贅肉をそぎ落とした日常~新島襄旧邸~。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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さて、哲学の道からず~っと丸太町通を西に向かいます、

寺町通を少し上った場所にある『新島襄旧邸』、

こちらが1日から5日まで特別公開されてたので。

普段はこうして、格子の間から覗き見ることしかできない。

改めて説明もいらないと思うけど、

新島襄氏が妻八重さんと一時暮らした家だね。

では早速入ってみます、

明治8年にここを仮校舎として講義を始めた、

いわば同志社発祥の地なのだそう。

外観もモダンだね。

 

さて、中に入ってみます、

台所、

総板張りで、当時としては画期的だったんだろうな、

こちらは井戸、

応接、

友人たちを呼んで、ここで語り合ってる姿が浮かぶね。

書斎の文机、

こちらもなんかリアルで、姿が目に浮かぶ感。

残念ながら2階は安全のために非公開なのだそう。

 

正直、そこらに溢れてる『豪邸』ってわけじゃないんだけど、

とても質素で、余計なものが何もない、って感じかな、

いわば、“贅肉”をそぎ落とした、ってところだろうか。

新しい教育に情熱を注いだ、

そんな新島氏の日常が目に浮かぶ様で、

周ってる裡に、数十年前に戻って、氏の創立の学校で、

その人となりにもっと触れて見たかったなぁ~、と、

果てぬ妄想に浸ったひと時だったのでした。