スターチャンネルの終焉 | 女装男子かなこのブログ

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ジャパネットホールディングスで放送事業を行なっているジャパネットブロードキャスティングは4月20日、東北新社と株式譲渡契約を締結し、スター・チャンネルの全株式を取得すると発表しました。


株式譲渡効力発生日は6月1日。


スターチャンネルはハリウッド映画からクラシック映画、日本未公開作品などを放送する、日本初の映画専門有料チャンネルです。


一方のジャパネットブロードキャスティングはBSにおいて、無料放送のBSJapanextを2022年3月27日に開局。


今年で3年目を迎え、「パネルクイズ アタック25 Next」の復活やゴルフの「PGAツアー」中継、旅番組などを放送しています。


今回の株式取得についてジャパネットブロードキャスティングは、「無料衛星放送と有料衛星放送の2チャンネル運営を通じてシナジーを生み出し、これまで以上に視聴者の皆様がワクワクするような放送局を目指す」としています。


スターチャンネルは、2024年5月31日をもって「スターチャンネル2」「スターチャンネル3」を終了し、スターチャンネル2と同内容を放送していたスカパー! 4K放送「スターチャンネル4K」も、3月31日で放送を終了しました。


6月1日からは現在の「スターチャンネル1」を新生「スターチャンネル」としてリニューアルしました。


以前のスターチャンネルは、3つの異なるチャンネルで映画やドラマを提供していました。


「スターチャンネル1」は主にハリウッドの新作映画や話題作を中心に放送し、「スターチャンネル2」は名作やクラシック映画、「スターチャンネル3」は吹き替えの作品を放送していました。


これにより、視聴者は多様なジャンルの映画およびドラマを楽しめるというのが、スターチャンネルの強みでした。


だが2024年6月から、1つのチャンネルに統合され、料金面でも変更が行われました。


リニューアル後の新しいスターチャンネルの料金は月額1,980円(税込)となり、これは以前の2,530円(税込)から500円程度値下げされました。


この値下げにより、視聴者はより手頃な価格でスターチャンネルの高品質なコンテンツを楽しむことができるようになりました。


というのが、2024年6月に行われたリニューアルの概要です。


では、なぜこのような再編が行われたのでしょうか。


一番の理由として考えられるのは、ジャパネットホールディングスが買収したことによるスターチャンネルのチャンネル数が減った理由を考えます。


スターチャンネルは、日本国内で広く知られる映画専門のプレミアムチャンネルであり、長年にわたり高品質な映画やドラマを提供してきました。


しかし最近、一部のスターチャンネルのチャンネルが終了するというニュースが報じられ、多くのユーザーが驚きと疑問を抱きました。


さらにジャパネットブロードキャスティングは、2025年1月にBS10chにチャンネルポジションを変更して、チャンネル名を“BSJapanext”から“BS10(ビーエステン)”にリニューアル。


衛星放送史上初となる同じ10ボタンポジションでの無料放送と有料放送のハイブリッド運営を行うというのです。


2025年1月以降、リモコンの"BS10"ボタンを押すと、まず無料放送が選局されその状態でリモコンの「∧(+)」ボタンを押すと有料放送のスターチャンネルに切り替わるというそうです。


番組表から「BS10スターch」を直接選ぶことも可能です。


リニューアル後の無料放送では、“スターチャンネル”への送客を促す編成に加え、「パネルクイズアタック25Next」の番組開始50年企画(地上波時代から通算)、バスケットボール中継やプロ野球中継などスポーツにも力を入れるというそうです。

一方のスターチャンネルは、日本語吹き替え比率を現在の30%から70%に高める計画で、視聴者から吹替で観たい映画や吹替してほしい声優を募集する企画なども始める予定です。


BSJapanextは2022年に開局。


通販番組に加え、2021年9月に地上波での放送を終了した人気クイズ番組「パネルクイズ アタック25」(1975~2021年、朝日放送)の後継番組となる「パネルクイズ アタック25Next」、NHKにて30年以上放送されてきた「PGAツアー」など、かつてスカパー!で無料放送されていたジャパネットチャンネルDX(2021年3月31日放送終了)と違い、通販番組のみならず多彩な番組を放送してきました。


しかし、BS263chは、一般的なテレビのリモコンにダイレクト選局ボタンが無く、このため「リモコンでザッピングいただける環境になく、EPG(電子番組表)を開いて選択することでしか視聴できないジレンマを抱えながら、開局からの2年間色々な施策を重ねてきた」(ジャパネットブロードキャスティングの佐藤崇充社長)というそうです。


BSのチャンネルポジション

1 NHK BS

2 NHK BS(予備)

3 NHK BS(予備)

4 BS日テレ

5 BS朝日

6 BS-TBS

7 BSテレ東

8 BSフジ

9 WOWOW(有料)

10 スターチャンネル(有料)

11 BS11イレブン

12 BS12トゥエルビ

231 放送大学

242 J SPORTS1(有料)

243 J SPORTS2(有料)

244 J SPORTS3(有料)

245 J SPORTS4(有料)

252 WOWOWプラス(有料)

255 日本映画専門チャンネル

256 ディズニーチャンネル

260 BS松竹東急

263 BSJapanext

265 BSよしもと



今回のチャンネル変更にあわせて、“BS10”及びスターチャンネルの2チャンネルともにチャンネルロゴを刷新します。


ジャパネットサイドとしては、チャンネル番号が大幅に小さくなりチャンネルを合わせてもらえる率がこれまでよりも高くなることで、より多くの視聴者の獲得に結び付けられるメリットがあるのでしょう。

スターチャンネルは、もともとスカパー!の前身であるアナログCS放送のスカイポートTV時代から放送が続く「24時間洋画専門チャンネル」として、国内の洋画ファンを唸らせてきました。


近年は、東北新社が権利を持つアニメのリピート放送もしていました。


今後、ケーブルテレビ局での対応も気になるところです。


BSJapanextを放送していないケーブルテレビ局も多く、私の加入しているJ:COMでもBSJapanextは放送されていません。


BS10スターチャンネル側でもジャパネット系の通販枠が設けられ洋画枠が削られたり、BSJapanextを放送していないケーブルテレビ局も多いことから最悪😖💦💨の場合はケーブルテレビで視聴不可のようなことになってしまうと、コアな洋画ファンの怒り💢を買うになりかねないのを危惧しています。