駆逐艦『磯風』1945年 レストア(リハビリ開始) | Model world

Model world

素晴らしい模型の世界に魅せられました。

タカラ スナップフィットキット

1/700 帝國海軍甲型駆逐艦『磯風』1945年4月

 

ゴジラ-1.0に同じ陽炎型の雪風が登場したことで、劇中のシーンを再現されておられる方が多くなってきました。

 

私は私で史実で行きますキョロキョロ

前回は艦橋窓枠モールドの切除、ハルの接着、艦尾の整形、後檣を真鍮線をハンダ付で主要な形を整えました。

 

陽炎型駆逐艦は様々なメーカーから発売されていますが、タカラの形状が一番良いと思います。

1945年10月(8月15日は停戦)時点の帝國海軍駆逐艦残存艦艇は、41隻でした。

 

天1号作戦時には、陽炎型(陽炎改型(夕雲型))の残存艦艇が出撃しています。

 

・磯風

・濱風

・雪風

・朝霜

 

この内最も対空武装が強力なものは、濱風でした。

次いで磯風、雪風、朝霜、となっていきます。

生き残ったのはご承知の通り、雪風のみでした。

 

既にご紹介の通り、帝國海軍の戦闘詳報はいくつか手に入れていますが、後日伝聞の記録に留まる為全く役に立ちません。

 

特に大和と矢矧の記録がいい加減すぎです。

 

後年空想小説として執筆した吉田満の『戦艦大和の最期』は、事実と異なる記載が多いことが判っています。著名な燃料片道分という大嘘は、この本の影響が大です。

 

左舷だけを集中的に狙われたこと、及び被弾、被雷数の違いなど、事実と異なると思われることが残念ながら通説です。

 

矢矧に至っては記録上艦載機が本土帰還したことになっていますが、大和ミュージアムで機関停止後に至近弾を浴びる矢矧の写真に、吹き飛んだ艦載機の翼の一部が艦後方に映っちゃっていたり。

 

本ブログ初登場で綿密に通説通りで再現している4月6日のウォーターラインの矢矧。

艦橋両脇のボーダビッドにカッターがあった無かった論争ってどうなんでしょう。

単装AAGも鎖錨甲板上にもあったとか無かったとか。

 

どなたか一度何が正確なのか、まとめて欲しいと願う他力な私でした口笛

 

 

さて。

本日から左手のリハビリが始まりました。

今までで一番痛いですチーン

 

兎に角動かない、曲がらない、突っ張る。

 

傷などの完治は3か月ですが、元通りに動かせるようになるのは5~6か月かかるのだそうで、完治率は60%。

 

50歳以上のほとんどの方は元に戻らず、12~13等級の障害が残るそうです。

 

えっ❓

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

そうなんだ・・・

もう無理は出来ないかも知れませんね。

 

では。

お休みなさい😴💤

 

 

 

天一号作戦(星一号作戦)

帝國海軍 最期の艦隊編成:

 海防艦『志賀』

 海防艦『第194号』

 

 駆逐艦『潮』

 駆逐艦『響』

 

 駆逐艦『朝霜』撃沈

 

 駆逐艦『磯風』自沈処分

 

 

 駆逐艦『濱風』撃沈

 

 

 駆逐艦『雪風』

 

 駆逐艦『冬月』

 駆逐艦『涼月』中破

 

 駆逐艦『霞』撃沈

 

 駆逐艦『初霜』

 

 軽巡洋艦『矢矧』撃沈

 

 

 戦艦『大和』撃沈