坐骨神経痛のおっさんが夫婦で草津温泉へ!

その2・旅の行程
 

【草津温泉】一泊旅行 2024年5月19-20日

 

前回の記事はこちら>> その1・きっかけ

 

草津温泉湯畑

 

●旅の行程

夫婦二人旅「草津温泉」の思い出を綴っています。

 

今回は、その2・旅の行程です。

 

この回では、

  1. 旅行前の坐骨神経痛の状態
  2. 自宅から宿までの行程(ルート・道の駅の紹介)
をお話します。

 

1.旅行前の坐骨神経痛の状態

草津温泉には当初から車で行くと決めていました。

 

久しぶりの旅行なので、あちこち観光してから宿に到着したかったのですが、叶いませんでした。

 

梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)からくる「坐骨神経痛」が思うように回復しなかったからです。

 

長い時間(1時間が限度)座っていると、お尻がかったるくなって座っていられないのです。

 

かったるくなってから立ち上がると、今度は真っ直ぐの姿勢で歩けません。

 

腰が曲がったおじいさんの姿勢でしか歩くことができません。

 

20分くらいおじいさんの姿勢のまま歩き続けると、猫背な状態で歩けるようになります。

 

猫背の状態になるまでが結構つらいです。

 

歩みは遅く、右足は引きずるように(後ろから回すように)して前に出さないと歩けません。

 

また、車を運転するとペダル操作で足首が痛くなります。

 

坐骨神経痛の状態まとめ

  1. 長い時間座っていられない。
  2. 腰が曲がった姿勢でゆっくりとしか歩けない。
  3. 車の運転で足首が痛くなる。

これらの理由により、今回の旅行は車の運転を妻と交代し、休憩をはさみながら観光はせずに宿へ直行することにしました。

 

2.宿までの行程(ルート・道の駅の紹介)

5月19日日曜日、いよいよ宿に向けて出発です。

 

午前8時過ぎ、自宅を出発しました。

 

今回は観光抜きで宿に向かうので遅めの出発です。

 

事前に宿に連絡して、「チェックイン時間の14時前に到着したら宿の駐車場に停めていい」との許可をもらえました。

 

「早く到着したら荷物を宿に預けて、草津温泉の温泉街を散策したらいいよ」とのアドバイスも宿の方から頂きました。

 

今回はそのお言葉に甘える予定で出発しました。

 

 

・自宅から高坂サービスエリアへ(妻の運転)

 

自宅 ~ 圏央道 入間IC ~ 関越自動車道 高坂SAのルート。

 

車の量は多いものの高坂SAまでスムーズに行けました。

 

ここまで妻の運転です。

 

トイレ休憩(坐骨神経痛のため車とトイレの往復は腰の曲がったおじいさん歩き)の後、運転手交代で私が運転しました。

 

 

・高坂SAから駒寄パーキングエリア(私の運転)

 

関越自動車道をそのまま新潟方面に向けて走行。

 

この間もスムーズに走れました。

 

高坂SAから40分くらいでしょうか。

 

運転中、右足の足首に若干の痛みを感じはじめたので運転交代です。

 

ここでのトイレ休憩も、腰の曲がったおじいさん歩きでした。

 

 

・駒寄パーキングエリアから道の駅「おのこ」(妻の運転)

 

「おのこ」は、とても小さな道の駅でした。

 

ここまで渋滞もなく順調です。

 

少ない駐車スペースに国産の旧車が20台ほど集まっていました。

 

すべて群馬県内のナンバープレートで、地元の愛好家の皆さんだったようです。

 

「おのこ」でもやっぱり歩く姿勢は、腰の曲がったおじいさんでした。

 

地元の食材を販売するテントが出ていて、店員のお兄さんおススメの羊羹を2つ買いました。

 

「さつま芋の羊羹」と「柿の羊羹」で、それぞれ税込み500円でした。

 

自宅に帰って食べたところ、それなりに美味しかったです。

 

山梨県の和菓子屋さんが作っている羊羹で、「かわった羊羹をつくるので評判」と店員のお兄さんは言っていました。

 

栗羊羹やブルーベリーの羊羹もあったように記憶しています。

 

羊羹のレシートの時間を確認すると10時25分でした。

 

自宅から道の駅「おのこ」まで2時間ちょっとできました。

 

ここで運転を交代しました。

 

 

・道の駅「おのこ」から道の駅「八ッ場ふるさと館」(私の運転)

 

「八ッ場ふるさと館」は、めちゃくちゃ広い道の駅でした。

 

天気の良い日曜日の昼ということもあり、駐車している車の台数も、施設内の人の数もとても多かったです。

 

駐車場の隣に美しいダム湖があって、素晴らしい景観でした。

 

車で走行したら気持ち良さそうな大きな橋があり、ダム湖の対岸に渡れます。

 

八ッ場湖

 

景色を楽しんだあと、道の駅内の「ヤマザキYショップ」でおやつを買って食べました。

  • 特選豆いっぱい大福 160円
  • 特選豆いっぱいよもぎ大福 160円
  • 八ッ場ダムカレーパン 230円
大福は絶品でした。
 
レシートの時間をみると11時27分でした。
 
「おのこ」から1時間ほど、自宅からは3時間ほどで、ここまでこれたようです。
 
「足湯」の看板があったので見に行ってみました。
 
ダム湖を眺められる足湯で、20人ほどが一度に入れそうな大きさでした。
 
私は坐骨神経痛で座るのがおっくうだったので、入りませんでした。
 
このあと、早めの昼食をと思い、そばを食べるつもりでレストランに入店しました。
 
ですが、何度呼び鈴(ピンポーン!となるボタン)を押しても店員が注文を取りに来ないので、仕方なくそのまま出て来てしまいました。
 
道の駅を出る前に、農産物直売所で漬け物を買いました。
  • 野沢菜しぐれ 650円
  • 赤紫蘇ちびっこきゅうり 540円
  • 野沢菜漬 400円
このレシートの時間をみると(正確なのか分かりませんが)11時57分でした。
 
大福を食べてから30分も道の駅をウロウロしていたようです。
 
ずいぶん時間に余裕のある旅です。
 
【役に立った地図】
 
ヤマザキYショップ(入って右側のスペース)に、いくつかのパンフレットが置いてあって、その中の「群馬県吾妻広域マップ」が役に立ったので、ご紹介します。
 

群馬県吾妻広域マップ

 

 

 

この地図のいいところは、
「八ッ場ふるさと館」(現在地)から主要観光地までの時間距離が一目でわかることです。
 
たとえば、
  • 湯畑 車で30分
  • 草津白根山 車で50分
  • 万座温泉 車で60分
  • 碓氷軽井沢IC 車で70分
というように、おおよその到着目安が地図上で分かるのが良かったです。
 
カーナビだと目的地までの時間と距離しか分からない(近くにある面白そうなところを見つけられない、事前調査がすべてとなってしまう)ことが、旅行中は不満でした。
 
群馬県吾妻広域マップ」のように、周辺地域を俯瞰できる地図ってやっぱり好きです。
 
このような地図をみると、「近いからちょっとここ寄ってみようか」ってなるじゃないですか。
 
そんな旅も私は好きなんです(今回は坐骨神経痛で叶いませんでしたが・・・)。
 
 
・道の駅「八ッ場ふるさと館」からコンビニ(妻の運転)
 
「八ッ場ふるさと館」を出ると、川と山に挟まれた山里周辺にありがちな田舎道になりました。
 
道を間違えたり、くねくね道で運転がぎこちなくなったりしはじめたため、コンビニの駐車場で妻と運転を交代しました。
 
「八ッ場ふるさと館」から20分ほど走ったくらいだと思います。
 
 
・昼食 そば処 「水車小屋」(私の運転)
 
山道(急な坂道)がはじまるすぐ手前、大きな看板に「そば」の文字を見つけ、とっさにハンドルを右に切りました。
 
店の前、砂利道の駐車スペースに車を停め、田舎風な店構えのそば屋に入店しました。
 
暖簾をくぐると店内は薄暗く 床は土間でした。
 
趣きのある木のテーブルと椅子が目につきました。
 
手前のスペースの先、奥にもテーブル席や小上がりがありました。
 
私たちは奥のテーブル席を選びました。
 
周囲の壁には値段の書いていないお品書きがたくさん貼られています。
 
気になる品もあったのですが、金額が分からないので注文しづらくやめておきました。
 
メニューをみると各々のそばに、「手打ち」と「機械打ち」があり、数百円ほど値段が違っています。
 
「こんなお店、初めてだ」と思いながら、二人そろって手打ちそばを注文しました。
 
私は、舞茸手打ち天ざるそば 1,600円 を注文。
 
舞茸手打ち天ざるそば
 
妻は、手打ちざるそば 980円 を注文しました。
 
手打ちざるそば
 
「どっちか機械打ちを頼んだら、味の違いが分かったかもね」と妻が言い、そうすれば良かったと思いました。
 
味はまあまあの不思議な雰囲気の蕎麦屋さんでした。
 
レシートの時間をみると、0時45分でした。
 
ここから宿まで、私が運転して向かいました。
 
 
・草津温泉「ぬ志勇旅館」(私の運転)
 
13時20分に、草津温泉の「ぬ志勇旅館」に到着しました。
 

午前8時過ぎに自宅を出発しましたので、5時間20分ほどかかっての到着です。

 

坐骨神経痛にもかかわらず車を運転しましたが、疲れは感じませんでした。

 

ただ、座ってから立ち上がると「まっすぐ立てない」という姿勢の問題はそのままです。

 

「ぬ志勇旅館」のロケーションは、ホントに湯畑のすぐそばでした。

 

観光客がたくさん歩いているクネクネの細い道を、車でゆっくりと湯畑に向かって下っているときは「ホントにこのまま進んで大丈夫?」と心配になりました。

 

宿の人からは「光泉寺(こうせんじ)の石段を目標に車で来てください。

 

宿の駐車場はわかりにくいので、来た時にお教えします」と言われていました。

 

その通りに向かっていくと、問題なく到着できました。

 

よかったです。

 

到着後は、事前の確認とおり、宿に荷物を預け、駐車場の場所を示した地図を貰い、教えてもらったとおりに進んで車を停めてから湯畑の周りを散策しました。

 

・・・

 

この続きは「その3・ぬ志勇旅館」でお話します。