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反転攻勢。自閉症のお子さんのための土曜日活動作り

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 一時パニック障害まで起こしかけ(※起こしかけて、ではなくて、起こしてたんですけどね)て学校に行けなくなりかけたところから一転して反転攻勢に出ています。少なくとも攻勢に出てる間は不登校にはならなくてすむ。

 今日は、職員のみなさんに私が何を見て何を思い研究会を始めたのか、そして自閉症児託児活動「れもん」を始めたのかをごく簡単に語らせてもらい(詳しく言い出したら何時間コースだから・・・)そして自閉症の子供のための余暇活動についてもやりたいこと、またそのことをお知らせするだけは担任しているお子さんの保護者にも伝えたいこと(選びはるかどうかは別として)を話させて頂きました。

 現在、学校を利用して地域の人たちを巻き込んでスポーツなどの余暇活動をしていこうという動きがたぶんほとんどの小学校で始まっていると思います。しかしそれを利用できないお子さんもいるんですよね。

 おかげ様で「伝えて良い」というお墨付きを頂きました。

 土曜日の外出活動をやりたいのですよね。

追記
 当時、学校5日制(週休2日制)で、子どもたちの行く場が無いので、学校で遊ぶ会、ゲームをする会、などを「教師が指導者となって」やって行こうという動きが出ていました。

 しかし私の担当している自閉症のお子さんだと、保護者の送り迎えやサポーターの人がいないと参加はできないわけです。またそこで行われる内容は、たぶんその自閉症のお子さんたちに合わない。

 そこで、学校主導で作る土曜日活動以外に私が自分の学校の自閉症の子たちとできる活動を作りたい、そのために保護者と相談させて欲しい、ということです。ある意味、当時の教師の感覚からしたら「反則」となる考え方です。(当時の、健常なお子さんのための土曜日活動にしろ、保護者と相談するなどということは一切ありませんでしたから)

「人間らしくつきあいたいから視覚支援しません」と言われた話2

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

>先生の立場から私が書いていること 読み辛いことあるかと
>思いますが、ごめんなさいね。

あれ??私のレス、辛そうでした??
 いえ、全然そうじゃなかったので・・・書き方が悪かったかな。

 ってか○○さんの辛い気持ちはよくわかります。
 「あのハルヤンネさん」でさえ落ち込まれることが多々あったのですから。

 ほんま愚痴は愚痴として出してもいいですやん。(ニコ)

 ただ、その先生、「拒否」の表現獲得を試みようとして下さった先生なので、うまくやるとすっごい味方になってくれそうな気がするんですよね。

 ただ先生も、ほんといつもいつも「目から鱗カード」とか「一発カード」(初めてなのにうへええというくらい効果があるやつね)ってわけにもいかないし、で障害特性とかがちゃんとわかってないと「疑問」に感じることもいろいろあるだろうし、また周囲からいろいろ言われたりすることもあるだろうし・・・揺れると思うのね。

 ある年、私と一緒に組んだ先生。春休みの間から前年度の子供のビデオも見せ、障害特性の話もし、目の前で実践もお見せし・・・・・しかし音声言語一本で指導を通して下さいました。後で聞いたら私に反発してたんだとか・・・それこそ「人間らしくない」「こんなの教育じゃない」

 実はこの先生、大ベテランで私がTEACCHで取り組むよりずっと前に本を読んで試してみて「こんなの使えない」と判断してはったとか。

 で、そのお子さん・・出かけていた音声言語がどんどん減ってくるし・・・

 3学期になってやっと「実は反発してた。でも今はこんなのもありだと思える」と言って下さいました。でも・・・実践はして下さらなかった・・

 それが卒業式の4日前くらいに練習中にうろうろするお子さんに「座りなさい」といくら言ってもうろうろするばかりという状態に、私が「私が指導してもいいですか」とお願いして式次第を書き、どこまで我慢していいかの見通しを立てさせ、座ることを絵で描いて示したら一発で最後まで座り通すことができたのを見て、ショックを受けはったようです。

 次年度からは積極的に視覚支援も使うようになって下さいました。

 本当に「変わりにくい」もんなんだと思います。
 でも地道にやってるときっとわかってくれるんじゃないかな・・・・

「人間らしくつきあいたいから視覚支援しません」と言われた話1

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


※自閉症のお子さんに対して、保護者が教師に視覚支援とかを教えてあげて少しは使ってくれていたのだけど、教師から「人間らしくつきあいたいから視覚支援しません」と言われた、という話です。

 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

>わけですが 今日の連絡帳に「□□君を人間らしく扱ってやりたいので・・」
>と言う言葉があちらから
>あって そんなんあたりまえやんか・・と思いながらも
>担任がTEACCHにつまずいていることがわかりました。

 人間らしく扱う(?つきあう?)ために「いったい何がわかっているのか」「わかりかけているのか」をちゃんと追求して、合った方法を使って欲しいということにつきますね。

 「人間らしくない」と思えるのはどんな時なんだろう・・・・

 カードを見せた時ににっこりして(あるいは不安そうだったのが普通の顔になって)わかったよというように次の作業をしたり、次の場所に行ったりする時、それは「人間らしく」ないのだろうか。

 音声言語で「きちんと片づけなさい」と言って片づけない時「君の辞書には『きちんと』という言葉は無いのか」と優しく言うこと、それは「人間らしい」のだろうか。

 私も視覚支援を使うことで「人間らしくない」と言われたことは山ほどあります。
 で、確かにそれこそ「構造化のパワー」を使って嫌なことをさせてしまったこともあります。(たいていの周囲のみなさんは、そこまでのところは見てなくて単に視覚支援を使うだけで拒否反応が出てたけど)

 でも、いろいろ考えながらやってれば、きっといい結果は出ます。
 「拒否を教えてみよう」と考えはったすてきな先生です。
 今一歩勉強して、やってみて、実感してくれはったら素晴らしいことができるやろな。
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追記
 カードを使ったりした時に「人間らしくない」と周囲の教師や保護者に拒否された経験は仲間の中でもたくさんありました。

 まあ、実際、「そんな支配と服従のために使ったらあかんやろ」という場合もあったのではないかと思いますからひとつひとつの状況については何とも言えないところがあるのですが、「音声言語で支配と服従をさせる」場合はたぶんこのような批判は出なかったでしょう。

 あと、TEACCHというと「カードを使う」としかわかってない、ってこともありますね。それはまったく「間違い」と言ってもいいのですが。