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校内の反応

 大昔の話です。

 クラスで「私の思う通りやる」と宣言してやっても、クラスの中だけだったら
外からは見えないですね。別に外に向かってTEACCHでやります、なんて
ことは言ってなかったし。

 でも、体育館や校外ランニングの待機場所に「勝手に」カード受けを作ったり
してるわけで。学部会や職員会を通しているわけではない。

 でもそれを「駄目」とは言われませんでした。

 いったい何をやっとんやろ、と不思議そうに見ている、という感じかな。
 でもやらせてもらえたのは事実ですね。

 あ、いや、受容的交流方法をお好きな1人の(複数おられた)先生は私に
向かって「TEACCHなんかやっちゃ駄目じゃない!」とはおっしゃいました。
私はう~んとうなって、無言だったかな。

 この先生は
「kingstoneさんは、パソコンなんかやるからTEACCHなんてやる」と
周囲にぼやいてはったそうです。(笑)

 若い方にはわからないかもしれませんね。昔はパソコンを使っていると
劣った人格だ、みたいな評価をする方は一定数おられました。(ニコ)

 この方、TEACCH嫌いはそのままだったと思うのですけど、まあ私の
やってることを見て後年
「TEACCHって、kingstoneさんのやってるのと、別のと2つあるの?」
と質問して下さいました。やっぱり私はう~んとしか答えようが無かった
ですけど。

 

夏休みに準備したこと

 大昔の話です。

 夏休み「とにかく私の思うようにやらせてくれ」と言ってから、話し合って、
こうしようとか、みんなでものづくりとかしました。

「給食は自分で食べる。全部食べなくて良い」の宣言。
あっ、障害はいろいろですから介助の必要なお子さんもいるし、
それはしましたよ。でもより介助は少なくしていきました。

 1日のクラスのスケジュールの提示。
 これは、ごく簡単なものを前のホワイトボードに貼りました。

 個別のスケジュールはこの時はなかったですね。

 朝の会の変更。

 それまで、子どもたちが椅子に座っている前で、一人の教師が連絡帳を
えんえんと読んでいたのを、連絡帳は朝の会の前に担任が読んでおいて、
必要なことがあれば他の先生に伝えておく。

 子どもたちがわかってできる活動を入れる。
 
 具体的には、子どものシンボルカラーやシンボル型(?)の枠をホワイトボード
に貼り、そこへ自分の写真を入れる。(これはセミナーでやってたことの真似です)
これは全員。

1日のスケジュールの確認。

 それから、何をやっただろう?音楽は無かったかな。あってもいいと思うん
ですが、教師がみんなキーボードとか苦手だったというのもあるし(アセ)

 まあ短くなりました。

 朝の会の流れを見せるスケジュール(移動が無いからワークシステムか。
ハルヤンネさん風に言うと子スケ、孫スケですね)は無かったですね。
今思えば、あったほうが良かったですね。

 教室には金色のカード受けを作り、別の場所から教室に帰る時は金色の
カードを渡し、教室に帰って入れてもらう。これは全員やってたかなあ・・
お子さんの障害もいろいろですもんね。

 クラスの外でも用意しました。

 体育館の入り口に、お子さんのシンボルカラーのカード受け(これは
マジックテープのタイプ)それぞれのお子さん体育館とわかってもらえる
ような、絵や写真のカードを用意する。これは全員。

 校外ランニングの待機場所にポラロイドの写真受けを作り、ポラロイドの
写真カードを用意する。これは1人だったか、2人だったか。

 トイレには目の高さにシンボルを貼ったかな。

 保護者には、2学期の始まる前に、簡単に「こんなふうにしたいと
思います」という連絡をしました。特に許可を得る、という感じでも
なかったと思うな。

 もっといろいろ細々としたことはあったと思いますが、もう忘れました。

 上で書いたことの結果を書いておくと、


 給食は、前も書きましたが、すごく雰囲気が良くなりました。

 体育館のカードは良かったみたいですね。全員が教師なしで行けるように
なったわけでは無いですが。そりゃお子さんいろいろですから。でも、ある
お子さん、前からルーチン(毎日の習慣)で、行けるようになってたと思って
いたのに、実はそんなことはなくて、周りの流れを必死で見て困惑しながら
動いてたんだ、というのがわかったことがあります。そのお子さんに体育館
カードを渡すと、パッと笑顔になって、ひとりで体育館に行けました。

 校外ランニングの待機場所はわかってもらえたのですが、あるお子さんに
ちょっと早めに渡したところ待機場所に行ってカードを入れて、そのまま
すたすたどっかに行っちゃった、ということもありました。
 こちらは「待機場所に行って待っててね」というつもりだったのですが、
本人さんには「待機場所に行って・・」で後は何していいかわからないわ
けですね。
 その時は、カードを直前に渡す、というので対処しましたね。

 クラス全体とスケジュールは、みんな見てるかどうかもわかんない、
みたいな感じでした。毎日の暮らしがそう変わるわけでもないし。

 ところが後日、校内宿泊学習の時に、前年は普段の下校時刻になったら
パニックを起こしていたお子さんが、スケジュールの増えたところを見て
納得していました。そうかあ、何ともなく過ごしていて、何の役にもたって
いないように見える日々の取り組みが大事なんだなあ、と思いました。

TEACCHセミナー3回目

 大昔の話です。

 私の知的障害養護学校3年目。1学期途中かな?夏休みかな?

 若めのベテランさんがご病気になり、新人Bさんが来ることになりました。

 私のクラスは
 私(名目上は主担)
 新人Aさん(病欠の先生の代替。大学出たて。障害児教育の知識無し)
 新人Bさん(病欠の先生の代替。大学出たて。障害児教育の知識無し)
 ベテランさん

 私は、周囲から頼りないと思われていたし(事実、頼りないけど(笑))
まわりはみんな、どうなることかと思っていたと思います。私自身もどう
なるのかなあ、と思ってました。

 新人Bさんが、勤務前の挨拶に来られました。たまたま私と仲良しの
先生が新人Bさんを教室まで案内して下さったのだけど、道々
「kingstoneさんは優しいから何も言わないかもしれないけど、しっかり
 働いてね」みたいなことを、おっしゃって下さったみたいです。

 よっぽど心配やったんやろな。

 夏休みに入ります。

 私はTEACCHの5日間セミナーに行きます。
 3回目になりますね。
 5日間だと、すごく丁寧に教えてもらえます。

 で、この時、流れ作業の自立課題学習をする、というセッションが
ありました。それぞれのお子さんのできることを組み合わせるわけです。

 これをやった時に、あっ、一人ひとりに合わせるのって、こういうこと
なのかあ、というのが得心できました。それまでは、やっぱりまだわから
ない、という感じでした。何か、これで授業ができる、という感じ。

 で前に書いた、
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 経緯は、また書くとは思いますが、夏休みの終わりに私は
「学校から追い出されるかもしれへんけど私の思う通りの実践をさせて欲しい」
と言いました。

 新人さんたちは
「私ら新人で、わからへんからついて行くしかありません」
そらそうやろなあ(苦笑)
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に続くわけです。

 ベテランさんには事後承諾。

 学校から追い出されるって・・・何でそう思ったのか。でもすごい
プレッシャーでしたね。