アメリカ陸軍 M4A3 E8 Sherman easy eight
第5機甲師団 1945年3月 ドイツ本土決戦
タミヤ1/48
「シャーマニアコンペ」は、プロモデラー大ちゃんさんの企画によりお送りしております。
戦車のキットは、パンツァー・ツヴァイでAFVデヴューしてから8輌目。
対空識別布(パネル)ではなくて・・・・
ログと言われたシャーマンの脇にぶら下がる木材。
ログハウスのログ(丸太)のことですね。
前回の記事で、成形炸薬弾(パンツァー・ファウスト)対策と断定したような表現をしてしまい、お叱りをうけました(間違えのご指摘は大歓迎です)。
脇にぶら下がる木材は、泥濘脱出用として支給されたものでした。
冬季から春にかけての対泥濘対策装備になるようです。
ここに検めて訂正をさせていただくこととし、ガセネタを振りまいてしまったこと、お詫びします。
ところでこのログですが、磁気吸着地雷予防には役にたったそうですが、成形炸薬弾(パンツァー・ファウスト)等には、事実上役に立たなかったというデータがあり、無いよりはマシ程度だったようです。
ブラッド・ピット主演の映画『フューリー』では、フューリー号がティーガーの88mm砲の直撃を至近距離から側面装甲に垂直に受けました(PzGr.39:徹甲榴弾)。
しかしそのログ(木材)が盾になって貫通を防いだシーンがあります。

距離にして約20~30mでの至近距離での直撃です。
これはどうしても考証上は考えられません。
シャーマンの薄い装甲側面(38.1mm)への被弾だと、ブラピは即死どころか戦車自体木っ端みじんだったのは間違えないでしょう。
ティーガーの徹甲弾の貫通力は100mでも垂直約160mm以上になるので、車輌自体真っ二つになるのが実際のところでしょう。ログ(丸太)では気休めにもなりません。
因みにこのシーンで使用されたティーガーは、アフリカ戦線でロイヤルアーミーにほぼ無傷で鹵獲されたボービントン博物館所蔵の本物の131号車で、つい最近までティーガー戦車唯一の動態保存車輌でした(今は初期・中期・後期と様々な車輌が動態保存にレストアされています)。

131号(初期型)
312号(中期型)
222号(後期型)
そして、フューリー号も、同じくボービントン博物館所蔵の本物の動態保存車輌ですが、イージーエイトではありません。

それぞれ、博物館の正規展示品ですから映画はイギリス(GB)で撮影されたのですかね。
疑問はさておき、結構苦労したログ(丸太)材料の収集。
GW最終日に夕方からパグ🐶ちゃん連れていつものコースではない、山の中へ突入。
熊🐻は出ないでしょうが、結構凶暴な赤キツネや、怖いアライグマは居ます。
パグ🐶ちゃんいなかったら不審者ですね(笑)
でもそこで拾った木、と言いたかったところですが、適切なものが本当にありませんでした(笑)
結果、灯台下暗し。庭のサツキ(これもよく剪定するのでガタガタばかり)の真っすぐな枝を苦労して選んで理想のものを見つけ出しました。
これを裁縫用の黒い糸で結んでいきます。
如何でしょうか。

見事なロープでのログ固定に見えるではありませんか!
これにてやっとシャーマン本体は完成です。
完成画像は冬季装備のGI完成の際に、公開させていただきます。
そして再現車輌のモデルをどうするか、という重要な未解決事項があります。
製作当初からフューリー号を意識して第5機甲師団の所属車輌として参りましたが、フューリー号はイージーエイトではありませんし、冬季装備のGI3名を随行させる予定で進行しています。
更に、ログが春季の泥濘期に入る時期限定であることから、1945年2月~3月と再現時期が特定されてしまいます。
更にVVSS垂直渦巻サスペンションの車輌だと様々な部隊を想定できるのですが、戦場に1945年1月に初登場したイージーエイトはHVSS水平懸架サスペンションが特徴ですから、配備された部隊も限定的になってしまいます。

更に★を描かなかった最前線の部隊となると、ほぼ特定されることとなり、第11機甲師団第4戦車大隊や、第22戦車大隊の車輌となります。
バルジの戦いのクライマックスからドイツ国内への進撃開始フェーズで活躍する大戦末期中期のイージーエイトと断定される訳です。
実際の第11機甲師団のイージーエイトの写真を見てみると、HVSSで★が無いことが確認できます。
この時期の車輌の殆どに、全面に木製の板が渡してあり、物置になっています。レーション紙箱や予備ホイールが置かれている写真が多いです。
ここで自分自身で突っ込む様で恐縮ですが、この履帯は何だ?
キットの履帯と全く異なります。

また別の謎が深まってしまいます。
単刀直入に申しますと、キット附属の履帯は大変珍しいレアなものとのことです。T66全金属製・鋳造・シングルピン式という履帯なのだそうで、イージーエイトの極初期型のエクステンション機能付のようです。

T66には量産型もありますが、著名なのはT80(全鋼製ダブルピン式)で、更に後世にはT84(ゴムパッド付)も出現しますが、概ねイージーエイトはT80だったと考えて差し支えないでしょう。
そうすると、1945年2月~3月に前戦にあった車輌は、極初期型で間違えなく、履帯の形状も逆にタミヤのものでなければなりません。

たまたまの産物。
これで、冬季装備ではないGIが随行していたら、一発アウトでした。
その後順次送られてくる新品の車輌にはT66量産型や、T80に置き換わっていったので、写真の様な1945年3~4月のイージーエイトは、タミヤのキットでは再現できない、ということになります。
危うく嘘になる所で危なかった(笑)
そして、この模型でも表現しておりますが、一部のジェリカンのX印の窪みを「白」でペイントしています。

ずっと何故だろうと思っていて、仮説を建てたのですが、それが正解でした(笑)
白ペイントされているものの中身は真水です。しかも一番とり易い位置で後方に置かれる場合が多かった様です。

基本的にジェリカンの中身はガソリンやラジエーターオイルなど様々ですが、「水」、が一瞬で判断できないと、負傷兵の発生時が夜などだと手遅れになる場合があります。
命を繋ぐ現場の工夫だった、ということを知った時は過酷な戦場での人々の智恵を感じました。
この他にも取っ手を白く塗ったり、ジェリカン自体をデザートイエローなど別色で塗ったりしたようですが、X窪みを白ペイントするのが夜間での判別にも役立ち、事実上メジャーだったそうです。
とても興味深いですね。
本日の作業は丸太を取り付けただけでおしまい、だと終わらないので、GIの塗装も進めております。

ベースとかどうしよう・・・・
ビネットにするつもりなかったのに。
最後は張り逃げ。
3突、4突
3突?
パンツァー4
38T
38T
38Tヘッツァーいっぱい。1台くらい欲しい。スピードが早いです。
クーベル・ヴァーゲン 幌付きだ!
シュビム・ヴァーゲン 幌付きだ!
ナースホルン?
パンツァー6ティーガー1後期型
タレットの丸い箇所にはツィンメリット・コーテングは無い様です。
それとピッチの無いツィンメリット・コーテングも興味深いですね。
ウィーという電気音で旋回するタレット。これ回さないとエンジンカバーが開かない。
3突?
普通の道をトレーラがパンツァー6ティーガー1中期生産型を載せて走ってる。
はみ出てますね。
びっくりするだろうな・・・
ティーガー中期生産型
トリンリさん仰せの通りケーニヒスより威圧感が半端ないですね。
中期生産型312のタレットに残る被弾痕
知りませんでしたがエンジングリルは波打ってます・・・
これでバーベキューできますね。
ケーニヒス・ティーガー300
これが7.7mm対戦車ライフルでも乗員が死傷するケーニヒス・ティーガーの粗悪な鋳造。
貫通はしないけど内側剥離破片が乗員を傷つけてヤバイことになるそうだ。
日本もそうでしたが、ドイツも末期の兵器は粗悪品ばかりだったようです。
ケーニヒス・ティーガーの車載旋回機関銃にはツィンメリット・コーテングが施されているの知りませんでした。
この形の戦車の名前が判りません。
ルノー?まさか1号戦車?
では。
お休みなさい😴💤




































































