TOMITAの伝説「BLOG」への扉 -3ページ目

食文化の相違

フランスにもファーストフード店、

例えばマックとかスタバとか

日本でも有名なお店がもちろんある。



日本でファーストフードと言えば



・安い


・セルフサービス


・回転がいい


というのが原則。

しかし、面白いことにパリでは

必ずしもこれが当てはまるわけではない。


まず、セルフサービスが当たり前と思える

ファーストフードやフードコートでも

きちんと自分で片付けるお客さんは半分くらい。


日本だったら非常識に見えるが、

なんと大きなところだと

バッシング専任のスタッフが

いたりもする。

ご丁寧に食べ終えた客席を回って

下げてくれるのだ。

そしてけっこう皆さん長居する。


一時間くらいの滞在は当たり前。


そんな理由からかどうかは判らないが、

ファーストフードでも商品の値段が安くない。

少なくとも日本より回転が悪く、

人件費も嵩んでいるのは間違いない。


パリに吉野家は無かったが、

例えば日本の牛丼屋で大半の客に

一時間居られたらどうなるか?

並一杯400円では

絶対に採算が取れない。



これらは要するに

食文化の違いかなと思う。

「ファーストフード」の概念は

日本発祥ではないが

そう考えると「流行」や「新しいもの」

に対する日本人の順応性はすごいと思う。


「自分で下げろ」と書いてあれば

従わない客はほとんどいないし、

単なる「下げろ」がいつのまにやら

「燃える物、燃えない物、液体は別にしろ」

となっても、

それにも何の疑問も持たずに従う。


よく考えると面白い。


日本では食べ歩きはご法度で

「お行儀が悪い」行為だが

フランスでは見慣れた光景。

一つのスタイルになっている。

クレープやサンドウィッチを

みんな歩きながら食べる。


カジュアルなカフェでは

立ち飲みスペースがあり、

値段も座るより安く設定されている。

つまり、

「急いで食べるくらいなら立って食べる」し

「座ったからにはゆっくりしたい」という

日ごろの生活習慣が根底にあるようだ。


それこそビストロやレストランでは

回転が悪いどころか回転はしない。


ディナーの来店のピークは20時くらいで

22時過ぎまでゆっくりと食事を楽しむ。

(ある意味オープン~20時までは

「予約なしの外国人観光客用の枠」と言えるかも)


かと言って日本の居酒屋のように

深夜まで飲み続けられるような場所は

限られる。


フランスに来てすぐは

これらの光景を見て


「日本の外食は

バリエーションも豊富だし

産業としてとても成熟しているな」


と思った。

でもそのうち


「それって手放しで

恵まれていると

喜べることなのだろうか?」


と疑問を持つようになった。



「食欲を満たす文化」


はたぶん日本が上だが


「食を楽しむ文化」


としては遥かに負けている

気がする。

決意。

今年の僕は変わります。

いや、変わらなくてはいけません。

一ヶ月ほどとはいえ

フランスに来て刺激を受け、

いろいろと勉強になり

確かな手応えも感じております。

この勢いのまま、

出店に向けて突っ走ります。

とはいえ僕一人だけの

PJではありません。

一人で勢いづいていても

日本に帰ったらそれは

ただの空回りかもしれません。

いや、その可能性が

かなり高いでしょう。

身についたのはたぶん

「決心」「勢い」

だけです。

余計に空気が読めないテンションの

キャラになっているだけかも?

帰国直後の僕は

相当にウザイと思います。

それにスキルが伸びたわけでも

立派になったわけでもありません。

しかし、周りに首を傾げられ

叱られ、罵倒されても

「やります」「頑張ります」と

言い続けます。

2008年度の富田将人は

気合十分です。

この旅を通じて

目の前がだいぶ開けました。

そして今日、

独断ですが確かな一歩を

踏み出しました。

いてもたってもいられなくなり

パリで気になった某レストランの

スポンサーとなっている会社を探し

問い合わせました。

率直に

「スタイルに惚れた!

こんなレストランがやりたい!」

と伝えました。

そして早速、

前向きなご返答を頂きました。

う~ん、

出直して勉強、とか

させて頂けないですかね?|彡サッ!

タジン

パリではブームなのでしょうか?




「クスクス」がメジャーなように

モロッコ料理がこの国で

浸透しているのは間違いないと思います。


でもルクルーゼからも発売されたし、



デパートに行くといい場所に

「タジン鍋コーナー」があります。

家庭レベルでタジン鍋が使われている

ということに他ならないと思います。

デリでも当たり前のように

調理されたタジンが売られています。





日本で例えると韓流ブームのときの

「石焼ビビンバの器」

みたいなものでしょうか。



日本でもそのうち浸透するかもしれません。

どんな鍋でもヘルシーに美味しく仕上がるらしいので。

帰国したら日本の陶芸家さんに

提案してみようと思います。