毎日終電。出社したら息つく間もなくやれ電話やれ打ち合わせラフ描き資料整理進行チェック原稿読み発注品の請求確認いろいろいろいろいろいろいろいろ……
 あっという間に終電さ。

 仕事はすごく楽しい、でも拘束時間が長いと、単純に疲れる。本当にこういうつくるって作業が好きな人じゃないとがんばれないと思う。土日もなくなるし。
 さらに書籍編集のつらいところは、一人ですべてやらなければならないこと……144ページ、1ページたりとも気は抜けない。(もちろんライターさんやイラストレーターさん、さまざまな方のご協力があってできることですが)

 ひとつ助かっているのが、出勤時間が決まっていないこと。もしも9時だったら、夜遅くまでやって朝早く起きて……って、いつか体壊しそうな生活になっちゃう。女の人でよく聞く話が、生理が止まった、とか。
 病気とか絶対やだもんね! せめて睡眠、食事はある程度ちゃんととらないとなぁ。

 朝早く来て早く帰ればいいじゃんって思ってたけど、そもそも起きられないし、だいたい後半になればなるほどやらなきゃいけないことがどんどんでてくる。じゃぁ今日やるかって話になって遅くなる……早く帰る勇気ってなかなか出ないもんよ。
 ねぼすけな私にとっては、朝定時じゃないことが唯一の救い。そんなことを言ってられない状況がもうすぐきそうだけど……(締め切り近づいてます)

 がんばろがんばろ!!!!!!!
YUKi-TO

 『噂のカメラマン』にも作品を掲載させて頂いているYUKi-TOさんの写真展が昨日から、原宿で開催されています! この↑写真にときめいた人は今すぐGO★ 

 期間は今週一週間(14日まで)。会場にはYUKi-TOさんご本人もいらっしゃいます。お話できるまたとないチャ~~ンスっ。
 ほかにも、原宿・デザイン・フェスタ・ギャラリーでは、めちゃくちゃ素敵なことが待っています。

 くりぼー(22)も会場に常駐です。くりぼーファンの方もお見逃しなく♪
 写真はもちろんですが、ご来場いただいたお客様には、桜茶も振る舞ってます。ついでに写真集をご購入頂ければ、さらに特典が。高精度オンデマンド印刷によるポストカード贈呈!! わ~パチパチ。 

 お仕事や学校に疲れたら、心に響く写真と詩、見に来てください。20時までやっているので、お仕事帰りでも大丈夫ブイ★個人的には、とくに女性にお勧めしたいです。
 
 ってか仕事漬けの私も今すぐいやされに行きたい……(涙) はぁ……残りすこしがんばるかぁ!!
 休日出勤したはいいが、届く者が届いてなくて、仕事にならず。はぁ~

 そういえばこんな愚痴が、いつかの『編集会議』のなかのとあるコーナーに書いてあったような……それだけよくあるパターンなんでしょう。。

 でも今日は就活で知り合った友達と会うから気にしない♪ それまでちゃんと仕事しよっと~
  無事取材から帰ってきました! かなり収穫のあるものになりました。これもひとえにご同行頂いた2人のライターさん、協力して頂いた広報、現場の皆々様のおかげでございます。
 秘密が多すぎて記事にもできない、人にも言えないことばかりで申し訳ないのですが……いい本をつくりたい! と改めて決意しました! がんばるぞー。

 取材に関しては割愛しまして、取材後のことについて語ろうと思います。ライターさんの一人が、
「どうせ今帰っても東京つくの夜遅くじゃん、だったら自腹でもう一泊して、朝帰ろうよ! 打ち合わせしてさ」
 と言うので、3人でもう一泊してきちゃいました。そう、今日は新幹線通勤♪ しかも瀬戸内海から! だったのです。

 お酒をのみかわし、つまみには瀬戸内の魚。楽しい夜でした。刺身嫌いだったはずの私もついつい食べちゃったかんぱちとひらめは、かめばかむほど甘みが増し、おいしかった。
 そういえば、焼酎を覚えたのも、前取材で行った高知の飲み屋だった、なんて思いながら、大人になっていく自分を実感。ほんと、最近は米のマジック★日本酒も覚えはじめ、大人の階段をのぼりまくってます(?)。いいのか悪いのか……。

 業界話も、ベテランさんだけあってハイグレード!! お二人とも人脈、仕事の幅が広く、聞いていてほんとうに面白い&勉強になった。
 千鳥足になりながらも帰り着いたホテルではもう爆睡。昨日も一昨日もその前の日も6時起きとか4時起きで一日ばっちり働いてたから気持ちよく眠れました~。

 肝心な打ち合わせは、というと……東京ついてからしました(汗) 今後の方向性もばっちり決まり、あとはやるだけ!! 
 この取材で、ライターさんとの結束力も強くなったし、いろいろなものを見ることが出来て楽しかったです。

(↑小学生の作文みたいだ……)
 新幹線のチケットをとったり、宿を予約したりと、準備をした。電車の時刻やまわるルートを考えたりして、あこがれの旅行会社っぽくないですか♪(実際の旅行会社さんのお仕事はどんなものかわかりませんが)
  知らない土地に行くことほどわくわくすることはない! 「出張が楽しいのは若いうちだけだよ」とよく言われるけれど……たしかに体力も時間も使うからなー。

 今回は、ライターさんにもご同行いただく取材なので、ひとりのときのようにはいかない。事前にしっかりプランを立ててね、と。
 取材では一度きりしかチャンスがないのでしっかりやってきます!
 本格的にGWがなくなることが決定した! 3月からうすうすなくなるだろうとは思いつつも……小旅行とか帰省を予定したのだが。

 実家のおじいちゃんおばあちゃんに言う言葉がありません。あーー。6月に代休をとりまくるしかないっ!!

 下請けは辛いですな。。これから忙しさが激化しそうです。習い事も続くかなぁ~
 新しくつくる本のことに関しては、半月でエキスパートになるのだという。大量の本を読みあさり、知識を瞬時にかみ砕き、のみ込んでストックする。
 才能なのか努力なのか……

 版元で働く人間としては、これからこういった能力も身につけていかなければならない。つくる本のジャンルはさまざまだからだ(専門的に特化したジャンルに強くなるというのもひとつの道かもしれませんが)。どんなことに対しても、興味を持ち好きになれる、ということは本当に必要不可欠なことだと痛感する。

 優秀な編集者になりたいとは思わないが、乾ききった雑巾のように、貪欲にいろいろ吸収していきたい。

 今日はまたいいことがあった♪ 人生二度目の南極の氷入りお茶を飲めたからだ。4万年前の空気がぷちぷちと音を立てて口の中ではじける感覚はたまらない! ちょうど良く、その氷を運んできてくれた船も見ることができ、感動だった。以前の本で取り上げてもいたし。
 私が制作してきた本に関していえば、あまり取材は必要ないものばかりだった。片手で数えられるくらいの回数しかない。(何をもって取材とするか、によりますが)
 不安と楽しみな気持ちが入り交じってます★

 とりあえず、前回の反省を活し、取材対象をくまなく調べ、どこを見たいか、聞きたいかリストアップした。ビデオとカメラ、ICレコーダーのバッテリーもfull。
 今週来週は取材続きなので、体調管理をしっかりします。朝早く、夜遅くまで……というハードスケジュールが続く。でもテンションは↑!
 先日、本はもうだめだぁ的なことを書いたが、訂正! まだまだしばらくはいけそうな気がする。

 思うに、出版業界にいる人は、あまりお金にこだわらない人が多い。
 ただでさえ、利益が少ない本。こだわってつくりだすと、どんどんお金が減っていく! 取材やらなんやら。たまぁに儲けが少なすぎだろ! ということも多々。
 それでも面白い本をつくろうと頑張る人が多い気がする。

 それってビジネス的に全然ダメで、入社当時、就活でたくさん企業をまわった身としては、もっとお金の管理しっかりした方がいいんじゃないか、なんて内心思っていた。あんま節約みたいなものもしていないし。
 書籍で、1万部売れればかなりの大ヒット。意外にこの数字を知らない人が多いと思う。このことを言うと驚く友人が多いし、実際私も少なくない?! と思った。利益もほんと少ない! 雑誌とちがい、広告代もなく、売り上げだけで利益を得る書籍は、もともと、金儲けには向いていないんだと痛感する。
 だからウチみたいに小さくて経営が苦しいとこも多いのではないかと思うのだが……

 でも、本を作るときは、絶対に本を資料にする。インターネットには何でもあるから、そっちで検索した方が早いじゃんって言う人もいるかもしれない。
 だけど実際インターネットで調べても、欲しい情報なんて滅多にないのが現実。内容が表面的なものが多いからだ。だから、本屋さんを回って過去の本から現在出ている専門誌、そのバックナンバーまで調べると、マニアックで面白くて誰も知らないような情報がざっくざっく出てくる。

 やっぱ本だよ! 苦労して調べて時間かけてお金かけてつくってる本。お金を気にせずつくる根性がないとできない気がする。
 インターネットやフリーペーパーでこういう情報がでてくるようになるにはまだ時間がかかる気がする……。
(↑ほんとすいません。勝手なこと言って。。)

 と、すこぉし出版の道で頑張る勇気が出た私でした。

______________________________
 ところで、本を制作すればするほど、興味がある分野っていうのが広がっている。最近は、船や飛行機関係の本を制作しているのだが、今までまったく興味のない分野だった。それが今や……旅好きということもあり、飛行機本を眺めてはかっこいい、とにんまりしてしまう。今日は『レトロエアラインデザインブック(エイ出版)』というムックを買ってきた。エアラインのマークはおしゃれでかっこいいから以前から好きだったが、今は、機体もかっこいいと思うようになってきた……エンジンどうなってるんだろうとか……(う~んやばい)
「印刷業界の10年後はわからないぞ(ハァ)」
 帰りの地下鉄のなかで、印刷会社にお勤めであろうおじさま方が話していた。つい最近、私もIT系の知り合いに、
「出版の2,3年後はわからないかもね」
 と言われたばかりだった。

 紙媒体にできることがドラスティックに変わっていっている実感もある。私たちの世代は、紙に印刷されたものを見ると安心する。でも、次の世代は……? 紙媒体でなければならない、という必要性は薄れていくだろう。
 悲観的な声が大きくなるなか、もっと真剣に対策を考えなければと若干焦ってしまう。

 「コンテンツ需要量は変わらない。どう提供していくか、を改めて考えた方がいい」
 というのが知り合いのアドバイス(?)だった。

 ”骨董品”となりつつある紙媒体にこだわり、アンティークショップとなるか。ノウハウを活かし、ネット上で新たなビジネスモデルをつくるか……。
 
 今のところ、紙媒体が好きだから、紙と仕事をしていきたいと思う。これからはただ情報が載っている本ではなくて、”雑貨的”な本をつくっていきたいなーー。