Eric Carmen (エリック・カルメン) Live in Japan 1980 | Rockives

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1)洋楽コンサートのレポート、感想などなど。

今日は2022年2月4日、金曜日です。

 

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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ2月4日に観たコンサート等は、

 

1980年 ; Eric Carmen

1986年 ; Rick Springfield

1988年 ; Jessi Colin Young

2013年 ; Carly Rae Jepsen

2014年 ; Avril Lavigne

2017年 ; Bruce Springstenn & The E. Street Band

 

等でした。

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 その中から、今回は1980年に行われた、

 

              Eric Carmen

 

( エリック・カルメン )のコンサートの想い出を書きます。

 

 

Program-¥1000

 

 

◎1980年2月4日(月)
◎名古屋市公会堂

◎18:48-20:07 (e-?)

 

       

 

 

"Tonight"

"I Wanna Be With You"

"Ecstacy"

"Go All The Way"

"Let's Pretend"

 

と、大好きな曲を書き出すだけでもワクワクしてきます。

 

 ’70年代前半に一世を風靡した Raspberries (ラズベリーズ)のヒット曲の数々です。

 

 ハード・ポップ・ロック・バンドとして日本でもすっごく人気あったと思いますが、1975年には解散してしまいました。

 

 今回は、その Raspberries の”顔”として人気だった Eric Carmen のソロ・コンサートに行ってきました。

 

 

    

     Flyer(部分です。この上の欄には、Fleetwood Mac の岐阜公演が載ってました)

 

 

 

 解散直後に発表されて大ヒットした "All By Myself" は今でも名曲の一つだと思います。

 

 もちろん、コンサートの最大の見せ場でしたけど、彼がピアノを弾きながら甘いマスクで、時にシャウトするように唄い上げたときには、会場中がウットリでした。

 

 AOR 路線になっちゃったのかなって思うとちょっと残念な気もしましたが、決してそうではなかったんだなあ、ってのはこの2年後に認識させられました。

 

 ロック界を代表するドラマーの Carmine Apice (カーマイン・アピス)やギタリストの Rick Derringer (リック・デリンジャー)等と共に "Rock Super Session" というユニットで来日公演を行ったときに、正直「なんで Eric Carmen が?」って思いましたけど、もともと彼の中にはロック魂が息づいていたんですよね。

 

 ところで、今回の Eric Carmen のコンサートには、のちに "Rock Super Session" でも来日するキーボード・プレーヤーの Duane Hitchings (デュアン・ヒッチングス)も加わってるんですよね。

 

 不思議なっていうか、そのあたりの交流に驚かされました。

 

 コンサートのことですけど、私は Raspberries の”影”ばっかしを追い求めて過ぎてたのかもしれません。

 

 残念ながら Raspberries の曲は1曲だけで(たしか、"Overnight Sensation" だったと思います)、ちょっとガッカリした覚えがあります。

 

 

でもやっぱり Raspberries 好きです。

  (ラズベリーの香りがする、形も特殊なLP でした。

   今回久々に開けてみたら、ちょっとカビ臭かった、ショック!)

 

 

 ソロ・アーティストとして新しい世界にチャレンジしてる彼に、私が全く追いついていなかったんでしょうかねえ。

 

 でも全体として、とてもハッピーな気分になれる楽しいコンサートでした。