Talk'n Blues -5ページ目

産

月日歳月。
流れ流れて一年。
忘れようにも忘れられない一年間でした。
速いんだか、遅いんだか。

会えた事から始まった
離れた時から始まった
素晴らしき日々。

何があっても
何がなくても
輝いた。

あなたにとってもそうであってほしい、と私の願い。
たった一つ。
あなたはあなたを誇りに。

精一杯のありがとうと
目一杯のおめでとうを
あなたに。

おめでとう。

火

懐かしい人。
離れた人。

一度発生した縁はちょっとやそっとじゃ切れない

そう思ってはいたけど
今になってそれが真実であったと再確認。

不思議不可思議。
傾いでいった関係性でありながらも倒れたわけではなかった。
当たり前かもしれない事に
感動、驚愕さえおぼえる。

何かから逃げ回って
思い出の欠片を胸に抱いて三白眼がデフォルトになっていた。
切ないなんて言いながら涙を隠して睨み付けた。

割れた硝子。
歪んだ缶。
折れたナイフ。
どれも熱で直せたのに
心に灯った小さな火を自分で消してしまっていた。
錆び付き、傷だらけになり
蓋が取れても
オイルを入れたライターはもう一度火を点けてくれる。
焼き尽くす。
燃え広がれ。

途切れた歌は繋がった。
全てを包んでしまえるように。

望

一人が好き、
と大きな嘘を吐く。

笑顔のふりをして独り遊びに興じるがすぐに悲しくなる。
哀れな大根役者。
チープな芝居を誰に見せるわけでもなく続けてきた。
転がり続けたのではなく
堕ち続けただけ。

誰かとの通信を望んでも
私からの発信のみで
返信を待ち続け、またも三文芝居を演じて一日が終わる。

一人は寂しくて
不器用なふりをして
構って欲しいくせに対人関係には疎い様な真似を繰り返した。

なんの意味も持たない埃にまみれた嘘は、嘘の意義も持たない。
有意義な気がしているのは本人だけで他人から見たら無意味な戯言をブツブツと呟いているだけ。
誰も聞いていない。

ようやく自分が口に出していた言葉の意味を掴み、当然の如く存在する望みを見つけた。
希望は夢で
希望は欲で
叶えたいから
満たしたいから
人間で。

もう一人になりたくない。
発生し続ける孤独はごめんだ。

気が違いそうになる夜に。