アメリカに居た頃に買った本 | ojigimajinの音楽大好き!

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ギター、ベース、キーボードを演奏し、作詩・作曲・編曲そして歌も歌います。 ネコ好きでアゲハ蝶の飼育が趣味です。

 

 1981年頃だから 今から43年も前に やっぱりちょっとは興味が残っていたのだろう 蝶の本を3冊買っていた。

がしかし この頃はもちろん 音楽の事で精一杯だったので まあちょっと息抜きにペラペラとページをめくって写真なんかを見るだけだった、 なぜ又再び蝶熱が再燃しなかったのか?先ほどの理由が一番大きいが、このアメリカと言う場所、 私の好きなクロ系のアゲハはたいして多くない、 かといってアマゾンや中米みたいに あのモルフォがいるわけでもなく、 やっぱり日本のミヤマカラスの方が美しいと感じていたので それじゃあ網持って出かけましょうか? みたいにはなりませんでした。忙しかったしね、

そんなお金もなかったし(汗)。

 

 で、 アメリカのクロ系アゲハはまあ少しは居て、アオジャコウアゲハ、クスノキアゲハ、クロキアゲハ、トラフアゲハ なんかなんですけど・・・

 

 

 この図巻に載っている「パイプヴァイン スワローテール」おそらく和名だと「アオジャコウアゲハ」だと思うんですけど、

なかなかこの怪しげな青いビロードっぽく光った感じなんか イイ感じ!なんですけど この蝶の幼虫と蛹の姿が下。

 

 

 まあ、 この蛹の姿は 「いかにもアゲハっぽい」ので良いのですが、 この幼虫の姿であります! ん?! これ写真間違ってます? くらいの違和感! ツマグロヒョウモンの仲間ですか?くらいの違和感! まあこれ外に居たら アゲハだと思わないだろうなあ~?(汗)

 

 普通クロ系アゲハの幼虫って言ったら・・・

こんなのや(ちなみにこれはミヤマカラスアゲハです)

 

 こんなの(オナガアゲハ)

 

みたいな すべすべの 緑のなんかちょっと胴体に斜めのラインが入ってたりするのを 思い浮かべますけど・・・(汗)

 

 やっぱり これは ちょっと深く調べてなくて申し訳ないんですけど 和名から「・・・ジャコウアゲハ」と言っているので

食草に「ウマノスズクサ」を利用するアゲハに良くいるタイプから来ているのだろうなあ と思います。 アメリカのアゲハを研究されている方には初歩的な事だと思いますが・・・。

 

 まあ日本のウマノスズクサ系を食べる「ジャコウアゲハ」も全然これと違う独特な姿ですからねぇ(汗)

 

 

 日本のジャコウアゲハの蛹ですけど、 緑ですべすべ・・・ではない! けど 先ほどのアメリカの「アオジャコウアゲハ」の幼虫とも全然違いますので どちらかと言えば 「ギフチョウ」の方がちょっとだけ近い?ような気がします。 しかし面白いなあ~! あのツマグロヒョウモンっぽいのが 黒い尾状突起の有るあのアゲハの姿になるなんてただただビックリ!のお話でした。