バンダイの食玩 ガンダムアーティファクト第6弾の製作記4回目です。
今回はνガンダムの塗装色、配色、塗装手順検討から、フレームやシリンダー、センサー等の細部塗装の製作記事です。
いよいよ塗装に入りました!
外装のホワイトの塗装に時間がかかりそうなので、一旦ブログ記事をアップします。
配色検討
ガンダムアーティファクトは、ガンプラのパッケージや説明書のような塗装見本がありません。
説明書にも「この塗料を使う」みたいなカラーチャートや塗装指示もないです。
なので、どこにどの色を塗るかは完全に自由です。配色に個性や解釈の違いが出るので、X等でアーティファクトの完成作品を見ていると面白いですね。
1機目のνガンダムはオーソドックスに作る事にしているので、配色も原作に近い感じにします。
とは言っても、「逆襲のシャア」の設定画のνガンダムとはディテールや形状が違うので、ガンプラのνガンダムの塗装見本を参考にする事にしました。
丁度良さそうなのはRG νガンダム。配色は意外にシンプルです。
面白そうなのはPGU(PERFECT GRADE UNLEASHED)νガンダム。1/60スケールという事や、ディテールやギミックが豊富という事もあって、複雑な配色です。
という事で、今回はPGU νガンダムの配色を参考に、適当に落とし込むことにしました。
最新の高価なキットという事もあって、商品紹介ページや説明書が凝っていて、色々な写真が大きなサイズのカラー写真や図で見ることが出来るのも良いところ。
商品紹介ページ:https://bandai-hobby.net/site/pgu-rx93/
Web取扱説明書:
これらを参考に塗っていきます。
塗装色検討
PGU νガンダムのように、外装のホワイトの部分は白と明るめのグレーのツートンカラーに。
胸、つま先、バックパック等の紺色の部分も、紺色と黒(黒下地がそのまま使えるので)のツートンカラーにします。
フレームはPGUだと5色(+金色の成形色)に塗り分けるような指示になっていますが、面倒なのと、このサイズでフレームを塗り分けたところでほとんど見えない&構造が違い過ぎるので、暗めのグレー1色にします。物足りなかったら、後からピンポイントで金や銀を入れようと思います。
後は普通に赤と黄色、センサー類等を塗り分ける感じにします。
という事で、PGUのカラーガイドを参考に、今回使う塗料はこれらにしました。
全て水性塗料のファレホを使用します。アーティファクトのような小さいサイズの模型を塗るには、ミニチュアペイントを主なターゲットにしているファレホかシタデルカラーがピッタリだと思います。
PGUのカラーガイドを参考にはしていますが、1/60用の色をそのままミニチュアサイズに落とし込んでも、暗く見えたり色の違いが分からなくなりがちなので、明るめ&コントラスト強めの塗料を選んでいます。
- 外装のホワイト部分: 72001 デッドホワイト(ハッキリとした明るい白)
- 外装のグレー部分:70990 ライトグレー(ホワイト部分と近すぎてもサイズ的に色の違いが分からないので、白すぎず暗すぎないグレー)
- フレーム:70862 ブラックグレー
- 外装の暗めの紺色部分: 70898 ダークシーブルー+ 70925 ブルーの混色
- 外装の赤色部分: 72010 ブラッディレッド(発色の良い派手目な赤。マルボロレッドにも近い)
- 外装の黄色部分:72005 ムーンイエロー(若干白味があるが派手目の黄色)
- 赤いセンサー部分: 72157 蛍光レッド+ 72103 蛍光イエロー(蛍光レッドのみだとピンクっぽくなるので、黄色を足してピンク味を消す)
- 黄緑のセンサー部分:69057 蛍光グリーン+ 72103 蛍光イエロー
- 腕、足のシリンダー:77123 インペリアルゴールド(オーリンズのショックっぽい金色)
- フレームの一部やスラスター内部の金色: 72055 ポリッシュドゴールド(粒子が滑らかで光沢感のある白っぽい金色)
- フレームの一部の銀色: 72052 シルバー(粒子が細かく光沢感のあるアルミっぽい銀色)
- スラスター外部: 69058 ガンメタル
手持ちのファレホの中から、これらの塗料を使って塗っていこうと思います。
塗装手順
何はともあれ、ミニチュアペイントの鉄則「奥まったところから塗る」というのが塗装順としては最初になります。奥まったところは筆のコントロールが難しいので、どうしてもはみ出してしまうからです。
νガンダムでは外装に挟まれた脚のフレーム、シリンダー等がそれに当たります。あとは顔のセンサー類もそうですね。
そして、赤や黄色等の明るい塗料は黒下地の上だと発色しにくく、発色させようとすると厚塗りになってしまいます。このサイズのキットに厚塗りしてしまうと、かなり野暮ったく見えるというかスケール感が出ないので、避けたいところ。
という事で、赤色、黄色に塗る箇所も含め、一度ホワイトで塗ってしまい、その上に赤、黄を重ねる手順で行きます。
赤や黄色は下地がピンクの方が綺麗に発色するので、ホワイトの上にさらにピンクを塗った方が良いかもしれません。
同様に、外装に塗る暗めの紺色も明るい色では無いものの、黒下地の上だと発色しづらいので、下にグレーを塗ってから塗装します。
あとは、明るい色から暗い色の順に塗れば、はみ出しを上書きしやすいのでその順番(白⇒黄・赤⇒濃紺⇒黒)で塗ります。
決めておいた方が良い塗装順としてはそんな所でしょうか。
あとは塗りながら考えます。
ちなみに、今回のνガンダムはベタ塗りで仕上げる予定かつ白が大部分を占める機体なのに、なんで黒下地にしているかと言うと、大きな理由は下記2つです。
- アーディファクトが小さくて細かいので、奥まった部分を塗れない、または塗り残す可能性がある(特に後ハメ加工をしいていない脚部)。黒下地にしておけば、塗れなかった部分は黒で残ってそのまま影もしくはフレームや外装の裏側を敢えて黒にしているように見える。
- ABSはエナメル系の墨入れでダメージを受ける可能性がある。特にふき取り時に使うエナメル溶剤が怖い(既にプライマーで一部割れてるので余計に使いたくない)。また、そもそもファレホは塗装面に微細な凹凸が出来る(それでつや消しに見える)塗料なので、綺麗に拭き取れない。なので黒下地にしてスジ彫りの部分は最初から墨入れされている状態にし、墨入れする箇所を減らす。
本当はグレーやホワイトの下地の方が、白や赤、黄色等を均一にベタ塗りするのは圧倒的に楽なんですけどね。逆に塗れなかった箇所が明るい色で残って目立つのと、墨入れが大変になるというデメリットがあります。
塗装
まずはフレームっぽい箇所や武装のグレーに塗る箇所等を「70862 ブラックグレー」で塗装します。
最初の1色目なので、はみ出しを気にせず塗れるので楽です。
脚と右腕のシリンダー部分を「77123 インペリアルゴールド」で塗装。この塗料はそのまま塗装出来る濃度に調整されているシリーズの塗料なので、希釈は不要です。
ファレホはモデルカラーシリーズ以外は薄めに調整されている塗料が多いです。
センサー部分をまずは「72052 シルバー」で塗装。
はみ出しは気にせず、しっかり対象全体を塗りつぶします。
その上に、赤い部分は「72157 蛍光レッド + 72103 蛍光イエロー(少々)」、黄緑の部分は「69057 蛍光グリーン + 72103 蛍光イエロー(少々)」で塗装。
ファレホの蛍光塗料はクリア系の塗料なので、下地のシルバーを微妙に透けさせて、光を拾って発光しているような感じを表現しようとしてます。
デュアルアイの部分は適当に筆を突っ込んで塗っただけですが、それっぽくなって良かったです。
センサー部分はトップコートを吹いた後に、ファレホの艶出し塗料の「70510 グロスバーニッシュ」塗って光沢感を出す予定です。
外装のホワイト部分(+赤、黄色で塗装する部分の下地)の塗装に入ります。
黒下地という事や、「72001 デッドホワイト」が薄めに調整されている事もあり、1回や2回塗り重ねたぐらいだと真っ白にはなりませんが、焦って1度に厚く塗ったりせず、薄く何度か塗り重ねていきます(あまりに下地が透けるようだったら、もっと隠ぺい力が高い白系塗料を挟むかも)。
また、筆に塗料を付け過ぎると、スジ彫りにも塗料が入って黒下地が埋まってしまうので、なるべく塗料少な目で塗ります。が、後からでもリカバリは出来るので、なるべく残すぐらいの感覚で行きます。
何度か塗り重ねましたが、まだ若干ムラがあるのでもう少し重ねていきます。
白で塗る箇所は多いので、まだ時間がかかりそうです。
黒下地にしたデメリットですね。
【お役立ち情報】水性塗料の筆塗りに必須級のウォーターパレットについて
水性塗料(※)の筆塗りにおいて、使うと塗装が圧倒的に楽になるのがウォーターパレット(ウェットパレット)です。
普通のパレットや塗料皿と違い、パレットに出した塗料がほぼ乾かなくなる(翌日にだって持ち越し可能。若干薄まるけど。)ので、乾く前に塗らなきゃ、みたいな心配が無くなってマイペースに塗装できます。
特にガンダムアーティファクトのようなミニチュアキットの塗装には集中力が必要なので、疲れたらいつでも休憩できるのは大きいです。
また、今まで使った塗料がパレット上に残るので、はみ出しの修正、塗り忘れた箇所を後から塗る等、アーティファクトの塗装でありがちなミスもすぐ対応できます。
自分はもうウォーターパレット無しでは筆塗りしたくないぐらい、必須のアイテムです。
※ウォーターパレットは主成分が水の「エマルジョン系水性塗料」(ファレホ、シタデル、アクリジョン)に最適なパレットです。
同じように水性塗料と言われているクレオスの水性ホビーカラーやタミヤアクリル等には若干向いていない部分があるので注意が必要です。
これらの塗料も水で薄めたり洗ったりは出来るのでウォーターパレットも使えますが、主成分が有機溶剤の為、時間が経つと溶剤が飛び、水だけが残った状態になります。すると塗料が分離したり、ドロドロのゼリー状になったりするので、「翌日も使える」というわけではありません。ご注意を。
ウォーターパレットの自作方法等、詳しくは下記記事の最初(「塗装準備」のところ)に書いているので、使っていないかたはぜひ見てみてください!
今回はここまで!
ではまた!
▼ガンダムアーティファクト 第6弾 νガンダム 製作記のリンク
- 下地処理・仮組み
- 工作・下地塗装・ABS破損修復・磁石埋込
- 塗装方法検討・塗装①(フレーム、センサー等) ※この記事
- 塗装②(白、赤、黄色の塗装)
- 塗装③(濃紺、グレー、金属色の塗装)
- 墨入れ、仕上げ
- 完成レビュー







































































































