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私(金山)の知る限りこんな味のカレーを売ってるところなどありませんが、もしこう言われたら、どうしましょうか?
『アイスクリーム味のカレーを下さい』
たとえば、ご家族から言われたらどうしますか?
通常は、こう答えるのではないかと。
『そんなの、あるわけないでしょ!』と。
なにかの冗談かと思うかもしれないですね。
あるいは、「味覚がおかしいのか?」と思うかもしれません。それが普通でしょう。
というより、実際にそう言われることはないでしょう。でもでもでも・・・・・、
プロジェクトマネジメントや仕事遂行って、
「『アイスクリーム味のカレーを下さい』と言われたらどうするか?」
の答えを見つけて提示することだと思うんです。
カレーの後にアイスクリームか食べたいのか?
それともアイスクリーム食べてからカレー食べるつもり?
まろやかで甘口なカレーが好きなのか?
などなど、思い浮かべることができるかどうか?
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もちろん、これは喩えです。言い換えるなら
「想定外の質問をされたらどうするか?」
「提示した答えが的外れだったらどうするか?」
「ほんとに、その答えがお客の望みにあってるか?」
ということ。
日々仕事してると、想定していたことよりも想定してなかったことに出くわすことのほうが多いです(想定不足も含む)。
そんなとき、どうするか?どんなストーリーを組み立てて実行するか?
ここが、ウデの見せ所。
私の業界で言うならば、
『某事業のA工事で、工程が遅れるかもしれない。検討してほしい。』と言われたら、どうするか?
・工程遅延の対策の提案を望んでいるのか?
・工程遅延リスクを洗い出してほしいのか?
・いや、もしかしたら事業の全体工程への影響を知りたいのかも?
などなど、依頼先が何を望んでいるのか?をしっかり認識したうえで、取り組むことが求められるのです。
「検討してほしい」と言われて、「はい!わかりました!」と元気よく答えるのはいいのですが、『お相手は何をご所望なのか?』を知り、共有したうえで、検討作業に入ることが重要なのです。
そんなの常識だよ、という声があるかもしれませんが、その常識を無視する人がどれだけ多いことか。煮え湯を飲まされる人がどれほど多いことか。
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依頼する側としては、「ここまで言っとけば大丈夫でしょ」という頭を持ちながら頼むことが往々にしてあります。それに見合わない内容の返答がくると、「なんでそんなことやってんだ!(怒)』ってことになります。
一を聞いて十を知ることができれば、それに越したことはありません。しかし、私(金山)みたいにそんな才が無い人間にとってみれば、一を聞いて十を知るのはとてもハードルが高いこと。
じゃあどうするか?というと、とことん掘り下げて聞くことです。
「検討してほしい」と言われたのなら、
「何を検討しましょうか?何が知りたいですか?」と聞くことです。そこからスタートです。
一を聞いて十を知るようになるには、まず聞くことから。
お相手のご所望の品を知りたいのなら、まず聞くことから。
背景を知り、理由を知り、どうしたいのかを知る。
マネジメントのコツです(たぶん)。
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