなくてよかったなぁと子どもながらに思いましたね。笑
松葉杖も借りることができたので、そのまま学校へ送ってもらいました。
この時に、母親が先生に今回の足のことを説明をしてくれましたが、先生は全てを理解できていないようでした。
前回は捻挫という明らかな原因があったから、「怪我のあとに痛みが長く続いている状態だ」と説明することができた。
しかし、今回はそういうわけではない。
昨日の夜から2年前に怪我した足首が少し痛くて、今朝になったら以前のような痛みになっていた。何か思い当たることは、先週の発熱の時に強い痛みがあったことくらい。
友達にも「足どうしたの?骨折?」ときかれ、何と答えればいいのかとても困りました。
そのため、足のことを聞かれたら「なんていうか、昔の病気の再発みたいなもの?」と説明していました。
症状が同じでも原因がはっきりとしないだけで、こんなにも説明が難しいのだと気がつきました。
とはいえ、数日すれば良くなるかもしれないし...と呑気に思っていましたが、なかなかそうはいかず。
結局、主治医の先生がいる日に一度受診することにしました。
今回からは高校生の時の話でしたが、これは寛解から約2年後になります。
発症の時との違いなども書いていくので、過去の記事と比較してみて下さいね。
今回はここまで。
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ではまた。