Roxy Music (ロキシー・ミュージック) Live in Japan 1983 | Rockives

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1)洋楽コンサートのレポート、感想などなど。

今日は2022年2月3日、木曜日です。

 

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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ2月3日に観たコンサート等は、

 

1983年 ; Roxy Music

2014年 ; Avril Lavigne

 

の2つだけでした。

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 その中から、今回は1983年に行われた、

 

              Roxy Music

 

( ロキシー・ミュージック )のコンサートの想い出を書きます。

 

 

Program-¥1000

 

 

 

◎1983年2月3日(木)
◎名古屋市公会堂

◎18:52-20:27 (e-1)

 

       

 

 

 1979年の来日公演以来ですから、約4年ぶりの来日公演だったと思います。

 

 David Bowie と並んで、ロック界で超ダンディな装いで人気のある Bryan Ferry がバンドの顔でした。

 

 Bowie も初期の奇抜なファッションから、このころはジェントルマン風に変化してましたが、Bryan Ferry 含め、Roxy Music のメンバーもグラム・ロック風なイメージから脱却してちょっと大人の雰囲気のバンドへと変遷してた頃だったと思います。

 

 退廃的なイメージは相変わらずでしたけど、前年に発表されて大ヒットしたアルバム "Avalon" では大きくイメージ・チェンジしてたと思います。

 

 コンサート会場も、前回に比べて断然女性ファンが多くなってたと思います。

 

 メインは先にあげた "Avalon" からの曲でしたけど、当然過去のヒット・アルバムからもまんべんなく選曲されてて、まったく飽きさせない構成でした。

 

 "Love Is The Drug" や "Do The Strand" などのノリノリの曲では大盛り上がりでした。

 

 ところで、私は、Bryan Ferry がステージで順番に変化してゆくのを見てるのが大好きです。

 

 開演当初は、ブリティッシュ・ジェントルマンよろしく細いネクタイを締めて、スーツ姿でビシッと決めてるのに、曲が進むにつれて、まずネクタイを外し、そして次にはジャケットを放り投げ、最後にはワイシャツの袖をまくり上げて汗ビッショリで唄い踊って観客を盛り上げてくれます。

 

 髪だって、最初はビシッと決めてるのに、後半になるとザンバラ髪を”手櫛”でかき上げてで、ほんと見てるだけでカッコイイです。

 

 彼も、John Lennon 大好きだったんですね。

 

 John が凶弾に倒れた翌年にシングル盤でカバーしてNo.1ヒットを記録した "Jealous Guy" がアンコール最後に唄われました。

 

 口笛のパート部分も忠実にカバーしてましたけど、とても感動的でした。

 

 

"Jealous Guy" のシングル盤ジャケット

 

 このツアーの後、Roxy Music は解散状態になって、しばらくみんなソロ活動に入っちゃいましたから、ある意味記念すべきコンサートだったと思います。

 

 

Autograph (お願いして、バンド名も書いてもらいました)

 

 

 

 ところで、この日、名古屋では Hanoi Rocks (ハノイ・ロックス) のコンサートが別会場で行われました。

 

 以前にも少し書きましたが、名古屋って東京、大阪に比べてコンサートが少ないのに、同じ日に開催ってのは残念に思いました。

 

 しかも、この2つのコンサートが開かれた会場は名古屋市内でも有名な鶴舞公園内に位置してて、2つの会場は200メートルぐらい離れてるだけなんです。

 

 最寄りの地下鉄やJRの駅は同じところなので、電車を降りてからそれぞれ別々の出口に向かって人の流れができてました。

 

 やっぱり Hanoi Rocks 派のファンの人たちの方が過激なファッションで、見てて面白かったです。

 

 おまけに、もう一つ、この2つの公演を名古屋で主催したのは同じプロモーターだったんですよね。

 

 まあ、多少ファン層は違うでしょうけど、ホント、そりゃあないでしょ。