宮部みゆき著『長い長い殺人』。

視点が面白い。語り部が登場人物が持つそれぞれの財布となっており、10個の財布が語る10人の物語という構成である。
ストーリー自体も面白かったが、実行犯がいまいち気に入らんのよね・・・

なにより一番驚いたのは、タイトルは実際の物語りにはまったく関係のないこと。
読んでる間も、どこが長い長いのだ?とずっと頭の隅に疑問がこびりついていたが、
後書きを読んでびっくり。全然関係がなかった・・・

【超主観的評価】
構成・・・4
読み応え・・・3
ストーリー・・・3.5
お勧め度・・・4

長い長い殺人 (光文社文庫プレミアム)/宮部 みゆき
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宮部みゆき著「火車」。

先日テレビ朝日でスペシャルドラマ版が放送されていた。
連続ドラマ以外で映像化された作品を先に見てからの小説は、初めての試みのような気がする。

たぶん小説を先にみてたら「面白くない」とか、「再現できなてない」とか、「キャスト」がなぁとか思うんだろうが、お陰でドラマを見てる最中はそのような感覚に苛まれずにすんだ。

逆に小説を読んだ際に若干の物足りなさを覚えてしまったのだが、これはきっと否めないことなのだろう・・・
ただテレビでよくわからなかった話の展開が、よく分かったような気はした。


火車から飛び乗った先がまた火の車・・・地獄だな・・・・

【超主観的評価】
読み応え・・・3
すっきり度・・・2
切ない度・・・2
お勧め度・・・2

火車 (新潮文庫)/宮部 みゆき
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ミー法 第6条

「蛇口及びハンドソープの操作は全て手の甲で行うべし」

手のひらは一日の間に汚れているから手を洗うのであって、おまえはその汚れた手で蛇口やらポンプに触る気なのか?とのことである。


いっそ手の甲で日常生活をすごし、手の平より甲のほうを汚してやろうかと、実に陳腐な抵抗心が芽生えるが、
ちょっと考えてみるだけでもそっちの方が大変そうなので、あっさりとその案はごみ箱行きとなる。