こんにちは。


気づけばもう5月が終わろうとしていることに、驚きを隠せません驚き


これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。



前回までの記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。




前回の記事はこちら↓


片松葉で歩けるようになってからの話




自己紹介はこちら↓







今回は、寛解までの話になります。



  順調に回復して...


大学病院への通院が終了してから約2ヶ月。



片松葉での歩行を続けていましたが、次第に杖にほとんど荷重をかけなくても痛みを感じずに歩けるようになりました。




それでも、杖を手放すことにまだ不安はあり...



整形外科の先生にも「急に杖なしではなく、その時の調子に合わせて杖の使用を変えて、少しずつ慣らしていこう」と言われました。



そのため、校内での移動は杖を使いながらも、教室内での10歩ほどなら杖なしで動くように。





しかし、ここでまた周りの人の言葉で傷つくことになります。



教室での私の様子を見て「やっぱり歩けるじゃん。なんでまだ杖使ってるの?構ってほしいだけなんじゃない?」と。



嫌な思いをしていることを先生に相談してもよかったのかもしれませんが、対面で言われたわけでもなく、気にしすぎだと思われたくありませんでした。それに、既に移動のことで負担もかけていたので、これ以上何かしてもらうことにも躊躇ってしまいました。



なので、誰にも相談することができず生活を続けました。




しかし、段々と我慢することも辛くなってきて...




何とかこの状況を変えたいと、杖を手放すことを決めました。




母親からは「まだ借りておけばいいんじゃない?」と言われましたが、これ以上嫌な思いをしたくなく「もう大丈夫だから」と半ば強引に杖を返却しました。




前向きな理由ではありませんでしたが、結果的にこの決断は良い方向に進んでいきました。




ゆっくりですが歩きはじめたら思っていたよりも痛みがなく、段々と以前のように歩けるようになっていきました。



  ​ついに治った!歩ける!だけど...



内服薬もやめて杖なしでの歩行が可能となり、近くの整形外科でもついに終診をむかえました。




はじめの捻挫からちょうど半年が経った頃です。crpsを疑われた時「最低でも治るのに半年はかかる」と言われていたので、やはりそれくらいかかるもんなんだなぁという感じです。



酷くならずに早めによくなって本当に良かったと、先生は言ってくれました(半年で早いのか?とは思いますけどね...笑)




これで今まで通りの生活ができる。毎日車で送り迎えしてもらう必要もない。家族の負担がなくなる。



ほっとした私に最後、先生は言いました。




「ただね、これは完治ではなく寛解だからね」





寛解?

はじめて聞く言葉に、頭の中がはてなマークでいっぱいに。





意味を理解できずにポカンとする私に

「完全に治ったわけではなく、症状が落ち着いているということだよ」ともう一度。






もう歩けるのに治ったわけじゃない?また痛くなるってこと?





どういうことか先生はきちんと説明してくれました。





もちろん、このまま何もないかもしれない。ただ、何かをきっかけに再発する人がいる。しかも、最初の発症が小児の場合は、再発する可能性が大人よりも高いと言われている。だから、また痛くなることがあるかもしれないとは思っていてほしい。





話を聞いた時は、とても不安を感じました。



しかし「再発しない人もいるみたいだし、まぁ先のことなんてどうなるか分からないし、心配してもしょうがない!なったらその時考えればよし!!」とすぐに切り替えることができました。もともと楽観的(というか後先いろいろ気にしない性格にっこり)だったおかげですね。笑




というわけで、闘病の記録はここでひと区切りです。ここまでの経過を名付けるのであれば「crpsとの出会いから寛解」でしょうか。



まぁ一旦ということは後に再発をしてしまうわけなんですけど、その話はまた次回以降で...




ここまで読んで頂きありがとうございます。



長くなってしまい読みにくい所もあったと思いますが、多くの方の目に留まっていることをとても嬉しく思います。



良ければ一度、これまでの闘病記録①〜⑥まで読み直してもらえると、今後の話がスムーズに読めるかと思います。





今回はここまで。



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ではまた。