”今日”は2024年4月17日、水曜日です。
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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ4月17日に観たコンサート等は、
1980年 ; Tom Petty & The Heartbreakers
(2022年4月17日に書いて投稿しました)
1996年 ; Jackson Browne
(2023年4月17日に書いて投稿しました)
2008年 ; Chicago / Huey Lewis & The News
2012年 ; Flogging Molly
2013年 ; Ian Anderson
2014年 ; Bob Dylan
2019年 ; Eric Clapton
(2023年4月18日にこの日の分とまとめて書いて投稿しました)
等でした。またコンサートの思い出記事を書けます。
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2014年に行われた、
Bob Dylan
(ボブ・ディラン) のコンサートの想い出を書きます。
Program-¥2000
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◎2014年4月17日(木)
@Zepp Nagoya
◎19:01-19:51, 20:13-21:11 (e-1)
前日には大阪でSylvie Vartanのコンサートを楽しんで、昼過ぎに一度名古屋に戻ってから夕方にはBob Dylan のコンサートに出かけました。
前回(2010年)と同様今回も会場はZepp Nagoyaでした。
欧米でのコンサート会場のことはよく知りませんが、こんなライヴハウスで彼のコンサートが観られるなんて日本は得だなって思いました。
ウドー音楽事務所の刊行物より
ミーハーの私ですからホントは少しでも前で観たいとは思いつつも、今回はグッとこらえて落ち着いてみられる2階席を選択しました。
でもたぶんそれが正解だったように思います。
彼のコンサートってワーッと騒ぐような内容ではないし、しかもこの時は久々のニューアルバム"Tempest"からの曲を中心に比較的新しめの曲ばかりで、”扉”の曲や”転がる石”の曲などたぶん盛り上がりそうな曲は完全スルーでした。
しかも大幅にアレンジを変えてて、オッと思った"Tangled Up In Blue"なんかも最初は何の曲かわからず曲の途中になってヤットコサ気が付いた次第です。
Bob Dylan - Tangled Up In Blue (Official HD Video) (youtube.com)
ギターを抱えてハーモニカを吹きながら軽やかに唄うなんて彼の姿はありませんでした。
ピアノを弾きながら唄って、たまにはセンターのスタンドの前に立ってダミ声でうなるように唄って聞かせるって内容でした。
2部構成のショーでしたが、休憩時間のロビーにも華やいだ雰囲気は漂ってなくてなんとなく重苦しい雰囲気でした。
期待してたDylanと違う、って思いが多くの人たちの心にもあったんじゃあないかと思います。
でも、Dylanに寄り添った見方をすれば、「お前ら観客がどう思おうが関係ない、今の俺の思いを受け止めてみてくれるか?あとはお前たち次第だ」みたいな思いがあったのかなって想像しちゃいます。
「過去の栄光や郷愁なんて関係ない、ここにいるのが今の俺だ」みたいな、ネ。
トークというかMCなんて全くなく、たしか最後の最後に仁王立ちみたいに足を肩幅ぐらいに広げて両手は腰のあたりに広げて、よく柔道の試合の前後に選手同士があいさつするあんなスタイルで”サンキュー”って言ったぐらいだったと思います。
アンコールの最後に"Blowin' in The Wind"もやってくれて、この時もオッて思いましたが、正直言ってこの曲だって気付くまでしばらく時間がかかりました。
決してつまらんコンサートではありませんけど、盛り上がりという点ではちょっと、というのが正直なところです、
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最後までご覧いただきありがとうございました。