テーマ
美味しい珈琲を飲むには
珈琲の「コク」は、
種類によって変わるか?
より「コク」を感じる為には…。
コーヒーが大好きな皆さま方
こんにちは。 お元気にお過ごしですか。
現在、今季最も冷える時期を
迎えているのではないでしょうか?
皆さまどうか、
熱くて美味しい珈琲を召し上がって
心も体も上げていってくださいませ。
昨夜(今朝?)
かじかむ両手をこすり合わせながら
珈琲焙煎士になって初めて!
焙煎シーンを撮り、インスタリールに
投稿した。。。
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一です。
さて、今回は、
これって、もう草書なの?という感じの
流麗な美しい文字のお手紙をくださる
女性から頂戴したお便りをご紹介します。
前回に引き続き、珈琲のコクについて、
ご質問に回答させて戴いた内容となります。
どうぞ、ご覧くださいませ。
●大阪府泉佐野市 かずみ様 女性 60代
コーヒーの「コク」というのは
種類によって変わるのでしょうか?
また、より 「コク」を感じる為には、
濃くする方がよいのでしょうか?
今回、お便りをくださったかずみさんは
この方です。↓↓↓↓
大阪 泉佐野 ハンドメイドを楽しむ
Syuwarin(シュワリン)のKazumiさま
●フラットなクリスタルストーン♡
★山口からの回答メール
(部分抜粋)
(原文に少し加筆しています)
まず、はじめに、コーヒーの「コク」とは
なにか? ですが、
珈琲豆の中には、
(植物性の)油分が含まれています。
これは、珈琲オイルと呼ばれるもので、
珈琲エキスとも 表現されます。
この珈琲オイルが、美味しさの根源であり
コクを作っている部分でもあります。
大豆にも 胡麻にも 油分が含まれていて
(ごま油とか言いますね)
いわゆる、種子だから、その中に油がある
わけです。
珈琲豆は、コーヒーの木になる 実の中の
種子です。
つまり、種子の中にある油分が美味しい
コクを作っています。
珈琲豆は、同じ種類の珈琲豆であっても、
生産地の土壌の影響を 色濃く受けるため
それぞれの国名が冠された銘柄の珈琲豆
となることが多く、( コロンビアとか パナマ等 )
また実際に風味も変わります。
これらのことから考えて。。。
珈琲豆のコクは、
植物(生鮮食品)としての品種の違い
栽培された土壌(国土)の違いから、
銘柄が変われば、コクの傾向も変わるし
その程度も変わる ということになります。
もっと言えば…
珈琲焙煎の仕上がり具合でも変わります。
次に、
コクをより深く感じるための方法ですが、
おっしゃるように、濃い目に淹れると
珈琲オイルが多く抽出されるためコク深く
なります。
ただし、どの程度の深めが良いのか?
また、そのときの
コクの味わいは、どのようなものか?
これについては、
自分の好みや 飲みやすさに合うかを
試してみる必要があります。
実際に、様々な濃さを 試してみて。。。
「 この程度が自分にピッタリくる!」
という部分を、楽しみながら淹れて、
味わって戴けると幸甚です。
ありがとうございました。 山口耕一
関連記事
●珈琲のコクって、なんでしょう?
★このブログは
人気ブログランキングに登録しています。
美味しく 楽しく 興味深い お話を
語ってまいります。
下のリンクバナーをクリックしてください。
誠に ありがとうございます。
山口珈琲店
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一
山口珈琲店のホームページは、
こちらです。
http://www.yamaguchicoffee.com/
こちらです。 ↓↓↓↓
※本日の、おまけ
プチよもやま話
温水噴き出した!の巻き
山口耕一の珈琲焙煎は、
焙煎室の清掃から始まる。
毎回、焙煎する度、
室内はもとより
焙煎機に付随するすべての
パーツを美しくしてから
珈琲焙煎に取りかかります。
これは、
師匠からの教えではなく
以前、再春館製薬所がCMで
語っていた、
どんな部品も完璧に美しくして
からでないと、製造に入らない。
という所にいたく共感したからです。
そのため、パーツによっては、
暑くても寒くても、外へ出て
パーツを水洗いしたりします。
その日も、いつものように水洗い
していると… 顔に温かいミストの
ようなものが かかるので、
水道のホースにピンホールが開き
顔にかかっているのかな?
それにしても、なんか
ぬっくい なぁ~
(ぬくい、関西弁?温かいの意)
と、思っていたら、、、 なんと!
給湯器から、わずかに細く
噴き出している温水でした。
えらいこっちゃ! えらいこっちゃ!
だって今は、もう深夜です。
しかも今から
珈琲焙煎 しなきゃいけない。
自力で直すことも
業者を呼ぶこともできない。
致し方なく、「お湯漏れ」を
気にしながらも、
気持ちを入れ替えて、
珈琲焙煎に専念しました。
翌日、明るい所で見たら…
シュ~~~~ッ て
温かなミストが出続けていて、
辺り一面を濡らしていました。
速攻で関連業者さんに
連絡を取り、
なんとかその日のうちに
補修してもらいました。
もしあの夜、パーツを洗いに
外へ出ていなければ、
そのまま気づかず温水が
出続けていたかも知れません。
気づかせてくださった神々様と
再春館製薬所に、人知れず
感謝する山口でした。