テーマ
美味しい珈琲を飲むには


珈琲は、

淹れ方で味に差が出るのか?

 


さぁ~ いよいよ 8月が終わります。


明日から新学期というのは、遠い昔。
今は、もう給食も始まっているとか…


皆さま いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。


前の記事に、「涼しくなってきました」
と書いた翌日 暑くてまいった~~!


と思っている、こらえ性のない
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一です。

 

 

 


さて、お客さまから 頂戴するお便りや
アメブロの読者さまから 質問を受ける
内容に多いのは…


「珈琲を上手に淹れる方法を知りたい」
というものです。


そのお気持ち、とてもよく分かります。
今回は、その辺のことを語ってみます。

 


まず、
珈琲は、淹れ方で味に差が出るのか?
に対する答え。 はじめに、結論。


差が出るのか 出ないのか と言うと
差は出ます。

 


だったらやはり、

上手に淹れる方法が


重要になる、お考えになるのは、、、
残念ながら、少し違います。


以下、詳しく説明します。

 


まず、大前提として…
( ここ、スーパー重要・大事! )


そもそも、美味しい珈琲とは
淹れ方に関係なく おいしい~!
珈琲のことを指します。

 


次に、「淹れ方で味に差が出る」と
いう部分ですが、これには少しだけ
補足が必要です。


この場合の「差」とは、

風味の違いを意味します。


そう、美味しさの差ではないと言う
意味です。

 


コーヒーそのものは、基本的に
その珈琲豆 自体が持っている味に
ほぼ、すべての決定権を 有します。


つまり、(仮に)
どんなに下手に淹れても。。。


美味しい珈琲豆で淹れると
おいしいコーヒーになります。

 


要するに、


淹れ方が上手でも、そうでなくても、
上等なマシンでも、そうでなくても、


『珈琲豆』 そのものが美味しい珈琲豆
ならば、必ず 美味しく入ります。

( 本当の本当です! )

 


ただ、違うのは、


★珈琲豆( 質、焙煎、鮮度、粉の粗さ等 )
★お湯( 水質、温度、取り扱い等 )
★お湯を注ぐ量、注ぐスピード等
★使用する器具類


この組み合わせにより
できあがるコーヒーには、
あきらかな 風味の違いが生まれます。


ですが、これは、風味の違いであって
味そのものが、良い・良くないでは
ないのです。 おわかりでしょうか?

 


ぜったいに 美味しいことが間違いない
有名ブランドの 新米で炊いたご飯は、
本当においしいです!

 


その お米を


・普通の炊飯器で炊く


・高級な炊飯器で炊く
 

・ガス火の炊飯器で炊く
 

・土鍋で炊く
 

・大きなお釜で薪火で炊く
 

・飯ごうで焚き火で炊く

 


これ、どの方法で炊いたご飯も
みんな 間違いなく おいしいです!

 


でも、確かに、風味は変わります。


・甘みが増したり
 

・シャキッとしたり
 

・ふわぁ~としたり
 

・歯ごたえあったり
 

・香りが芳ばしい等


 

おいしいことに 変わりないものの
確かに風味は違うわけです。


珈琲豆にも、同じことが言えます。

 


今回の、最終結論…。


珈琲は、淹れ方で味に差は出るが、
それは、風味の違いであり
味の違いではない。


ここから導かれる 未来への希望。

 


淹れ方を探求するのは楽しいこと
ですが、


「美味しい珈琲豆の見つけ方」を
知ることこそ、


美味しい珈琲を飲みたい!という
欲求への近道となる。

 


コーヒーが大好きな あなたにも
淹れ方で、風味に違いこそあれ


必ず美味しい
間違いなく美味しい


そんな素晴らしい美味コーヒーを
楽しんでもらいたいです。


ありがとうございました。

 

 

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今日も 最後までお読みくださり

誠に ありがとうございます。


山口珈琲店

プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一

 

山口珈琲店のホームページは、

こちらです。

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