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カーモデル・戦車模型を中心に、バイク、艦船、飛行機、ガンプラなど様々なプラモデルの製作過程をゆっくり書いています。最近は愛用のBTOパソコンのカスタマイズやPCパーツのレビュー、さらに国内外の旅行記なども交えつつ、好きなことを詰め込んだ趣味ブログです。

いよいよ手元に届いた「ガンダムアーティファクト第6弾」。 

極小サイズに精密なディテールが詰め込まれた最高のキットですが、製作にあたって避けて通れないのが「ABS樹脂の接着に何を使うのが正解か問題」です。

 

アーティファクトはスナップフィット(接着剤不要)とはいえ、パーツが米粒のように小さいため、ポロリ防止やパーツの合いをカッチリ出すために接着剤は必須。 

しかし、相手は通常のプラモデル(PS樹脂)とは違う硬いABS樹脂。

セオリー通りなら「ABS用接着剤」一択に思えますが、極小パーツをチマチマ組むには乾燥時間がネックになります。

 

そこで今回、製作に入る前のウォーミングアップとして、「アーティファクト(第6弾)のランナー同士を各種接着剤でくっつけて、強度を比較する」という実験をやってみました(早く作ればいいじゃん、というツッコミは無しでw)。

 

結果から言うと……若干意外な結果になりました。

 

エントリーした接着剤たち

ガンダムアーティファクト用接着剤実験
今回テストに使ったのは、手元にあったこれらのプラモデル用接着剤です。写真左側から

  • 本命のABS用: セメダインABS用、タミヤセメント(ABS用)

  • 流し込み系(超速乾): タミヤセメント(流し込みタイプ)、Mr.セメントSP、Mr.セメントSPB

  • 通常のプラモ用: タミヤセメント(白キャップ)

これらを同じ条件で(第6弾のνガンダムの)ランナーの側面に塗り、ランナー同士を接着。一定時間(10分ぐらい)置いてから無理やり引き剥がし、接着強度や接着面の状態を確認する。
という検証を行いました。
プラモデル用接着剤5種とABS樹脂の接着実験

結果発表!対ABS最強の接着剤はどれ?

剥がした後の「断面の写真」と一緒に、結果を見ていきましょう。

❌ まったく接着できなかったもの:タミヤセメント(白キャップ)

タミヤセメントABS用と接着テスト
まずは通常のプラ用セメント、タミヤセメント(白キャップ)。

予想通りではありますが、結果は惨敗です。少し力を入れただけで、ポロリと簡単に取れてしまいました。

断面を見るとよく分かりますが、ABS自体はまったく溶けておらず、表面に接着剤の成分がカピカピに張り付いて乾いているだけです。やはりマイルドな溶剤ではABSの強力な樹脂バリアを突破できないようです。

🔺 普通に(そこそこ)接着できたもの:ABS用接着剤

ガンダムアーティファクトABS接着実験
タミヤABS用セメントと接着テスト

続いて本命、セメダインやタミヤの「ABS用接着剤」。
結果は、「くっつくけど、実用強度になるまでが遅い」でした。

ドロッとした接着剤が点で乗っかるため、完全に溶けて固まるまでにかなりの時間(24時間〜)がかかります。

アーティファクトのように「点と点」で極小パーツをサクサク組み上げていくスタイルには、ちょっとテンポが悪くなってしまいます。

ダボ穴がキツイときに溶かしながらはめ込みたいときや、広い面同士をガッチリ貼り合わせる時、急がない場合等には良さそうですね。

👑 短時間で超強力接着!:流し込み接着剤(Mr.セメントSPなど)

ガンダムアーティファクト用接着剤比較

Mr.セメントSPとABS接着剤の比較

ガンダムアーティファクトABS接着実験

そして今回、最大の驚きだったのがこちら。 「Mr.セメントSP」などの速乾・流し込みタイプです。

狭い接着面にも関わらず、引き剥がすのにかなりの力がいる程の接着強度。

断面を見ても分かる通り、ABS樹脂同士がしっかり溶け、一体化(溶着)しています。

特にMr.セメントSP、SPBの二つが強力です。タミヤ流し込みはこれに比べると若干弱い。

「ABS用」ではなく「流し込み」が、なぜここまで強力に、しかも一瞬でくっつくのか?

パッケージの裏(成分表)に隠された要因

その理由は、パッケージの裏の「成分表」を見ると納得がいきます。

タミヤセメントABS用警告表示

タミヤセメントABS用の成分表示

 

Mr.ホビー Mr.セメントSP 接着剤 40ml

Mr.セメントSPの成分表示
 

ABS用接着剤が、溶剤の中にABS樹脂を溶かし込んでいる(だからドロッとしている)のに対し、Mr.セメントSPなどの流し込みタイプは、超強力な有機溶剤(MEKなど)の100%原液なんです。

このシャバシャバな超強力溶剤が、毛細管現象でランナーの接点にサッと入り込み、ABSの表面を一瞬でドロドロに溶かしてすぐに揮発した結果、完璧な「瞬間溶接」が完了したというわけですね。
ラッカー塗料の溶剤がABSを溶かす仕組みと一緒です。

アーティファクト組み立ての結論と「注意点」

実験の結果、ガンダムアーティファクトをサクサク、かつ強力に組み上げるための最強接着剤はMr.セメントSPなどの流し込み接着剤という事が分かりました。

 

ただし、この接着剤はABSを一瞬で溶かすほどのリスクもあります。 筆に接着剤を含ませすぎると、アーティファクトの極細ディテールに流れ込み、一瞬でモールドが溶けてツルツルになる可能性もあります。(指で押さえているところに流れ込むと、自分の指紋がパーツに溶着される可能性も・・・)。パーツが小さいので余計にそのリスクはありますね。

安全に接着したい方は、ABS用接着剤を使った方が良いかもしれません。

自分は流し込み接着剤と、合わせ目消しも兼ねて瞬間接着剤(タミヤのイージーサンディング等)を併用すると思います。

 

また、今回の実験はあくまでガンダムアーティファクトのABS素材に対してのものの為、他のABS素材のキットではまた違う結果が出る可能性がある事もご留意ください。

 

というわけで、ガンダムアーティファクトの製作に入る前の実験記事でした。

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガンダムアーティファクト第6弾 PLASTIC MINI KIT

バンダイの食玩「ガンダムアーティファクト」第6弾の製作記一回目です。
初回はガンダムアーティファクトシリーズのおさらいと、第6弾のキット全体の紹介、全7種の各MSのランナーやパーツ構成についてレビューしていきます。

第6弾は4月6日に発売されたばかりの食玩キットで、今ならコンビニやスーパーなどの店頭にも並んでいます。

 

 

ガンダムアーティファクトについて

ガンダムアーティファクトは、バンダイ キャンディ事業部から発売されている「食玩(おもちゃ付きお菓子)」です。
最大の特徴は、モビルスーツ(MS)に対して「工業製品的解釈」という独自のアレンジを加えている点。
成形色は基本「ペールオレンジ(肌色)」となっており、昔懐かしいガレージキットやレジンキャストキットを彷彿とさせる、非常にマニアックで所有欲をくすぐるアイテムとなっています。

 

ガンダムアーティファクトの4つの特徴
実際に手に取ってみるとわかる、このシリーズならではの尖った特徴を紹介します。

  1. 55mmに詰め込まれた「狂気の高密度ディテール」
    完成時の全高はわずか55mm(約1/288スケール相当)。しかし、その中には約70個ものパーツがパズルのように組み合わされています。装甲の裏側やスラスターの内部まで、1/144のガンプラ(HG)をも凌駕するようなバッキバキのモールドが全身に彫り込まれており、見ているだけで圧倒されます。狂気の情報量です。
    そのまま組んで飾るだけ(いわゆるパチ組み)でも見栄えします。

    サイズが小さいので、普通のガンプラと違って置き場所を取らないのも良いところ。私自身ガノタではあるのですが、ガンプラは完成後に飾るスペースがなくて作るのをためらうことがありました。しかし、このサイズ感ならデスクの空きスペース等どこにでも置いておけるのが非常に助かります。
     
  2. ABS樹脂ゆえの「工作の楽しさ」
    このキットは通常のプラモデル(PS樹脂)とは違い、硬くて粘りのある「ABS樹脂」で作られています。そのため、スナップフィット(接着剤不要)仕様ではあるものの、接着剤を使ってカッチリ組み上げたり、タガネやスクレーパーを使ってエッジを薄く削り込むといった、少し歯ごたえのある「模型工作本来の楽しさ」が味わえます。
    極小パーツに対する工作は集中力を必要とするので、時間を忘れて夢中になれる事請け合いです。

    ちなみに、普通のプラモデル用接着剤(白蓋のタミヤセメント等)ではパーツが溶着しにくい為、接着にはABS専用の接着剤、(強力な)流し込み接着剤、もしくは瞬間接着剤を使用することをおすすめします。
    ※ガンダムアーティファクトの接着については下記記事もご参考に。

     

     

     

    また、ラッカー系塗料・溶剤はABSを侵して割れるリスクがあり、エナメル系塗料・溶剤もテンションがかかる接合部分などを破壊する可能性が高いため、塗装する場合は水性塗料の方が安全です。
     
  3. 手頃な価格と入手のしやすさ
    ガンダムアーティファクトはそのキットのパーツ数やクオリティに反して、1個550円(税込)という安さ。気軽に買えて気軽に作れる手軽さも大きな利点です。ガチャガチャでも500円する昨今、500円でこれだけ楽しめるキットはなかなか無いと思います。

    自分も筆塗り塗装の実験台、練習台に丁度良いと思って買いました(もちろん逆シャアが好きなのもあります)。
    また、争奪戦になりがちな通常のガンプラと違い、食玩の建付けのため、コンビニやスーパー等のお菓子コーナーで入手しやすいのも嬉しいポイント。子供の頃にスーパーでよく買ってもらったビッグワンガムのようなワクワク感がありますね!
     
  4. 筆塗りペインターのための「最高のキャンバス」
    極小サイズかつモールドが深いため、筆塗りでのドライブラシやウォッシングといったミニチュアペイントの技法が信じられないくらい映えます。様々な塗装技法を試すのにも、これ以上ない最高のキャンバスです。

 

歴代のガンダムアーティファクトの系譜(第1弾〜第5弾の振り返り)

2021年の誕生から現在に至るまで、常にモデラーを驚かせてきた歴代のラインナップを振り返ってみましょう。

  • 第1弾(2021年):Hi-νガンダム、ナイチンゲール、バイアラン・カスタム、Ex-Sガンダム、リック・ディアス。初弾から尖ったラインナップ。
  • 第2弾(2022年):フルアーマーガンダム、V2アサルトバスターガンダム、ジム(ガンダムサンダーボルト版)、ドム・トローペン、ザクⅢ。
  • 第3弾(2022年):Zガンダム、キュベレイ、ダブルオーライザー、グフ・フライトタイプ、スタークジェガン。
  • 第4弾(2023年):ウイングガンダム、トールギス、スーパーガンダム、パラスアテネ、高機動型ザクⅡ(オルテガ機)、高機動型ザクⅡ(ガイア機/マッシュ機)
  • 第5弾(2025年):ZZガンダム、ジ・O、百式、ザクキャノン、シルヴァ・バレト・サプレッサー。

 

第1弾は去年再販されていました。
他の弾もぜひ再販してほしいところです(逆に言うとなかなか再販されないので、発売時に購入するのが吉)。

 

第6弾について

今回の第6弾は今までのシリーズと異なり、すべてのキットが「逆襲のシャア」に登場するMSになります。
MSのラインナップは下記7種とシリーズ最多のバリエーション。そのうちの4機はヤクト・ドーガ(クェス機/ギュネイ機)とギラ・ドーガ(一般機/レズン機)のバリエーション機となるため、ベースとなる造形は実質5種類と言えます。

  • νガンダム
  • サザビー
  • リ・ガズィ
  • ヤクト・ドーガ(クェス専用機)
  • ヤクト・ドーガ(ギュネイ専用機)
  • ギラ・ドーガ(一般機)
  • ギラ・ドーガ(レズン専用機)

 

当初の発売日は2026年2月頃の予定でしたが、延期されて4月6日発売となりました。
自分がガンダムアーティファクトを作ろうと思ったときには、既に各種ネットショップでは予約が締め切られていたのですが、在庫なし状態だったプレミアムバンダイを何度かチェックしていたら、たまたま予約枠が空き(キャンセル等でたまに在庫が復活します)、無事に予約できました。
プレバンでは10個セット(BOX)しか予約受付していないので強制的に10個買いになりますが、塗装の練習や色々な技法を試すには丁度良いボリュームです。10個入りBOXを買っても通常のガンプラ1個分程度のお値段(税込5,500円)で済むのもありがたいところです。

 

ちなみに、組み立て説明図はバンダイの公式サイトで全機体まとめて閲覧可能です。

 

第6弾を購入出来る場所について

4月6日に発売されたばかりなので、まだ色々な店舗で購入可能です。
実店舗では、コンビニやスーパー、模型店、家電量販店等で入手可能なようです。置いてあるかどうかは店舗によるので運次第ですが……。
ネットショップでは、Amazon、楽天市場、Yahooショッピング、駿河屋などで購入出来る事を(4/7時点で)確認しています。

ただ、ネット販売だと10個入りBOX等のセット売りがほとんどで、特定のMSだけ欲しい方には厳しいですね。
ガンダムアーティファクトは、パッケージに中身のMSが記載されている有難い仕様なので、店頭であれば欲しいMSだけ買えます。

未だに人気のある「逆襲のシャア」が題材ですし、オンラインでは日にちが経つにつれてプレミア価格になる事が予想されるので、興味がある方は今のうちに購入しておくのをオススメします。

 

※2026/4/25追記

先ほど何気なくプレバンを見ていたら、ガンダムアーティファクト第6弾の10個入アソートが購入できる状態になっていました。予約販売だけではないんですね。

 

 
 

 

実際の製品紹介

ガンダムアーティファクト第6弾 BOX

10個入りアソートはこのようにBOXに入っています。10個入っていても、ちょっと大き目のHGガンプラぐらいの箱の大きさです。

 

ガンダムアーティファクト第6弾の箱一覧

箱を開けるとこんな感じ。
νガンダム、サザビー、リ・ガズィは2個ずつ。それ以外が1個ずつ。必ずこの組み合わせで入っています。
人気機体のνガンダムとサザビーが2個、リ・ガズィはMS形態とウェイブライダー形態(BWS装備状態)の選択式なので2個入っているのでしょう。

どの機体がレアカラー成形色(クリアエメラルドグリーン)か、また何個レアカラーが入っているかはBOXごとに違います(Xなどの報告を見る限り、1BOXに1〜2個のようです)。
自分が買ったBOXでは、クェス専用ヤクト・ドーガ1機だけがレアカラーでした。

レアカラーの透明ABS(MABS)の場合、通常のABSより若干硬くて脆い(普通のプラのクリアパーツと似たようなもの)、という特徴があります。なのでランナーからの切り離しやはめ込み時には注意が必要です。

またカンナがけ等で削ると白化するという特徴もあるので、無塗装で仕上げる方は気を付けてください。

その他、パーツ表面のディテールや凹凸等が分かりにくいというのもあります。

なのでレアカラーが逆にハズレという風潮もありますが、塗装する場合は(サフを吹いてしまえば)そんなに変わらないかなと思ってます。

 

ガンダムアーティファクト第6弾の箱とキット

個々のパッケージはこんな感じ。νガンダムとサザビーのライバル機という熱い組み合わせ。やはり逆シャアといえばこれしかないですよね。TMのByond The Timeが聴こえて来そうですよ。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のラインナップ画像

背面には各MSのラインナップが載っています。
今までのシリーズに比べると全体的に控えめなアレンジに見えますが、ガンダムアーティファクトらしいマッシブな造形と細かいディテールが素晴らしい。これで全高55mm程度のサイズですからね!知らないで見たら普通に1/144のキットに見えそう。

色がついていなくても見栄えしますね!わざわざ塗装なんてせず、そのまま組んで飾るだけでも十分だと思います(それが食玩本来の楽しみ方なのでしょうし)。

ヤクト・ドーガとギラ・ドーガの肩アーマーのパイプ(ガード?)のアレンジなどが、いかにもアーティファクトらしいポイントです。

 

ガンダムアーティファクトRX-93νガンダムのプラモデルパーツ

中身はこんな感じ。
ランナーと説明書、そして食玩の証である小さいガムが1個入っています。シールやデカール等はありません。
ランナーはパーツ同士が干渉して破損しないよう、折り重ねたときにパーツをガードするような工夫された形状になっています。

 

νガンダム

ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ

νガンダムはランナー4枚、全69パーツで構成されています。
他の機体もそうですが、全体的に細かくパーツ分けされているので、全塗装派の方も今までのシリーズよりは塗り分けがしやすそうです。

逆に接着しないとポロリと落ちるパーツが多そうではあります。気付いたらバラバラになってたりしてw

まあ、動かしたりポージングして遊ぶようなモデルでは無いので、そこまで問題は無いかもしれませんが。

 

ガンダムアーティファクト Vガンダム組立説明書

取扱説明書。

 

ガンダムアーティファクト νガンダムAランナー

Aランナーはフィン・ファンネルやニュー・ハイパー・バズーカ、シールド等。
シールド裏のミサイル、ビーム・キャノンも精密に再現されています。スカート裏にまでモールドが入っているのが凄い。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のヤクト・ドーガランナー

Bランナー。
顔の造形が細かく、アンテナもシャープに尖っています。腕はモナカ割りなので合わせ目が出ますね。
レズンが艦砲射撃と間違えるほどの威力を誇るビーム・ライフルも、銃口の段違い構造がしっかり再現されているほどの細かい造形。本当に凝っています。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のプラモデルパーツ

頭部パーツとマニピュレーター細かい!

 

ガンダムアーティファクト第6弾のνガンダムランナー

Cランナー。
脚のフレームを外装で挟み込む構成になっています。フレームの造形も細かいです。脚部にも合わせ目が出ます。
DランナーはCランナーと同じ(左足用と右足用)なので写真は省略。

 

サザビー

ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ

サザビーはランナー6枚、全73パーツで構成されています。
ランナー数は多いものの、大き目のパーツが多いため、総パーツ数はνガンダムとそれほど変わりません。
また、A・Bランナー、C・Dランナーはそれぞれ左右用で同じ構成です。

 

ガンダムアーティファクト サザビー取扱説明書

取扱説明書。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のνガンダムランナーA

Aランナー(Bランナーも同じ構成)。
手足のフレームや外装等。各部の剥き出しシリンダーがいかにもアーティファクトらしいアレンジです。大き目の脛のスカートがサザビーの重厚感を出しています。

 

ガンダムアーティファクト第6弾 νガンダムランナー

Cランナー(Dランナーも同じ構成)。
ファンネルラックには予めファンネルが装着された状態の造形。
5mmぐらいの極小バーニアパーツもあります。なくしそう……。

ランナー左下の空きスペースが気になる方もいるかもしれませんが、これはランナーが折り重なって梱包されている都合上、相手側のA、Bランナーの大きな脛のスカートのパーツとぶつからないように敢えて空けられているスペースと思われます。パッケージの小ささがパーツ配置にまで影響しているのですね。この辺の配慮が流石バンダイと思います。

 

ガンダムアーティファクト第6弾 Cランナー

Eランナーは頭部や胴体のパーツ等。
55番、56番のマニピュレーター(手首)のパーツもすごく小さい!

 

ガンダムアーティファクト第6弾 Fランナー

Fランナーはシールドやビーム・ショット・ライフル、シールド裏に取り付けられるビーム・トマホーク等。
シールドのモールドやライフルがカッコいい!大き目のお尻部分のスカート裏にも、しっかりモールドが刻まれています。

 

リ・ガズィ

ガンダムアーティファクト第6弾のランナー紹介

リファイン・ガンダム・ゼータことリ・ガズィは、ランナー6枚、全88パーツで構成されています。
BWS(バック・ウェポン・システム)によるウェイブライダー形態も組めるようになっていることもあり、パーツ数は第6弾の中で最多です。
このキットだけ中身のボリュームが多くて、パッケージの箱が少し膨らんでいました。

 

ガンダムアーティファクト リ・ガズィ組立説明書
リ・ガズィ BWS装備 取扱説明書

リ・ガズィのみ、説明書が表裏の2ページ構成になっています。
表側がMS形態の説明図、裏側がBWS装備状態の説明図です。
接着せずに組み立てれば、(実機の使い捨て設定とは違って)MS形態とBWS装備状態をコンパチブルで組み替えて遊べそうです。

 

ガンダムアーティファクト Cランナーパーツ

Aランナーは武装とフレーム。
サザビーやνガンダムに比べるとフレーム構造はシンプル。
シールド裏に装着するハンド・グレネードもちゃんと再現されています。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ

Bランナーは頭部やフレームのパーツ。
リ・ガズィの頭部はアンテナは一体成型で、おでこの部分だけ別パーツ(23番)。

 

ガンダムアーティファクト Cランナー パーツ

Cランナーは外装系のパーツ。Dランナーと左右対称になっています。

 

ガンダムアーティファクト Cランナーパーツ
ガンダムアーティファクト第6弾:νガンダムランナー

E、FランナーはBWSのパーツ。
69番、79番はウェイブライダー形態で飾るための台座パーツです。

 

ヤクト・ドーガ

ガンダムアーティファクト第6弾のランナー紹介
ガンダムアーティファクト第6弾のパーツ群

レアカラー(クリアエメラルドグリーン)のパーツの方が「クェス・エア専用機」。
ノーマルカラー(ペールオレンジ)の方が「ギュネイ専用機」です。
どちらもランナーは7枚ですが、クェス専用機のパーツ数は83パーツ、ギュネイ機のパーツ数は77パーツと違いがあります。
両機の違いは武装や頭部で構成されるGランナーのみで、それ以外のパーツは共通です。
また、A・Bランナー、C・Dランナーはそれぞれ左右対称です。

私自身ヤクト・ドーガ、特にクェス専用機が大好きなので、今回の第6弾はこの機体を目当てに買ったと言っても過言ではありません。子供の頃にカードダスをやったとき、始めて出たキラカードがクェス専用ヤクト・ドーガだったなぁ。

 

ヤクト・ドーガ (クェス専用機) 取扱説明書
ヤクト・ドーガ ギュネイ専用機 組み立て説明書

当然ながら取扱説明書もほぼ同じです。

 

ガンダムアーティファクト 6弾 Bランナー

Bランナー(Aランナーも同じ構成)。
脚部のパーツです。

 

ガンダムアーティファクト第6弾 νガンダムランナー

Cランナー(Dランナーも同じ構成)。
ファンネルラックも兼ねた、特徴的な肩の「スラスター内蔵シールド」がカッコいい。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のνガンダムシールドランナー

Eランナーはメガ粒子砲内蔵シールドのみ。ネオ・ジオンのエンブレムも綺麗にモールドされています。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のプラモデルランナー

Fランナーは胴体周りのパーツ。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のランナー、クリアグリーン
ガンダムアーティファクト Gランナー ギラ・ドーガ武装

Gランナーの武装と頭部のパーツは、原作どおりクェス機とギュネイ機で造形が異なります。
クェス機が装備するメガ・ガトリングガンは銃身が4つある事もあって、パーツ数が多いです。それにしても細かい!

 

ギラ・ドーガ

ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ
ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ

1枚目がレズン専用機、2枚目が一般機のランナーです。
ギラ・ドーガはランナー数5枚、レズン専用機のパーツ数は65パーツ、一般機のパーツ数は67パーツです。
違いはヤクト・ドーガと同じように、武装と頭部で構成されるEランナーのみ。
第6弾のラインナップの中でパーツ数が一番少ないので、一番最初に試し組みするのによいかもしれません。

 

ギラ・ドーガ(レズン専用機)の組み立て説明書
ガンダムアーティファクト ギラ・ドーガ説明書

説明書はほぼ同じです。

 

ガンダムアーティファクト第6弾のランナーパーツ

Aランナーはバックパックや頭部のパーツ。

 

ガンダムアーティファクト第6弾ランナー紹介

Bランナーは腕周りのパーツ。シュツルム・ファウストの発射スイッチまでモールドで再現されているのが凄いです。

 

ガンダムアーティファクトBランナーニュガンダム

Cランナー(Dランナーも同じ構成)は脚部のパーツ。

 

ガンダムアーティファクト ギラ・ドーガ用ビーム・マシンガン
ガンダムアーティファクト 逆襲のシャア ビーム・ライフル

Eランナーはレズン機と一般機で別パーツになっています。
一般機用のマシンガンよりも強化されている、レズン機用の「指揮官用ビーム・マシンガン」をちゃんと造形で差別化して再現しています。

 


というところで、ランナー状態ですが全機体の紹介でした。
第6弾を迎えて、キットの分割や造形がさらに進化した様子がお解りいただけたのではないでしょうか。

この極小サイズでこの精密感とディテール、そしてプロポーションのカッコよさ。本当に凄いです。まさに「工藝(アーティファクト)」。
こんなものが550円ぽっちで買えるとは、バンダイ驚異のメカニズムですよ!
塗装や接着もせずにただ組むだけでも良し、工作や塗装を楽しむも良しと、色々な楽しみ方が手軽に出来る、お得な食玩ガンダム商品だと思います。

 

次回からはいずれかの機体を実際に組み立てていこうと思います!
ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

塗るガレ ドラゴネッツ 宝物塗装
ボークスのレジン製ミニチュアキット、塗るガレシリーズ『ドラゴネッツ ファフニール』の製作記4回目です。
今回の内容は、金貨、宝石、宝箱の宝飾品やドクロの塗装。


今回も全て水性塗料のファレホを使った筆塗りです。
昨今の情勢による買いだめなどで、シンナーなどの溶剤が手に入りにくいという話も耳にしますが、水性塗料なら水で薄めたり洗ったり出来るので、おススメです。

 

 

塗装順について

ドラゴン自体はほぼ塗装が終わったので、足元に散らばるお宝の塗装をやっていきます。
ミニチュア塗装の鉄則に従い、奥まったところにあるものから塗装します。
なぜならば、先に手前にあるものを塗ってしまうと、奥まった箇所を塗るときに塗料が付いた筆が触れてしまったりして、塗装済みの箇所を汚してしまうリスクがあるからです。
ちなみに、塗装のはみ出しを目立たなくする手法として、暗い箇所を先に塗り、明るい部分を後から塗るという方法もあります。
これは、明るい部分に暗い色や濃い色がはみ出すと目立ちますが、暗い色の上に明るい色がはみ出す分には目立たない、という理由からです。
今回はこれについてはあまり考えず、とにかく奥まったところから塗る事にしました。
結構奥の方まで造形されているので、なかなか思い通りに筆を入れるのが難しい箇所もありました。

 

金貨の塗装

足元を中心に奥まった部分含め、至る箇所に散らばっている金貨の塗装からやっていきます。
NMM(ノンメタリックメタル)という技法も試したかったのですが、奥まった箇所にそれをやるのは自分のテクニック的に厳しそうということと、単純に金貨の数が多いので面倒という事もあり、普通にメタリック塗料で塗装しました。
(※NMMはメタリック塗料を使わず、通常の塗料でグラデーション塗装をすることにより、金属の光沢や反射を表現する手法です)

 

ミニチュアの金貨、宝石、宝箱の塗装
ということで、金貨の塗装に使ったのはファレホのTMM(トゥルーメタリックメタル)シリーズから「インペリアルゴールド」です。
TMMシリーズは前述のNMMとは真逆の方向性で、本物の金属のような質感を塗るだけで再現できる高品質なメタリック塗料です。
基本的に3種類の塗料セットで使用するようになっていて、全体を塗りつぶす為の若干暗めの「ベース」、ウォッシングで塗装箇所の奥まった部分に影を落とす為の「シェード」、エッジ等のハイライトに塗るための明るい塗料の「ライト」で構成されます。
写真はベース塗料を塗ったところ。
かなりギラギラとした金属感のある塗料で、この時点で十分な黄金の質感です。
塗料自体も濃すぎず薄すぎず、そのまま筆塗りするのにちょうど良い濃度です。隠ぺい力も高め。

 

 

ドラゴネッツ 宝飾品 宝箱 金貨 塗装
ドラゴネッツ宝飾品とドクロの塗装
まずは「77123 ベース色」を面相筆でガシガシ塗って行きます。
発色が良いので奥まったところも一発で色が付くので塗りやすいです。
メタリック塗料は金属粒子が沈殿しやすいので、パレットに出す前にボトルをこれでもかというくらい「よく振る」のが最大のコツです。

 

ファレホ塗料で塗るミニチュア宝物
続いて「77143 シェード色」。
そのまま使うのではなく、73200 ウォッシュ セピアを混ぜて使いました。
茶色のウォッシングカラーを混ぜることにより、古い金貨のようなアンティーク感を出す狙いからです。
でも、ベースカラーのメタリック感というか発色が強すぎて、あまり効果は感じられなかったですね。
まあ、これはこれで良いでしょう。

 

ドラゴネッツ宝箱と金貨のミニチュア塗装
ミニチュアの宝箱と金貨、ドクロの塗装
最後に「77103 ライト色」を塗ります。
光が当たる金貨のエッジに面相筆で軽く描き込みました。
写真だと分かりにくいですが、一段階金属っぽさというか黄金っぽさが上がった気がします。
TMMシリーズは筆塗りでお手軽に金属表現が出来るのでおススメです。
1本517円(税込み)と通常の塗料より高いのですが、その効果は充分にあるなと思いました。
金色以外にも各種メタリック色が販売されています。

また、色ごとにセット販売もされていますが、エアブラシ塗装用の塗料もついてきてしまう(4本セットになっている)ので、筆塗りしかしない方はバラで3本を買った方が良いと思います。

 

宝石の塗装(簡易塗装版)

宝石の塗装もNMMと同じように、グラデーションをかけて宝石の輝きを表現する「ジェムペイント」という手法があるのですが、奥まった箇所にそれをやるのは難易度が高く失敗する可能性が高いので、そういう箇所には簡単な塗装方法で対応しました。

 

塗るガレ 宝箱と金貨の塗装
ミニチュアの金貨、宝石、宝箱の塗装
めちゃくちゃ分かりにくいとは思いますが、奥まった箇所に埋まっている宝石に対して、「72052 シルバー」を塗ります。
このゲームカラーのシルバーは粒子が細かくて滑らかな銀色になります。今回の塗装法にピッタリです。

 

ミニチュアの金貨、宝石、ドクロの塗装
ミニチュア宝箱と金貨、宝石の塗装
そして、シルバー下地の上にエクスプレスカラーの「72411 エクスプレス ミスティックブルー」「72418 エクスプレス リザードグリーン」「72410 エクスプレス グルーミーヴァイオレット」等を乗せます。
これによって、下地のシルバーの反射を利用した簡単宝石塗装ができます。
さらに「70510 グロスバーニッシュ」を塗って光沢を出せばもっと宝石感が出ると思いますが、それは全ての塗装が終わったあと、全体につや消しスプレーを吹いてからやります。

 

アメジスト風の宝石塗装(ジェムペイント版)

塗りやすい箇所の宝石は、ソリッドカラーでグラデーションをかけ、宝石の輝きや反射を表現するジェムペイントをしてみました。

 

ファレホの水性塗料、宝石塗装用インク
紫~ピンクのグラデーションでアメジスト風の宝石を塗装します。
パレットに「70925 ブルー」「72014 ウォーロードパープル」「70945 マゼンタ」「72013 スクイッドピンク」の原色と、それぞれを混色した中間色を用意。

 

ドラゴネッツ宝箱と金貨の塗装
まずは「70925 ブルー」+「72014 ウォーロードパープル」を1対2で混色した塗料で全体を塗装。

 

ファレホ塗料で塗るミニチュア宝箱と金貨
72013 スクイッドピンク」を一番明るくしたい部分に塗装。

 

ファレホ塗料で宝箱、金貨、宝石を塗装
その後、各色で塗り、「70596 グレーズメディウム」で薄めた塗料で色の境界をぼかしたりしながら馴染ませました。

 

ミニチュアの宝箱と宝石の塗装
最後に「72001 デッドホワイト」でエッジを縁取りして完了。
ちょっと縁取りが太くなってしまったような気はしますが、遠目で見ればそれっぽくなったので良しとします。綺麗なグラデーションをかけるのは、なかなか難しいですね。

 

髑髏の塗装

足元で金貨を咥えている骸骨を塗装します。
こげ茶色系の色にして、すすけたような、古びたような感じにしました。

 

宝箱と金貨、ドクロのミニチュア塗装
全体を「70822 カモフラージュブラックブラウン」で塗装。泥と煤が固まったような暗褐色です。

 

金貨、宝箱、ドクロ、宝石のミニチュア塗装
70917 ベージュ」で明るい部分をドライブラシし、ハイライトついでに埃や土が乗ったような感じにしました。造形が細かいのでディティールが引き立ちます。

 

宝箱と金貨、ドクロのミニチュア塗装
歯は「70837 ペールサンド」で塗装。

 

宝箱と金貨、ドクロのミニチュア塗装
最後に「73200 ウォッシュ セピア」を水で薄め、全体をウォッシングしました。
ベージュや白い歯などの色が落ち着き、暗部も暗くなって良い感じになったと思います。

 

宝箱の塗装

ドラゴンが抱えている宝箱は結構目立つ部分なので、何色にするか迷いましたが、パッケージの塗装見本に近い青系の色で、ドラゴンの羽の青色とバランスが取れるようにしました。

 

宝箱と金貨、宝石のミニチュア塗装
まずは宝箱の枠や鍵等の金属部分を「72057 ブライトブロンズ」で塗装。
金貨の金色と差別化でき、かつ高級感も出るよう、ブロンズで塗装しました。

 

宝箱と金貨のミニチュア塗装
73200 ウォッシュ セピア」を全体に流し込み、銅の赤みやギラつきを落ち着かせます。

 

宝箱と金貨のミニチュア塗装
銅が酸化して出る緑色の錆、緑青の表現をしました。
72414 エクスプレス カリビアンターコイズ」を「70596 グレーズメディウム」で薄め、錆が出そうな箇所にピンポイントで乗せました。

 

宝箱と金貨のミニチュア塗装
宝箱の木の部分をまずは「70898 ダークシーブルー」+「70925 ブルー」を1対2で混ぜて全体に塗装。

 

ミニチュア宝箱と金貨の塗装
宝箱の上面の光が当たる部分全体的に「70966 ターコイズ」を「70596 グレーズメディウム」で薄め、ハイライト塗装。
さらに木目の出っ張っている部分を目立たせる為、同じ色をドライブラシで塗装。

 

ドラゴネッツ宝箱の金貨と宝石塗装
そして「70901 パステルブルー」でさらにピンポイントでハイライト塗装。

 

ドラゴネッツ宝箱と金貨の塗装
塗るガレ ドラゴネッツ 宝箱と金貨の塗装
最後に「72087 インク バイオレット」で全体をウォッシングし、木目の溝の強調や色に統一感を持たせました。

 

ルビー風の宝石塗装(ジェムペイント版)

宝箱の下にある宝石はルビー風に赤~ピンクでグラデーション塗装。
このサイズだと3色ぐらいでも問題ないのでは、と思い今回は中間色はあまり作らず、少ない色数でグラデーションをかけてみました。

 

宝箱とドクロ、金貨のミニチュア塗装
全体を「70859 ブラックレッド」で塗装します。

 

宝箱と金貨、スカルのミニチュア塗装
明るい部分の下地が暗い色のままだと、発色しにくいので、先にホワイトを塗っておきます。

 

ドラゴネッツ宝飾品とミニチュア製作
その後、「72010 ブラッディレッド」、「72013 スクイッドピンク」を使ってグラデーションをかけました。
色の境界を「70596 グレーズメディウム」で薄めた塗料で何度も撫で、フィルタをかけるような感じでぼかしていくことにより、さっきよりは綺麗なグラデーションになった気がします。

 

宝箱、金貨、宝石、髑髏のミニチュア塗装
最後にエッジを「72001 デッドホワイト」で縁取り。
縁取りする前の方が良かったような気がしなくもない。

 

塗るガレ ドラゴネッツ ファフニール 宝物塗装
今回はここまでです!完成に近づいてきました。

ではまた!