こんにちは。


寒暖差が激しく、体温調節が難しい日々が続いています無気力



これまでの複合性局所疼痛症候群(crps)の闘病の経過を綴っております。



前回までの記事をご覧になってない方は、是非そちらからご覧下さい。




前回の記事はこちら↓


crpsの治療やその現状、思うことなど...




自己紹介はこちら↓






今回は、初診後にかかった大学病院でのことについて書き留めておきます。



  crpsの診断


まずは初診の時に受けた検査の結果からききました。


  • 血液検査→問題なし
  • レントゲン→わずかに骨萎縮あり
  • サーモグラフィ→明らかに左右差あり

以上の結果と問診から、crps疑いから確定へ。



また、感じている痛みの強さ(NRS)について聞かれました。



NRSとは、
全く痛みがない状態を0、想像できる最大の痛みを10として、自分の痛みを数値で表現するというものです。

痛みを客観的に把握するために、現場ではよく使われています。



この時の私は、最大で6とか7と答えました(今なら絶対にこんな高値言わないな...笑)。


NRSも踏まえて、一度ブロック注射を試してみることに。


crpsの人の中にはブロック注射が効かない人もいるようなので、まずは効果の有無を確認。


効果があるようなら、何回かやっていこうと言われました。



また、骨萎縮がわずかに見られることから、痛くても足に少しは荷重をかけていくようにと言われました。


当時、松葉杖で歩行していたため、完全に足をつかわない生活をしていました。2ヶ月でもう萎縮が始まると思うと、人間の骨って脆いですね...。



  いざ、はじめてのブロック注射


提案されたのは、仙骨ブロックといって、お尻のあたりにうつ注射でした。



当時中学生だった自分に、先生や看護師さんたちが怖くないかとても気にしてくれました。



ですが、申し訳ないことに、昔から針に対する恐怖心はなく、寧ろ興味津々。笑



ただ、うつ伏せになって後ろから針を刺されることを考えて、直前になってさすがに少しだけ怖くなりました。




折角なので、ブロックの手順をざっくりと↓





打つ前にエコーで針を刺す場所をしっかり確認し、まずは痛み止めの注射から。



その後、本番の針を少し刺して痛みがないか確認。もしこの時に痛ければ、痛み止めを追加してもらえます。



その後、エコーで見ながら針をゆっくりと進めて、麻酔薬を入れる場所を探して、注入。



一つひとつの動作の前に「この辺に打つよ」とか「次、〜するよ」と声をかけてもらえたので、落ち着いて治療を受けることができました。



そして、注射の後は1時間ほどベッドの上で待機。その間に薬が効いて、足の感覚が少し鈍ってきます。



時間が経過したら、問題なく歩行できるか確認をして終了という感じです。






はじめてのブロック注射。効果は、ずばりアリでした。



松葉杖を手放すことはできませんでしたが、打つ前よりも荷重をかけることができました。




そして、効果が確認できたことで、短期間に集中的にブロックをやっていくことに。



ちょうど夏休みだったため、この期間に、週に2回通うことになりました。



  繰り返しのブロック注射の効果


夏休み中ブロックに通った結果。



毎回のブロックで少しずつ荷重をかけられるようになり、両松葉杖から片松葉杖へ。

そして最後のブロックの帰りには、ついに杖なしで歩くことが出来ました。



薬が切れてからはまた杖をつかっての歩行になってしまいましたが、一時的にでも歩けたことがとても嬉しかったです。



先生や看護師さんたちに笑顔で見送られ、大学病院への通院は終了となりました。






今回はここまで。



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ではまた。