テーマ
美味しい珈琲を飲むには
なぜ、あのコーヒーを美味しいと言ったのか?
「 この前のコーヒー! 」
「 とても美味しかったよ 山口さん 」
これは、お得意さまの中でも
『 上 』 の付く お得意さまのお言葉です。
大変にありがたいことです。
私の作るコーヒーの味を 「 美味しかった 」 と
喜んで戴けることは。。。。
( 心より 感謝いたします )
今回のポイントは、
その次に おっしゃった部分です。
「 美味しいと思ったら… 」
「 あぁ キリマンジャロだったから 」
美味しいコーヒーを飲みたいと
思っておられる お方にとって
ここ、 とびきり重要な、
ポイントです。
キリマンジャロだったから
美味しかったのか?
それが、事実なら
『 ●●という銘柄だから 美味しい 』
ということが、成立してしまいます。
いえ、そうではありません。
有名な銘柄、 高級な銘柄なら、
必ず美味しいか? というと
残念ながら それは、違います。
いかに 有名でも
いかに 高級でも
それは、美味しさの理由にならないからです。
原料となる コーヒーの生豆が良い品なら
結果的に 価格は高めかも知れませんが
せっかくの良い豆でも
珈琲焙煎の仕上がりが 良くなければ
美味しいコーヒーにはなりません。
かりに、 とても良い仕上がりに
なっていたとしても
焙煎してから1ヶ月以上も経った
古い(腐っている)豆だったら
やはり美味しいコーヒーにはなりません。
山口珈琲店の
『 上 』 の付く お得意さまなら
かなりのコーヒー好き
かなりのコーヒー通です。
それほどのお方でも
つい 特級のキリマンジャロだったから
あれほど 美味しい味わいだったのかと
口にしてしまうところが…
人の意識の中にある
有名品だから 高級品だから美味しい
といった 落とし穴にはまりそうになる
ところです。
コーヒーは
『 良い生豆 』
『 良い焙煎 』
『 良い鮮度 』
この3つがそろって はじめて
美味しいコーヒーになります。
「 特級の キリマンジャロだったから 」
に、目が行きすぎた場合…
『 良い生豆 』のところだけ見てしまいます。
コーヒー豆を お買い求めになる際は、
3つの条件が そろっているか?
をチェックされることを おすすめします。
さすれば、百発百中で
美味しい珈琲を飲むことができます。
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今回 話題として取り上げさせて戴いた
お客さまの名誉のために 補足いたしますと
そのお方は、私の話す 珈琲の話に
十分に 耳を傾けてくださるお方です。
今回のことも
もちろん よくご存じのことでした。
( とても かなり 聡明なお方ですから )
それほどのお方でも つい口に出てしまう
その部分こそ
コーヒー好きなお方にとって
かなり役立つ ヒントがあるわけです。
●美味しい珈琲を飲む方法の 一つは
百発百中で、美味しい珈琲を見分ける
そんなコツを 身につけることです。
本日も 最後までお読みくださいまして
ありがとうございます。
山口珈琲店
プレミアム珈琲焙煎士 山口耕一
山口珈琲店のホームページは、
こちらです。
http://www.yamaguchicoffee.com/