母のこと / 母の服の整理 / 母の自転車を処分する | きんぎょっぴ ドイツとワタシと家族と

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ようやく母のいる施設に行けました。
 
面会時間は15分。場所は面会室。
 
面会室には机があり(以前はソファと仕切りのみ)、その机の上には新しいアクリル板が乗っていて、今までのビニールのような仕切りよりはるかに母がよく見えます。
 
でも、机上には小さな監視カメラが置いてあり、もう一つ机上に飲食禁止❗️と書かれた紙が貼ってありました。
 
うーん、どこかのご家庭が食べ物を差し入れしてここで食べたのかな。
 
母は(高齢者)はあまり水分を摂らないので、喉に潤いもないから発声もなかなかできず、せめて母を訪問した時ぐらいは飲み物などあげたいのですがそれもできません。
 
今までもお菓子などちょっとしたものを差し入れをしてましたが、食べ物は充分ありますので、とやんわり断られて以来子供用の小さな飲み物だけ持って行って差し入れてます。
 
 
母が面会室にやってきて、最初はワタシのこと思い出せなかったみたい(ショック)。
姉のことは若くして亡くなった自分の母親の名前を言ってました。そう、この姉は祖母に似ているのです。祖母には会ったことはありませんが写真だけ。
 
ワタシのことは少しずつ思い出したけど、名前は姉の名前を言いました。
そう、ワタシは姉に似ているのです。爆!
 
アクリル板を超えて母の手を握りました。(アクリル板の意味がないやろ!と怒られそうですが)
まだまだしっかり握りかえす力があったのが嬉しかったです。
 
手を握りしめたらね、声は出せず号泣してしまいました。色々言えない胸の内のことを思い出してね。
 
 
肌艶もよくて、綺麗で唇なんか口紅つけてる?ってほど綺麗なピンク。言葉を発しないので会話は出来ませんが、まだまだ元気そうです。
 
時間になったので職員さんが来られました。若い綺麗なお嬢さんです。
 
母はその方の手を握りしめてさすって、愛情表現してました。
きっと、良い方よ、と感謝を表現したのだと思います。
ちょっと嫉妬しましたが、よくしてもらえているのかなと思うと、ワタシも嬉しかったです。
 
 
 
ハロウィン(halloween)と点線の罫線イラスト
 
姉1が実家(ワタシの滞在先)来てくれた時に思い立って家の中のタンスの整理を始めました。

この姉思いっきりがいいので断捨離する相手にピッタリ。

なにも迷わずにゴミ袋に入れていってくれます。

こういった思いっきりが必要ですね。

 

白い袋が母の服(まだあるんですよ)、青い袋がビニール関係。赤いのが不燃ごみ。
この後 ずっと迷っていた母の靴も処分して、燃えるゴミの袋が二袋増えました。
 
おかしなもので、春に夫から
「お母さんの靴 処分する?」って聞かれた時は少々ムッとして、
「まだ 生きてるから 処分する気にはなれないわ!」と強く拒否したワタシ。
 
でも 悲しいかな、母はもうこの家には戻って来れないだろうし、家に置いてある靴も履くことはないと思います。
 
今回 ワタシ達(ワタシと夫)の靴も増えて下駄箱に収納したくなりました。 なんせ夫の靴は大きいから玄関に置いてあるとなんか存在感があって邪魔。笑
 
姉に母の靴の処分を相談したら、即 「処分しよう!」と言ってくれて、 あれ? 春に夫からも同じこと聞かれてたけど・・・・
 
夫と言えども、他人だからなのかな。 
 
はい、ようやく母の靴を処分できました。 でも今でもなんだか罪悪感があります。
 
あと 砥いだけど切れの悪い古い包丁も2本破棄しました。
姉たちに捨てていいか聞いたら、「私達に気を使ってくれてありがとう。でも古いと思ったら聞かずに捨ててくれていいよ。」と言ってくれました。
そう言われたけど、これからも何か処分する時は姉たちに聞きながらしていこうと思っています。
 
1本(これも相当古いけど)残しておいて、実は新しいのを1本購入。
なんと百均でですよ。
別の物を買いに行ったらキッチンコーナーに包丁が売っていてびっくり。
きっと 100円じゃなくて安くても500円はするだろうと思ったけど値段が書いていない。通常値段が明記されていないものは100円(プラス税)なので、お店の人に聞いたら、100円だと。
ひぇー!
その隣に200円のがあったので、なぜか心理的に100円でも高い方がいいのではないかしら?と思って200円の方を購入しました。 これは本当に物は試しにと思って。
 
使いましたが、とても200円とは思えないいい代物でした。っていうか、実家の包丁・・・・もう寿命だったのでしょうね・・・・。だって、ワタシが嫁に行く前からあった物だと思うんですよね・・・
 
いつ嫁に行ったのやら・・・・爆!
 
ハロウィン(halloween)と点線の罫線イラスト
 
さて、
母の自転車
もう何年も乗ってません、危険だったから。
一度 自転車乗っていて転倒して救急車で運ばれたことがあります。
 
多分その後乗っていないと思います。
 
その後ずーっと外に放置してました。
メンテナンスをしていないから、パンクしてるし、サドルもハンドルもすごく劣化してます。
錆びてもいます。
もう 修理するより買った方が安いぐらい?と思ってしまうほど。
 
粗大ごみが月初めにあったので、それに間に合うようにこれまた姉に相談。
二人共、即 了承してくれて、はい、粗大ごみ破棄用のシール(有料 200円)を貼って、収集の前日、ゴミ収集場へ持って行きました。
 
持って行く前に偶然その前を通ったら子供用の自転車が置かれてました。
大人用だったら欲しいほどまだまだ綺麗な状態。
 
あら、こんないい状態の自転車も捨ててあるのね・・・・と思って、母の自転車を持って行ったら、その子供用自転車 既に
 
ありませんでした。 納得。
 
誰かが持って行ったのでしょう。 
 
再び 誰かが使うのでしょうね、いいことだと思います。
 
そして、粗大ごみの日早朝、ゴミ収集場を見たら、見事 母の自転車がありませんでした!
 
これにはびっくり。 さすがに あの自転車はもう乗れんだろうと思っていたんですが、どこかの方が持って行ってくれました。
 
また 活用されたら嬉しい限りです。