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kingmanの趣味ログ | 模型・PC・ときどき旅行

カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

νガンダムの塗装済みパーツとメタリック塗装

 

バンダイの食玩 ガンダムアーティファクト第6弾の製作記6回目です。
今回はνガンダムの濃紺、グレー、金属色部分の塗装について書いていきます。
今回で塗装工程はほぼ完了です!

※塗装は水性塗料の「ファレホ」で筆塗りしています。

 

 

前回の塗り忘れ、黄色の色味調整

νガンダムの濃紺、グレー、黄色の塗装部分

まずは前回塗り忘れていた、胴体部分の股間V字マークとハッチの赤を塗ります。
V字は奥まっている上に極小サイズなので、塗るのがなかなか難しい……。極細の面相筆で慎重に塗装しました。

 

その後、黄色で塗った箇所に色ムラがあったので、もう一度一通り上塗り。 そして、やっぱり黄色の色味が白っぽすぎたのが気になったので、もう少し原作の設定画のような、オレンジ味のある山吹色に寄せることにしました。

 

普通の塗料でまるっと上塗りしてしまうのは怖いですし、塗膜が厚くなるリスクもあるので、下地が透ける状態の塗料を重ねて色味を調整する「グレージング」という手法をとります。

 

Vallejo製 塗料3本、ガンダム塗装用
黄色の塗料の調整とグレージング

元々黄色の部分に塗った「72005 ムーンイエロー」に「70911 ライトオレンジ」を少しだけ足してオレンジ味を強め、そこに「70596 グレーズメディウム」を加えることで、塗料の透明度を上げます。このメディウムはグラデーション塗装や薄い層の重ね塗りのマストアイテムです。
この方法であれば、戦車模型の「フィルタリング」のように下地の黄色を活かしつつ色を足していけるので、一気に色味が変わりすぎることもなく、調整がしやすいです。

 

 

νガンダムの塗装済みパーツと工具

黄色の色味が少し濃くなりました!一旦、黄色の部分はこの色味で進めることにします。

 

濃紺の塗装

νガンダムの濃紺と赤の塗料

装甲の濃紺部分は、当初の予定では「70925 ブルー」+「70898 ダークシーブルー」の混色で作る予定だったんですが、実際に塗ってみると青すぎ&若干緑がかっていたので、赤(72010 ブラッディレッド)を少量足して、明るさと緑味を抑えました。
が、今度はティターンズブルーに近い色になってしまい、イメージと違ったので「70862 ブラックグレー」と「70925 ブルー」を混ぜてみることに。これも何か違う……。

 

「まだだ、まだ終わらんよ!」

 

濃紺塗料のテスト塗り

ということで、最終的に写真右端の「70950 ブラック」と「70925 ブルー」を混ぜるという、一番シンプルな濃紺に落ち着きました。

 

νガンダムの塗装済みパーツ 濃紺と白の塗り分け

PGU νガンダムの配色を真似て、全身の黒いパーツの一部を濃紺にするという配色です。

 

νガンダム、塗装済みの胸部と腕

黒すぎず、青すぎない、ちょうど良い色味になったと思います。

 

グレーの塗装

νガンダムの塗装済みパーツと武器
νガンダムの塗装済みパーツ群
νガンダムの模型パーツ塗装:濃紺、グレー、メタリック

ホワイトの装甲の一部を、これまたPGU νガンダムにならってグレーで塗装しました。
使った塗料は明るめのグレー「70990 ライトグレー」です。
グレー部分が多すぎると主張が強すぎて違和感が出ると思ったので、あくまでアクセント程度に留めています。
フィン・ファンネルの塗り分けが地味に面倒くさかったです(笑)。

 

νガンダムの黒い装甲の部分を濃紺と黒、白い装甲の部分を白とグレーにした事により、別パーツ感が出せたような気がします。

ちゃんとまとまっているかは、組んでみてのお楽しみですね。

 

メタリック塗装

スラスターを何色で塗るか迷ったのですが、結局内側はカッパー(銅)、外側はシルバーで塗ることにしました。

 

νガンダムの塗装済みパーツとクランプ

内側を「72057 ブライトブロンズ」で塗装。

 

νガンダムのバズーカ、カッパー塗装

バズーカの後ろの部分もこの色で塗装しています。

 

νガンダムの塗装済みパーツ:濃紺、白、グレー
νガンダムのパーツ 塗装済み シルバーとゴールド

スラスターの外側は「72052 シルバー」で塗装。この塗料は粒子が細かく、滑らかで綺麗なシルバーになります。
良い感じになったんじゃないでしょうか!

 

νガンダム ファンネル塗装 制作記
νガンダム フィン・ファンネルの塗装細部

放熱板ことフィン・ファンネルは、ビームが出る部分を「72055 ポリッシュドゴールド」、それ以外の金属色にしたい部分を先ほどのシルバーで塗装しました。
これにてフィン・ファンネルの塗装も(塗り残し、はみ出しの修正以外は)完了!カッコいい!

 

νガンダム アーティファクト 塗装済みパーツ群

その他、小さいバーニアや適当な部分に上記のシルバーやゴールドをピンポイントで塗り、金属色の塗装も完了です!

 


 

あとは、塗装作業としてはブラックでバーニアの穴を塗ったり、はみ出しを修正したりぐらい。

その後、一旦光沢クリアを吹いてから、墨入れやフィニッシュシート貼り。最後につや消しのトップコートを吹いて完成予定です。

そう言えば、アムロのパーソナルマーク等が入っている、ガンダムデカール「No.71 1/144スケール 逆襲のシャア連邦用」をAmazonで注文したので、サイズが合いそうなら貼るかもしれません。

 

アーティファクトの塗装は小さくて神経を使いますが、それがまた楽しいです。綺麗に塗り分け出来ると気持ちいいし。

 

ではまた!

 


▼ガンダムアーティファクト 第6弾 νガンダム 製作記のリンク

  1. 下地処理・仮組み
  2. 工作・下地塗装・ABS破損修復・磁石埋込
  3. 塗装方法検討・塗装①(フレーム、センサー等)
  4. 塗装②(白、赤、黄色の塗装)
  5. 塗装③(濃紺、グレー、金属色の塗装) ※この記事
  6. 墨入れ、仕上げ
  7. 完成レビュー

 

 

 

 

 

 

 

νガンダムのプラモデル塗装パーツ

バンダイの食玩 ガンダムアーティファクト第6弾の製作記5回目です。
今回はνガンダムのホワイト部分、レッド部分、イエロー部分の塗装工程について書いていきます。

 

いやー、想定よりホワイトの塗装に時間がかかってしまい、なかなか進みませんでした……。
やっとホワイト塗装が終わり、少し作業が進んだので製作記を更新します。
※使用している塗料は全て水性塗料の「ファレホ」で、塗装は筆塗りです。

 

 

白色の塗装

νガンダムのプラモデル塗装工程 ホワイト、レッド、イエロー

νガンダムの装甲の白く塗る部分、および下塗りとして赤・黄色で塗る部分に「72001 デッドホワイト」を塗っていたのですが、白の顔料がメインのこの塗料だと、なかなか黒下地を隠蔽できないんですよね。
筆に塗料をたっぷりつけてシャバシャバの状態で塗ればいけなくはないのですが、スジ彫りもある程度残したいので、その方法は使えません(塗料が多いと溝に入り込んで埋まってしまうため)。

 

なので、デッドホワイトよりグレーの顔料を含んでいて隠蔽力が若干強い「70993 ホワイトグレー」を試してみたりもしたのですが、それでもなかなか均一な白になりません。
このまま塗り重ねまくればそのうち白くはなるんでしょうけど、どうしても塗膜が厚くなってしまいます。

 

νガンダムのライフル、塗装途中の画像
νガンダムの模型、塗装工程の腕と脚

「急がば回れ」という事で、隠蔽力の強い「70990 ライトグレー」を塗って、強制的に一段階明るさを上げる事にしました。
グレーはサーフェイサーなどでもそうですが、隠蔽力が高く、その上に塗る塗料もちゃんと発色させてくれるので、これならホワイトものせやすくなります。

 

νガンダムのガンダムアーティファクト製作途中

想定通り、グレーを塗ったことによってその上に塗るホワイトの発色が良くなり、やっとホワイトの塗装が終わりました!
若干甘い部分はありますが、これ以上塗り重ねるとなかなか終わらないので、もし後でどうしても納得がいかなければ、また塗り重ねることにします。
ホワイトで塗装する部分は、最初からグレーを塗っておけばよかったなぁ……。

 

赤、黄、紺色の下地塗装

白の塗装で懲りたので、赤、黄、紺色で塗る部分には、ちゃんと発色しやすくするための下地塗料を塗っておきます。

 

νガンダムのガンダムアーティファクト塗装工程

赤と黄色で塗る部分には「72013 スクイッドピンク」を塗装。赤や黄色を派手に発色させるにはピンクを下地にするのがベストです(カーモデルではお馴染みの手法ですね)。

 

νガンダムの製作記:白、赤、黄の塗装工程

紺色で塗る部分には「72050 ニュートラルグレー」を塗装。濃紺は暗い色なので黒下地の上でも発色すると思われがちですが、青系は意外と隠蔽力が低く、特に黒下地の上だとほぼ「黒」に見えてしまう可能性があります。
そのため、ちょうど良い濃紺になるよう、下地にグレーを挟みます。

 

下塗りは面倒に思えるかもしれませんが、一発勝負で細部塗装をするよりも「その箇所の塗装の練習」になりますし、塗装範囲が見えやすくなるので上塗りが楽になるという副次的な効果もあります。

 

赤色の塗装

 

ガンダムアーティファクトνガンダム塗装パート

赤で塗る部分は「72010 ブラッディレッド」で塗装。
下地にピンクを塗っていることもあり、一発で発色しました!
股間のV字マークが付く部分と、顔の顎下の部分ははみ出さないように若干神経を使いますが、それ以外の部分は比較的簡単です。

 

本当は肩にアムロの「A」のパーソナルマークも書き込みたかったのですが、一旦後回しにしました。

今気付きましたが、コックピットのハッチを赤く塗り忘れてますね。

 

黄色の塗装

νガンダム、塗装済みパーツ、ガンダムアーティファクト
νガンダム塗装の進捗(ホワイト、レッド、イエロー)
νガンダムの塗装済みパーツ群
νガンダムの塗装工程:頭部ホワイト・レッド・イエロー

黄色で塗る部分は「72005 ムーンイエロー」で塗装(まだムラがあるので、もう少し塗り重ねるかもしれません)。
これでやっとνガンダムらしくなってきました!
黄色が少し白っぽすぎる(明るすぎる)ような気もするので、色味を変えるか迷い中ですが、スケール的にはこのくらいの明るさがちょうど良いのかもしれません。

 

脚のエアインテークなど、黄色の中に四角く黒で塗装しないといけない部分は、塗装ではなくハセガワの「艶消し黒フィニッシュ」を貼り付ける方が綺麗に仕上がりそうだな、なんて考えています。直線や直角の塗り分けは難しいですからね。

 

 

あと、写真を撮って気づきましたが、股間のVマークを黄色く塗り忘れていますね(笑)。
他にもはみ出しや粗がありますが、後でまとめて修正予定です。

 

【お役立ち情報①】ファレホ筆塗りの強い味方「フローインプルーバー」

ちなみに、今回の細かい塗り分けで大活躍している添加剤があるので紹介しておきます。

ファレホの「フローインプルーバー」です。

これは本来、エアブラシ塗装の際にノズル先端で塗料が乾燥して詰まるのを防ぐためのツールなんですが、実は筆塗りでもめちゃくちゃ優秀です アーティファクトのような極小キットの細かい箇所を塗り分ける時って、はみ出さないようにゆっくり筆を動かしますし、筆に含ませる塗料もごく少量になりますよね。

ファレホは乾燥が早いので、そうやって塗っているとすぐに筆先で塗料が乾いて固まってしまいます。
ラッカーなどの溶剤系塗料であれば、筆先で塗料が固まりかけても、新しく塗料(溶剤)を付け直せばある程度溶けてくれます。

しかし、ファレホは溶剤を含まないため、一度筆先で乾いてしまうと溶けませんし、乾いてしまうと水では落とせません。 そのため、ファレホで筆塗りをする際は「筆に大量の塗料を含ませない」「5分に1回は筆を水で洗って乾きかけの塗料を落とす」「常に筆に水気を含ませる」といったこまめな筆のメンテナンスが必要になり、これが結構面倒です。

乾燥を遅らせるといえば、ファレホには専用の「リターダー(乾燥遅延剤)」も存在します。ただ、あちらは本当に乾くのが遅くなりすぎてしまったり、パレット上の少量の塗料に対する配合の調整がシビアだったりして、個人的には少し使いにくさを感じていました。

その点、このフローインプルーバーを1〜2滴混ぜておくと、「ちょうどいい具合のマイルドなリターダー効果」を発揮してくれて、筆先が乾きにくくなります。頻繁に筆を洗う手間が大幅に緩和されますし、じっくりと落ち着いて筆をコントロールできるようになります。さらに、塗料の伸び(流動性)が良くなるので、筆ムラが出にくくなるという嬉しい効果も! 細かい塗り分けをする時にはほぼ必ず入れている、自分にとっての必須アイテムです。

ファレホの筆塗りで塗料がすぐ乾いてボソボソになってしまう、筆が痛みやすい……とお悩みの方には、すごくおすすめですよ!

 

【お役立ち情報②】筆に付いた水性塗料の落とし方、毎日の筆のメンテ

さらに追記で、筆に付けた塗料が固まってしまった場合は、ファレホのエアブラシ用溶剤「エアブラシクリーナー」等で溶かせます。ファレホは溶剤でさえ臭いが少なく使いやすいです。

※ラッカー系のシンナー・ツールクリーナーやマジックリン等でも落とせはするのですが、筆にダメージを与える可能性があるのでおススメしません。

 

自分はその日の塗装作業が終わった後にこれで筆を洗って、しっかり塗料を落としています。

さらに、それでも落ちない塗料を落とす為と筆を長持ちさせる為、溶剤成分とリンス成分を含んでいるクレオスの「Mr.フデピカリキッド」で洗ってます。

この方法は他のエマルジョン系塗料の「アクリジョン」「シタデルカラー」等でも使えると思います。

 

その日に使った筆を全てエアブラシクリーナーで洗う⇒水でゆすぐ⇒Mr.フデピカリキッドで洗う⇒水でゆすぐ⇒筆に付いた水分を拭き取って乾燥させる。

というのが詳しい洗浄工程です。

 

Mr.フデピカリキッドのリンス成分は水ですすいでもちゃんと残るので(むしろ落とさないと次使うときに筆がカピカピになり、溶かすのが大変)、筆はしっかり水ですすぎましょう。

また、それでも次回使うときには筆がリンス成分で固まっているので(買ったばかりの筆のような感じ)、水をつけてしばらく放っておいてから塗装作業に入ります。

いきなり塗装しようとすると、筆の毛が千切れる可能性あり

 

毎回最後にこの終了作業をする事によって、筆の持ちも良くなっている気がします。

 

 

 

というわけで、今回はここまで!
紺色を塗れば大まかな塗装は終わるので、完成まであと一息といったところです!

 

ではまた!

 


▼ガンダムアーティファクト 第6弾 νガンダム 製作記のリンク

  1. 下地処理・仮組み
  2. 工作・下地塗装・ABS破損修復・磁石埋込
  3. 塗装方法検討・塗装①(フレーム、センサー等)
  4. 塗装②(白、赤、黄色の塗装) ※この記事
  5. 塗装③(濃紺、グレー、金属色の塗装)
  6. 墨入れ、仕上げ
  7. 完成レビュー

 

 

 

 

 

 

ガンダムアーティファクト塗装用スタンドルーペ

プラモデル、特にミニチュアキットやフィギュアの目、ガンダムアーティファクトなど、最近小さいものの筆塗り塗装をする事が増えました。
チマチマ塗っていくのは楽しいし、色んな塗装表現もやりたいのでもっと塗っていきたいのですが、唯一の障害が細かい部分の塗装。

繊細な部分の塗り分けや、眼の塗装等が一か八かになりがちで、対象が良く見えずに手が震えるなどちょっと苦労していました。
かなり集中力を要するので、細部塗り分けだけは眼も疲れるし、肩もこります。

細かい箇所の塗装が一発で決まればよいのですが、決まらないとリカバリを何度も繰り返すはめに……。

このストレスさえなければ、もっと筆塗り塗装が楽しめるハズ!

 

そこで、状況を打破すべく「拡大鏡(スタンドルーペ)」を買う事にしました!

 

以前、プロペインターの方が「拡大鏡で対象をしっかり拡大して見えるようになると、目標が定まって小さい部分の塗装でも手が震えなくなる。はみ出しも無くなる」と言っていたのを聞いたことがあったんです。

 

実は以前、ハズキルーペのような眼鏡タイプのものを持っていたのですが、自分の頭が大きいせいか窮屈で・・・。しかも家では普段眼鏡をかけている上に、ルーペ越しだとしばらく使っていると酔ったような感覚になってしまい、結局使わなくなってしまいました。
テレビを見ながら「ながら作業」で塗装することが多い自分には、視線を外すと酔ってしまう眼鏡タイプは合わなかったようです。

 

ということで、今回は据え置きで使える「スタンドタイプのルーペ」を購入したので、そのレビュー記事です。

前から欲しいなとは思っていたんですが、ちょうど極小ガンプラのガンダムアーティファクトを作る前だったので、ちょうど良いと思って導入してみました!(今回のレビューはしばらく使ってみた感想です)

 

■目次

 

最強は実体顕微鏡?ルーペ選びの道のり

極小塗装の環境を整えるにあたり、一番良いのは間違いなく「実体顕微鏡」です。
実体顕微鏡は両目で立体的に対象を捉えることができ、レンズと手元の距離(ワーキングディスタンス)がしっかり取れるので、筆や工具がレンズに当たりません。プロで使っている方も多い最強ツールです。
……が、いかんせん高すぎる!模型用だと数万円はザラに飛んでいきます。

 

そこで現実的な選択肢となるのが「スタンドルーペ」です。
調べてみると、こちらも1,000円台の安いものから、タミヤ製の「スタンドルーペPRO」のような1万円を超えるものまでピンキリ。

  • 1,000円台:レンズがプラスチックで歪みやすい
  • 1万円台:高品質だが、ちょっと手が出しにくい。この手の製品は合う合わないもあるので、高いものは実物を見ないで買うのは怖い。

実物を見て決めたいところですが、店頭でこれらをズラッと陳列しているお店はほとんどありません。ということで、今回はスペック、メーカーの信頼性、そして口コミを頼りにネットで選ぶことにしました。

 

オーム電機「DS-L30B-W」を選んだ理由

OHMルーペ付きLEDスタンドライト

悩んだ末に購入したのがこちらです。

 

オーム電機 OHM L-ZOOM(エルズーム) ルーペ付 LEDスタンドライト ホワイト DS-L30B-W

 

 

価格は4,000円前後と、非常にお手頃でした!
自分がこの商品を選んだポイントは以下の通りです。

  1. 信頼のオーム電機製
    照明器具やPC周辺機器でおなじみの老舗国内メーカー。ホームセンター等でもよく見かける堅実な作りが魅力です。謎のメーカー品を買って失敗するリスクを避けました。
  2. ガラス製レンズ&十分な倍率
    この価格帯だとプラスチックレンズが多い中、こちらは歪みが少なく傷に強いガラスレンズ。倍率は2.25倍で、模型用途にはこれで十分すぎます(1.75倍の交換用レンズも付属)。
  3. 口コミも高評価が多い
    Amazonやヨドバシ.com等の口コミも高評価が多く、模型製作に使っている方も多い。
  4. 下位モデルとの違い
    実はもう少し安い「DS-L24ZS-W」というモデルもあるのですが、そちらは倍率が1.75倍のみ。ミニチュアを塗るなら倍率が高い方が良いと判断しました。アームも曲がらないので、塗装目的には向かないと思います(おそらく読書用?)。

 

開封&セッティング(外観・サイズ感)

それでは、実際に開封して使ってみるまでの流れをご紹介します。

 

OHMルーペ付LEDスタンドライト

OHM ルーペ付LEDスタンドライト DS-L30B-W

箱が意外とデカい。

 

オーム電機 LEDスタンドライト DS-L30B-W

スペックはこんな感じです。

 

スタンドルーペ開封:オーム電機製LEDライト付きルーペ

オーム電機ルーペ付きLEDスタンドライト

箱から出したところです。内容物は本体、交換用レンズ、ACアダプター、取り扱い説明書とシンプル。

 

スタンドルーペの本体と付属品

説明書。レンズの交換方法も記載されています。

 

交換可能なルーペレンズ 2.25倍・1.75倍

交換用レンズ(2.25倍でちょうど良かったので、あまり出番は無さそう)。

傷が付かないように巾着袋に入っています。

 

スタンドルーペ付きLEDライト

机に置いてみたサイズ感はこんな感じです。ベース(台座)がそれなりに重く作られているので、アームを伸ばしても倒れることなく安定感は抜群です。
デザインもシンプルで、色がホワイトなので部屋にスッと馴染みます。リビングモデラーの自分には、仰々しさがなくてピッタリでした。

 

スタンドルーペとLEDライト

OHMルーペ付きLEDスタンドライト

アームは2箇所で曲がるようになっています。根本に近い部分は前後方向のみにスイング。レンズに近い部分はボールジョイントでそれなりに曲がります。

めちゃくちゃ自由にぐねぐね曲がるわけではないので、位置合わせには少しコツがいりますが、一度決めてしまえばブレません。

欲を言えば、もう少し自由度があっても良かったかな?

 

ルーペ付きLEDスタンドライト ZOOM

ルーペ使用時の注意喚起、火災の危険性

また、レンズ上部にはホコリよけのフタがついています。ルーペは太陽光を集めて火事になる「収れん火災」のリスクがあるので、使わない時にフタを閉めておけるのは安全面でかなりの高評価ポイントです!

※ただし、元々貼られているこの展示用のシール(1枚目の「ルーペ&LEDで良く見える!」の方)が剥がしにくく、若干糊が残る。まあ性能には関係ないのでよいですけど!

 

全体的にしっかりした作りになっています。

 

実際の見え方・ライトの性能レビュー

実際にレンズ越しにキットを見てみます。

ミニチュアドラゴンフィギュアの筆塗り塗装

ミニチュアドラゴンフィギュアの筆塗り塗装

LED付スタンドルーペで模型塗装

LEDライト付きルーペの拡大鏡

リングライトがすごく明るい!
480ルーメンとのことですが、これ以上明るいと逆に反射して見づらくなりそうなので、まさに適正な明るさ。LEDが円形に配置されているおかげで、筆先やキットに影ができず、全方位から照らされてめちゃくちゃ見やすいです。LEDの光をぼやかすような加工が強いのも、見やすさに寄与している気がします。

さすが照明機器を多く出しているオーム電機製、と言ったところでしょうか。

 

ピントが合う焦点距離は、だいたい0~20cmくらいまでです。
レンズの性質上、20cmくらいまで離した時(ピントが合うギリギリの距離)が一番大きく見えます。

対象物の距離が離れすぎている場合は、台座に乗せて距離を近づける等の工夫が必要かもしれません。
また、レンズの中心から垂直に覗き込まないと端の方が少しぼやけるため、ここは少し慣れが必要ですね(アームの角度調整が重要)。

レンズの大きさ自体は両目でしっかり覗き込める十分なサイズがあります。

 

まとめ:塗装精度はどう変わったか

ミニチュア塗装で筆塗りするドラゴンフィギュア

結論から言うと、慣れるとめちゃくちゃ良いです。

 

ミニチュアペイントやフィギュア、ガンダムアーティファクトのような極小模型の塗装精度が確実に上がりました。プロが言っていた通り、対象がハッキリ見えることで目標が定まり、あれだけ悩んでいた手の震えが本当に出なくなりました(アル中じゃなくて良かったw)。細かい物を塗るときの疲労度も確実に下がりました。

 

眼鏡タイプと違って、ふと目を離すだけですぐに肉眼で全体を確認でき、視線の移動で酔う感覚もありません。テレビを見ながらの作業にも最適です。

 

唯一のデメリット(?)といえば、よく見えすぎるせいで、筆の微妙なほつれや、自分の下地処理の甘さがハッキリと見えて気になってしまうことぐらい?

 

4,000円台でこの環境が手に入るなら、もっと早く買っておけば良かったです。小さいキットの塗装で手がプルプルして困っている方、老眼で小さいものが見えにくくなっている方、スタンドルーペはかなりおすすめです!

最近はガンダムアーティファクトの製作記事にアクセスしていただいている方が多いですが、アーティファクトの塗装にもかなりおススメですよ(細かい箇所の塗分けに大活躍です)!

 

また、凝ったネイルの塗装にも便利だと妻が言ってました。

その他、細かいはんだ付けやエッチング工作等、色々な細かい作業にも使えそうだなと思いました。

 

ではまた!