ロシア海軍 タランタルII改級(NATO code パウクII級)対潜コルベット
『ノヴォロシスク』※新ロシアという意
艤装部品も取り付けがほぼ終わったところまでが前回。
省略部品を自作してある程度再現してあげようと思います。
ようやく見つけた実艦の写真。
意外に暗いグレーです。
黒海艦隊からノヴォロシスク港所属の対潜哨戒艇として、今現在存続していますが、ここ数日のウクライナ軍のノヴォロシスク港への猛爆撃に、今のところ運よく回避できている様です。未だ撃沈の報告は入っていません。
この写真から判ることが沢山ありますので、参考にしていきたいと思います。
致命的なことは、甲板の塗装で、説明書にはデッキグリーンの指示。
作例もほぼ全てデッキグリーンです。
しかしながら実際の本艦は、デッキブラウン。時期によって塗装が異なるのはどの国も同じ。
やはりロシア海軍は謎が多いです。それにしてもレドームもジャーマングレーの様な指示でしたが、写真を見る限りでは、それって只の汚れて汚くなっているだけということも判ります。
1980年代に開発設計されて改修を繰り返し、今現在に至るまで現役の艦船ですが、相当に使い古されています。これがただの経年劣化によるものか、それともウクライナとの激戦を潜り抜けている証なのかは判りません。
いずれにしても現役で戦争している黒海にいる艦船なので、日本語は勿論英語での検索にもヒットしないので、ロシア語での検索でようやく少数が出てくるという状況。
民間船の様な塗装が施された同級。
魚雷発射管が撤去されているのが判ります。
Beregobay ohrana 何て読むのでしょう。アルファベットには置き換えできますが、これは難易度高い船名です。この何だかわからない船149は、写真が多く撮影されています。デッキがデッキグリーンです。
これはブルガル大ハーン国海軍の同級を更に改装したヴァージョン。
気流信号桁から延びる張線の謎が全て解けました。
中央4本は何と!手摺から直接伸びています。
キットの気流信号桁から延びる信号縄の取り付け場所が全然違う。
このような資料探索もモデリングの醍醐味。
WLシリーズの旧キット付属のゴミ探照灯。
これがちょうど良いサイズだったので、本艦の探照灯に使用します。
超絶集中力で鏡面と同じおわん型に丸く掘ります。直径1.6mm径ですから、実物としてはちょうど60cmほどのものになるでしょう。
これを本体色と同じ色で塗装し、鏡面内側はクロムシルバーで塗装します。
乾燥したらここに先般くり抜いたところを窓ガラスに出来る偉い高額なマイクロスーパークリアを載せます。
乾燥すると、高品質な模型探照灯の出来上がり。
取り付け位置はここ。
ロシア艦の色々と作って解る機能的な仕様に納得です。
その他には、1.8mm径の銅線を力で捻じ曲げ(握力無いと無理ですねぇ)、切り口は判らない様両側から押しつぶします。
そうするとこんな感じになります。
撒くときに利用した1.8mm径の金属用ドリル刃。
これを赤に塗り、取り付けますが・・・手摺に取り付けるのは映えない、というか、実感では紐で結んであるだけなので、船体側で取り付けてある箇所から選んで着けてみます。
こんな感じになりました。
兎に角2014年新規金型とは思えない酷いキットで塗装時に合わせ目が目立った艦橋前部など遣る瀬無い気持ちになります。
浮輪は着けて良かった。差し色になりました。
スクリュー軸とスクリューも塗ってます。
そういえば、この船には煙突かま見当たらないですね。何処から排煙しているのだろう❔
では。
お休みなさい😴💤
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