第95回のラストあたりから、いよいよ作中屈指(?)のアクション・シーンへと突入していきます。(12/7記事「さて、と」 より)
などと煽っておきながら、いざ書きあがってみるとそうでもなかった締めくくりの第97回ですが。
本当はもっと長々とカー・チェイスのシーンをやろうと思っていたのですが、いかんせん、文字媒体で映画のような流れるアクションをやるのは無理ですね。自分の筆力不足を棚に上げておいて何ですけど。(開き直り)
ただ、現実の問題として、福岡の中心部のような信号と交通量が多い都市圏でドッグファイトをやらせるのは、いささか無理があるんですよね。実際にやれば交差点を3つ抜ける前にどっちかが事故ってしまいますから。
もちろん、そこらへんはリアリティ無視でも良かったんですが、書いていてどうにもチグハグだったので、思い切ってカットしました。
さて、物語はいよいよ一つのヤマ場へ。舞台の須崎埠頭は「砕ける月」第49章 で真奈が作中最大の危機に陥った因縁の場所だったりします。
相手が拳銃を持っていたり、危険度は前回の比ではないのですが、ここが「Left Alone」のストーリーの不可解な事情の大きな転換点なので、ちょっと気合を入れなおして書き進めたいと思っております。
とか言いつつ、昨日から感染性胃腸炎でダウンしてるんですけどね……。(おっかしいなあ、流行には疎いはずなんだけど)
(上の画像は「La vie en rose」で登場する中洲の人形小路。ケイタイのカメラなんで画質は最悪ですが、イメージは伝わると思います。きらびやかな中洲にもこんなところがあるんですよね~)