![『Go ahead,Make my day ! 』-松下奈緒](https://stat.ameba.jp/user_images/6f/0a/10120819571_s.jpg?caw=800)
ですねぇ、今月のここのカレンダー。
理由はいくつかあるのですが、最大のものは「小説を書いてないから」に尽きるかと。もちろん「Change the world」は書いてるわけですが、あれはここでは公開しないので。
いちおう「熾火」を何事もなかったかのように再開しておりますけど、あれが時間かかるんですよね~。書き出してしまえば早いんですけど。「どういうプロット(全体のプロットはできてますが各回の細かい部分はその都度考えてます)をどういう切り口でやろうか」とか考えるのにかなりの時間が必要なんです。
創作というのは大雑把に分けて、
「構想を練る」
「実際に書く」
という2つのプロセスに分けられると思うんですが、「熾火」はこのバランスが非常にいびつなのです。「構想長く、執筆短く」ってやつですね。
これは三人称なのでいつものように「語り手の気持ちになって考えながら語る」ことができないので、あらかじめかなり作り込んでからじゃないと書けないからなんですが。
実際の話、書き始めてしまえば一回分くらいの文章量(だいたい原稿用紙20枚くらい)はあっという間に書けてしまうのです。「熾火」第8回に至っては3時間くらいしかかかってないし。この辺は方法を手探りでやってる関係でなかなか難しいところです。
ちなみに他の作品群はどうかというと、
「構想短く、執筆長く」というパターンはだいたい失敗するようで、最近だとこのパターンにはまったのが「村上中学生」ですね。ま、あまり深いところまで考えずに書き進めれば早晩行き詰まるのは当然のことなんですが。
「構想と執筆がだいたい同じ」なのは真奈を語り手にしたシリーズのほとんどに言えます。コイツについてはあらためて考えなきゃいけないことがほとんどありませんし、視点の置き方や言葉の選び方でも悩まなくていいので筋立てだけに集中できるので。
「構想長く執筆も長い」のが由真を語り手にした2作と亮太を語り手にした1作です。これはまあ、語り口をつかむのに時間がかかったというのが実際のところで、つかんでしまった今なら真奈作品ペースで書けそうな気がします。たぶん、亮太視点を書くことはありませんが。
そして、このすべての例外であるところの「構想短く、執筆も短く」だったのが、わたし史上最速の「Letters」ですね。いや、これホント早かったな……(笑)。理由は不明ですが、志村の語り口がよほど作風にあってたのかもな、などと考えております。
まあ、そんな比較はどうだっていいのですが、わたしがこの記事で何が言いたいのかと申しますと、
「すいません、「熾火」の年内完結はちょっと無理っぽいです……」
というギブアップ宣言です。最低でもあと10章もあるのに今年はあと14日しかないので……。
できない約束をするものではないですね。いや、ホント。(ちょっと自己嫌悪)
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画像は女優の松下奈緒さん。個人的にこの人好きなんですけど、それ以外に今回の「Change the world」のある場面での真奈のイメージがこんな感じなので――ただし、この写真だけですけど。
これまで作中で真奈が誰に似ているかについて、天海祐希だの冨永愛だの上原多香子だのイ・ジュンギ(これ男だってば)だのと適当な名前を並べてきましたが、なかなかピンとくるイメージってないもんですね。
もちろん読者さまがそれぞれ抱いているイメージってあると思いますので、「自分はこのキャラはこの俳優(女優)な感じだと思うんだけど!!」みたいなご意見を寄せていただけたら、お遊び企画としては面白いかなーと思います。
ま、あまりのギャップに恐れおののく可能性もありますが。(笑)